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世界一周航空券を使った旅行をしてみたいシニア
「世界一周旅行」は若者が1年や2年かけて達成するというイメージがありますが、決して若者だけのものではありません。時間に余裕があり体力も十分残っているアクティブ・シニアでも「世界一周航空券」を使い倒せば超お得に世界一周旅行が可能になります。
この記事では実際に世界一周航空券を使って、どのように計画し、どう旅行をしたか具体的に解説します。「世界一周航空券」による旅行を計画されている方々の参考となれば幸いです。
今回の世界一周旅行は当記事(総合編)と以下の5編+1に区分されます。各編についての詳細は別途の記事として掲載します。
1.メキシコ編(プラヤ・デル・カルメン、メキシコシティー)
2.ペルー編(アマゾン川、クスコ・マチュピチュ、リマ)
3.スペイン編(バルセロナ、カミーノ巡礼)
4.イスタンブール・セブ編
5.インド編(リシュケシュ、仏教の聖地巡り)
6.世界一周旅行 プランニング・テクニック(実践編)
世界一周旅行の概要

(今回の世界一周航空券のルート図)
もうすぐ70歳なのに世界一周旅行なんて可能だろうか?
そう考えたときシニアにとって可能性のある方法は、
(1)世界一周クルーズ船による旅
(2)世界一周航空券を使った個人旅行
のいずれかが現実的だと考えられます。金銭的に十分余裕があり奥さんと2人でまったり旅行するなら「世界一周クルーズ船」が良いと思います。しかし、行きたい場所が複数あり単独旅行なら「世界一周航空券」を使った個人旅行一択でしょう。
以下は私が世界一周航空券を使って個人旅行をした記録です。この記事では私の世界一周旅行の全体概要を記載します。ご参考になれば幸いです。
今回の世界一周旅行の概要
私が今回旅行した世界一周ルートの概要を以下の記載します。
世界一周航空券は東京発着で5大陸を周遊するものです(北米、中米、南米、欧州/中東、アジア)。目的地が世界一周航空券の到着地から離れている場合は、ローカル航空便や鉄道・バス等を使って目的地へ到達しています。
なお、私は JAL派なので、ワンワールドの世界一周航空券(ビジネス)を利用しました
・旅行期間
2026年1月17日(木)~3月28日(土) のべ71日間
・訪問国一覧(入国した国) 10ヵ国
アメリカ合衆国(トランジットなのに入国必須)
メキシコ
ペルー
コロンビア
ブラジル
スペイン
トルコ
フィリピン
インド
ネパール
※カタール(トランジットのみ)
・ビザ等の取得国
アメリカ合衆国(ESTA)
インド eVISA (5年有効)
ネパール(15日間有効ビザ、スノウリ国境で取得)
旅程と訪問地(太字は世界一周航空券のフライト)
1月17日(木)東京(出発地)→ダラス→メキシコシティー
(国内線 メキシコシティー⇔カンクン)
訪問地:プラヤ・デル・カメルン
訪問地:メキシコシティー
1月23日(金)メキシコシティー→フロリダ→リマ
(国内線 リマ→クスコ→イキトス→リマ)
訪問地:クスコ、マチュピチュ
訪問地:イキトス他(コロンビア、ブラジル)
2月6日(金) リマ→フロリダ→マドリッド
(鉄道 マドリッド→バルセロナ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ→マドリッド、 国内線 バルセロナ→サンチャゴ・デ・コンポステーラ)
訪問地:バルセロナ
訪問地:フェロール~サンチャゴ・デ・コンポステーラ(巡礼路)
2月20日(金)マドリッド→ロンドン→イスタンブール
訪問地:イスタンブール
2月23日(月)イスタンブール→ドーハ→マニラ
(国内線 マニラ⇔セブ)
訪問地:セブ(自宅)
3月6日(金)マニラ→クアラルンプール→デリー
(鉄道:6回、長・短距離バス:多数利用)
訪問地:リシュケシュ
訪問地:仏教の聖地(6箇所)+バラーナシー
3月28日(土)デリー→東京
終着地点:東京
※トータル 22フライト
世界一周航空券:13フライト、国内線:9フライト
「世界一周航空券」とは(ご参考)
ご参考として「世界一周航空券」の概要を記載します。詳細は今後記載予定の「世界一周旅行 プランニング・テクニック(実践編)」を参照ください。
世界一周航空券の特徴
世界一周航空券(RWT)とは、航空会社アライアンス(ワンワールドやスターアライアンスなど)が提供する、出発地から地球を1周して元の国に戻る複数区間の航空券をセットにしたものです。
太平洋と大西洋を各1回超え、同じ方向へ移動し、一般的に1年以内で最大16区間まで利用可能。別々に予約するよりお得になるケースが多く、ビジネス・ファーストクラスの利用にも適しています。
世界一周航空券の値段(参考価格)2026年5月時点
ワンワールドの場合の概算は以下のとおり(サーチャージ含む)
エコノミークラス 5大陸 約 46万円
ビジネスクラス 5大陸 約108万円
ただし、最近の燃料価格高騰で価格が改訂されている可能性が高いです。最新の価格はご自分でご確認ください。あくまで参考です。
世界一周航空券を利用するメリット・デメリット
世界一周航空券は非常に使いでのあるチケットですが、使い倒そうとしたら難易度が高いかもしれません。自分で旅の詳細ルートを決め、現地の交通機関を使い倒し、トラブルにも臨機応変に対応できる旅の力量が必要と思われます。
【メリット】
・行きたい場所が複数ある場合はトータルで安くなる(圧倒的に安い)
・旅程の自由度が非常に高い(行きたいところに行ける)
・最長1年間の旅行ができる。一箇所に長期滞在が可能となる。
※ただし、予約の場合は330日より先の予約はできない(システムの制約)
【デメリットおよび注意点】
・既成のツアーとかは無いため、完全な個人旅行となる(助ける人はいない)
※旅行会社の「世界一周堂」はプランニングの請負を有料でしている(約16万円?)
・一般的に長期間の旅行となるため体力的な負荷が大きい
・多数の訪問地を回ると事前の調査負荷が大、また多数の訪問地にその都度慣れるためのストレスが大きい
・シニアにとってはビジネスクラス利用が必須であり価格が高くつく
→長距離移動は夜間が多い 眠れる座席が必須
ラウンジが使える、優先搭乗、国によってはイミグレでファストパスがある
機内食の質が高く何事もストレスが少ない
・長期間旅行するということは、宿泊費・食費も嵩むということ
・路線が無い場合は拠点の空港から先は自分で手配が必要
→ローカル航空券、鉄道・バスなどは別途自分で手配が必要
・陸路(オープンジョー)の場合も一区間とカウントされる(距離も)
旅の目的と訪問地の選定

(アマゾン河畔のバーで本場の”コロナ”を堪能)
私の今回の旅の目的は
ことでした。
しかし南米を往復するだけでは面白くないので、世界一周ルートを使って今まで行きたいと思っていたところを回るようにしたものです。主な訪問地は以下の通り。
アマゾン川下り(イキトス(ペルー)~レティシア(コロンビア))
今回の第一の目的は「アマゾン川をハンモック船で川下りする」ことでした。
これは私の「バケットリスト100」の中の一項目で、コロナ前からやってみたい事の筆頭でした。出発点はペルーのイキトスと決めており、終点はペルー、コロンビア、ブラジルが国境を接する「スリーフロンティア」としました。

(写真 アマゾン河畔のイキトスの風景)
マチュピチュ、クスコ(ペルー)
折角ペルーに行くのなら「天空都市 マチュピチュ」にも寄ってみようか!という安直な発想から決めました。マチュピチュへ行く拠点となる「クスコ」も訪問することに。クスコは標高3,300mとかなりの高地で息が切れてビックりしました。

(写真 マチュピチュ)
プラヤ・デル・カルメン(メキシコ)
ペルーまで行くのなら途中メキシコによれるんじゃね?ということで、世界的に有名なダイビングスポット「セノーテ」、カリブ海の「コスメル」に行くことにしました。潜ってみて世界的に有名な理由がよくわかりました。

(写真 セノーテ:エントリー地点)
メキシコシティー
予備日としてメキシコシティーで2泊を予定していました。時間が余ったので「太陽のピラミッド」を訪問、意外によかったです。また、ついでに国立博物館にも立ち寄りました。メキシコシティーは地下鉄が一律の値段なのでたくさん乗りました。さすがに本場のタコスは美味しかったです。

(写真 太陽のピラミッド)
バルセロナ
ペルーのリマまでの航空券だけでもかなりの高額になるので、それならいっそ世界一周航空券にしてしまえ!と決断し、ヨーロッパやアジアも訪問することにしました。
まず最初に浮かんだのは、バルセロナのサグラダファミリア。今年(2026年)完成ということなので混雑する前に行っておこうと考えました。実際見てみるとやはり異様でした。塔を登るエレベーターの待ち時間が長く寒くて大変でした。

(写真 サグラダファミリア)
カミーノ巡礼・イギリス人の道
折角スペインに来たからには「カミーノ巡礼」でしょ。
私は2017年に「ポルトガル人の道」を歩いて巡礼証明書をゲットしています。今回は「イギリス人の道」で2枚目の巡礼証明書をゲットしました。ルートはフェロールという街からサンチャゴ・デ・コンポステーラまでの113kmです。予定通り5泊6日で歩きました。
しかし、季節が最悪で連日の暴風雨に苛まれ大変な目に会いました。でも最終的に踏破できたので良しとしましょう。

(写真 イギリス人の道 海沿いの巡礼路)
イスタンブール
サバサンドを食べてみたい!という単純な発想から決めました。
特に「ブルーモスク」を見てみたいとかトルコ料理を堪能したいとかいう欲求はさらさらありませんでした。でもイスタンブールの歴史地区をくまなく歩けたので満足です。

(写真 サバサンド屋のオヤジ。裏がサバサンド船)
セブ
旅行自体が長期間になるので、途中セブの自宅で休憩することにしました。(現在私はセブを主な生活拠点としています)
9日間セブに滞在して英気を養い、後半戦のインドへ旅立ちました。

(写真 自宅コンドミニアムのプール)
リシュケシュでヨガ
リシュケシュのアーシュラム(道場)で本格的なヨガを修行するのがバケットリストの1項目でした。なので20年ぶりにリシュケシュを訪れ念願のヨガ(ビギナーズ・コース 1週間)を受講しました。フィジカル・ヨガだけでなく、精神面のメディテーションもありとても有意義でした。

(写真 修行したアーシュラム)
仏教の聖地巡礼
これもバケット・リストにある1項目です。
私は特定の仏教宗派に属するものではありませんが、釈迦の仏教(阿含経)には深い関心があります。阿含経に関してはとても良いYouTube講義があるのでそれを参考に勉強していました。そしていつか聖地巡礼をしたいと考えるようになっていました。個人での訪問は結構大変でしたが、今回実現できて満足です。(ほとんどの仏教徒は観光バスで回っている。ご利益は少ないぞ!法顕や玄奘は歩いて聖地巡礼している)
ただ、一部の聖地に関しては観光地化が激しく、聖地と言うには俗っぽすぎてちょっと残念だったことは否めません。でもとても感慨深い聖地もあり良かったと思います。
ちなみに訪問した聖地は以下の通り。
・ルンピニー(釈迦の生誕地)
・ブッダガヤ(悟りを開いた地)
・サールナート(初転法輪の地)
・クシナガラ(釈迦の入滅の地)
・祇園精舎(釈迦が長く逗留した地。もちろん鐘を鳴らした)・舎衛城
・王舎城:今のラージギル(霊鷲山、竹林精舎、第一結集の洞窟、ナーランダ寺院)

(写真 お釈迦様が修行した霊鷲山)
かかった費用

(メキシコシティーの博物館所蔵の偶像)
今回の旅行でかかった費用は 1,801,039円(概算)
ビジネスクラスを利用した世界一周旅行71日間でこの金額はかなり安くあがったのではないかと思います。昔からの貧乏旅行の癖が抜けないようです。内訳の概要は以下の通りです。
世界一周航空券(ビジネス) 1,108,109円(含む、変更料 19,700円)
ローカル航空券(9フライト) 77,605円
船(アマゾン川x2) 7,452円(81sol x2)食事つき
スペインの高速鉄道 13,886円(高速鉄道x2)
メキシコの宿・食・交通費 85,817円(ホテル代が高い)
ペルーの宿・食・交通費 61,600円
スペインの宿・食・交通費 150,904円(食事・ホテル代が高い)
イスタンブールの宿食交通費 22,472円
インドの宿・食・交通費 69,905円
セブの交通費(Grab, Taxi) 1,350円(滞在中の食事代は含まない)
日本国内交通費・食費 3,000円
マチュピチュ・ツアー代 55,198円
ヨガ修行費(宿・食費込み) 43,200円(3,000Rp x8日)
ダイビング代 56,880円(360 US$)
海外携帯代金(povo.) 11,560円
ESTA(40US$) 6,448円(カード引き落とし)
インド eVISA(20US$) 4,203円(カード引き落とし)
ネパールビザ(30US$) 4,650円
サグラダファミリアの入場券 5,600円(28€)
太陽の塔入場券 2,100円(210 Mexico Peso)
メキシコの博物館入場券 2,100円(210 Mexico Peso)
セノーテ写真代 6,600円(660Mexico Peso)
クレデンシャル購入費 400円(2€)
高くついた費用
1.世界一周航空券
トランジットだけのアメリカが北米大陸とカウントされて、5大陸換算となってしまった。何か工夫する点があったようにも思うのだが。
世界一周航空券を購入後、東京→メキシコシティ間のフライトで、米国内の乗換時間が2時間を切っていることが後で判明し、行程を変更したら変更料「19,700円」を徴収された。発券後の変更が無いよう注意したい。
2.マチュピチュ弾丸ツアー
日帰り(約16時間)で約 55,000円とかなり割高。
自分で手配すれば半額くらいで出来たかもしれないが、さすがに手間と確実性の観点から現地ツアーを選択した。仕方のない選択だと考える。
3.ヨーロッパの物価高
スペインでもバルセロナ、マドリッドは物価が超高い。
バルセロナの宿は費用を抑えるため狭いB&Bに宿泊したが、1泊あたり 12,000円で泣いた。マドリッドも高くて狭いHotelを予約していたが、宿側から強制キャンセルされた。仕方ないのでサンチャゴ・デ・コンポステーラで宿泊したら多少安くついた。
また、ちゃんとした食事は法外に高い。夕食は15~20ユーロが当たり前。
どうしてもラーメンが食べたくなり13ユーロを払って食べた(約 2,500円)。日本で食べたら 7~800円位の代物だが仕方ない。マクドナルドなどもセットは10ユーロくらいが普通だ。
4.ダイビング費用
4本潜って US360ドル(約56,000円)。器材フルレンタル(除くダイブコンピューター)。
セブでボートダイビングをする値段の倍以上だ。顧客がアメリカ人が主体なので仕方ない。プラヤ・デル・カルメンの物価も想像以上だった。
安く済んだ費用
1.公共の宿の利用(スペイン)
カミーノ巡礼中の宿はできるだけ「アルベルゲ」(公設の宿)を利用した(シュラフが必須)。現在アルベルゲは1泊10ユーロで激安。だが半分の3箇所が閉まっていて飛び込みで民間ホテルに宿泊した。
2.夜行便、夜行列車で宿代を浮かす
世界一周航空券の長距離フライトはほとんど夜行便。なのでビジネスクラスのフルフラット座席でゆったり睡眠することで宿泊費を浮かした。またインドの夜行寝台列車を長距離移動の主軸とした。
また、フライト時間の関係で、リマ(出発時間が早朝)とイスタンブール(深夜2時到着)では空港で夜明かしした。若くないので野宿はちょっとこたえた。
3、食事の簡素化
特にヨーロッパではレストランが激高。そこでバゲットにチーズを挟んだもので朝食、昼食とすることが多かった。夜はバルでタパスがあればビールやワインと一緒に軽く食べて済ませた。安い食堂が無いのは非常に辛い。
南米やインドは安食堂がたくさんあったので問題なし。特にペルーでは市場に併設された食堂が安くて美味しかった。
4、公共交通機関の積極利用
タクシーやUberなどは極力使わず(インドは安いので利用したが)、公共の電車・地下鉄、バスなどを積極活用した。ただ、インドなどの地方のバスはある程度の人数が揃わないと出発しないので、余裕のある行程を組む必要がある。
南米やインドの僻地での足はリキシャーしかない場合が多いのだが、相場を事前に確認し大きくボッタクられないよう気を付けた。例えば複数の運転手に聞いてみるとか、流しのリキシャ-を捕まえるとかいろいろ工夫した。
5.ビジネスクラスの食事、空港ラウンジでの食事
栄養補給の場として重宝した。できるだけ肉主体で野菜も取るよう心掛けた。ときにはラウンジで食べ過ぎて機内の食事を食べるのに苦しむこともあった。贅沢な悩みだ。ちなみに機内食はどこの航空会社でもあまり美味しくなかった(残念)。
トラブルと反省点

(ガンガーのほとりで修行する”サドゥー(修行者)”)
長期間の旅行でしたがトラブルは思ったほどありませんでした。ほぼ想定どおりに旅行ができたのかなぁと思っています。もちろん反省点はたくさんあります。次回があれば生かしたいです。
主なトラブル
1.インドの予約済夜行列車に乗り遅れた件
ある地方都市で深夜に乗車する寝台列車に乗り遅れた。まったく私の勘違いで、列車の到着するプラットホームを間違えたのだ。時間が来ても列車の到着する気配がなくずっと待っていたのだが、別のホームから既に発車していた。電光掲示板が夜中に消灯されて正しいプラットホームがわからなかったのが敗因。私がGoogle Mapの間違った列車情報を信じたのがバカだった(ホームの変更があったらしい)。
結局別の同方向に行く列車に勝手に乗り込み目的地まで行くことに。検札がきたらどうしようとビクビクしていたが、検札はなかった。
2.イスタンブールの地下鉄詐欺事件
空港からの乗換駅で(いったん外に出る)、私を含む外国人が現地の若い人達から声をかけられた。彼らが言うには「機械でチェックを受けないとこれから先には乗れなくなる」とのこと。前の人がやっていたので私もやってもらったのだが、イマイチ怪しいので途中で止めさせた(クレカもチェックするということで)。あとでチェックすると4,000円くらい余計にカード課金されていた。未だにどういう手を使ったのか分からない。ろくでもない奴らが多い!
3.イスタンブール空港で仮眠していたらたたき出された件
イスタンブールに深夜2時に到着したので、出発フロアの仮眠エリアで寝ていた。朝6時頃に係員が見回りに来てチケットを検閲しだした。私が出発でないとわかると「出ていけ!」と追い出された。
しかし、出発フロアから地下鉄に通じる地上階になかなか降りられず大変な目にあった。
4.インドでのローカル・バスに乗りすぎて血尿が出た件
ネパールのルンピニー(釈迦の生誕地)を早朝出発して一気にスノウり国境を越え、最寄りの鉄道の街:ゴーラクプルまで行った(リキシャ-とローカルバスを複数乗り継いだ)。よせばいいのにその足で入滅の地:スリナガルまでローカルバスで往復した。そうしたら夜中に宿で血尿が出てビックリ。極度の脱水症状が原因らしい。歳を取るとのどの渇きに疎くなるようなので気を付けたい。
5.リシュケシュで肉料理を頼んだら怒られた件
リシュケシュに到着した最初の日の夜、宿の近くの食堂に入ってメニューを見ていたら「ビリヤニ」という文字が目についた。そこでいつも食べる「チキンビリヤニ!」と注文したら、「ここはベジ食堂だからそんなのあるわけないだろう!」と怒られた。
そう、リシュケシュは酒と肉は禁止の聖地だったことを忘れていたのだ。
6.リマ空港のラウンジが使えなかった件
アメリカン航空のホームページでは使えることになっていたが、いざ行ってみると使えない!と言われた。チェックインするときに確認すればよかったのだが、ビジネスクラスだからてっきり使えるものだと思い込んでいた。
海外だといろいろなことがあるのでしっかり確認すべきであった。
今回の旅行の反省点
1.訪問場所が多すぎて事前調査が不十分だった
もともとアマゾン川下りとか、カミーノ巡礼・イギリス人の道などの情報は少ないのだが、それにしても事前調査が不十分だったと反省。
特にイギリス人の道は連日の暴風雨で寒いし、体力は削られるわ、足の小指全体が血豆になるって痛くなるわ、本当最低だった。あと1ヶ月ずらして3月ならまだよかったかも。気候的にはできれば4月くらいが良いだろう。むやみやたらに行程を組むとこうなるという典型だ。
あと、イスタンブールは時間がなくて全く事前調査してなかった。移動の飛行機の中で「地球の歩き方」を読んでいた。これでは良い旅行はできない。結果、詐欺の被害にあうというオマケつきだ。
2.ユーロを換金しすぎた
ヨーロッパはキャッシュレス!ほぼ現金不要だ!
250€の現金を持って行ったが、100ユーロや50ユーロ札を出すと釣りが無いと怒られた。スーパーなどで事前に崩しておくことが肝要だ。US$は何処でも利用できるので問題なし。
3.ガイドブックの電子書籍版が見にくい件
地球の歩き方を複数電子書籍で購入したのだが、スマホで見ると大きさが合わなくて見にくい。紙版が視認性に優れているが重たくて何冊も持ち歩くのは非現実的。
どのようにしたら良いか今後の課題だ。
4.自分の体力を過信しすぎた
体力が以前に比べ無くなっているのに、若いころのような感覚で旅をしてしまった(特にインド)。結果として過度な脱水による血尿、喉鼻のしつこい痛みや痰等に苦しめられることになった。自重しよう。
今回の旅行の持物一覧(ご参考)

(スペインの鉄道)
パスポート 1
クレジットカード 3
パスポート用写真 5(不要だった)
航空券 eチケット 7(念のため紙で保持)
世界一周1枚、ローカル便 6枚
日本円 TBD
アメリカドル 1,000ドル
ユーロ 250ユーロ
リュック30L 1
リュックカバー 1(雨対策)
トレッキング・シューズ(ゴアテックス) 1
レインウェア上(ゴアテックス) 1
レインウェア下(ゴアテックス) 1
ウルトラライトダウン 1
肩掛けバッグ(ポーチ) 1
軽量羽毛シュラフ 1(アルベルゲ用)
電動髭剃り 1
スリッパ 1
折りたたみ傘(軽量) 1
トレッキングズボン 1
像柄のロングパンツ 1
短パン 1
長袖シャツ(綿) 1
長袖Tシャツ(山用) 1
半袖シャツ(薄手) 1
Tシャツ(速乾) 3
パンツ 3
靴下 2
長めのハンドタオル 1
バンダナ 1(ハンカチ代わり)
日焼け止めクリーム 1
ニベア(チューブ) 1
歯磨き粉 1
歯ブラシ 1
かぜ薬 1式
高山病の薬 1式(アンナプルナの残り)
頭痛薬 1式
爪切り 1
鼻毛切り 1
マスク 5
アイマスク・耳栓 1組(JALでもらったもの)
文庫本(薄いやつ) 1
ノート(小さめ) 1
ボールペン 1
ゲルインキペン 2
ビニール袋 4
石鹸 1
洗濯粉石鹸 2(小袋)
スマートフォン 1
Air Pod 1組
バッテリー 1
USB充電器 2
スマホ用電源コード 2
バッテリー用電源コード 1
電源形状変換アダプター 1
ヘッドライト 1
ダイブコンピューター 1
・リュックの重さは 8kg程度
※LCCの重量制限に引っ掛からないように
(事前準備)
アメリカ ESTA
インド eVISA
サグラダファミリアの入場券
各種鉄道の予約(スペイン、インド)
最低限の宿の予約
ダイビングの予約
地球の歩き方・電子版購入(ペルー、スペイン、トルコ、インド)
(現地調達)
クレデンシャル(巡礼用)
ネパールのビザ
超軽量のトートバック(貰い物)
まとめ

(北インドの定番”ターリー”(定食))
さて皆さん、いかがでしたか?
【シニア究極旅!】 ビジネスクラス世界一周航空券で3ヶ月間の世界周遊を満喫してみた。その結果は?(総合編)
をご紹介しました。これから「世界一周航空券」を使った旅を計画するうえでの参考になったでしょうか。
今回は「世界一周航空券」で実際に行った旅の概要をご紹介しました。
今回はあくまで世界一周旅行の全体概要という位置づけです。各詳細につきましては別途の記事とさせていたきたく、ご容赦いただければ幸いです。
机上で旅行を計画するのも楽しいのですが、やっぱり旅行は実際に行ってみてなんぼでしょう。思い立ったが吉日、「世界一周航空券」を握りしめて世界旅行に飛び出してみませんか。
ちょっとお値段は張りますが、「世界一周航空券」はきっと我々の手助けをしてくれることでしょう。
グッドラック!
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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