【ITコンサルが解説!】 シニアのプログラミングの始め方-Java編

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・はじめに

当記事は、プログラミング初心者の定年シニアが、独学で本格的なJavaプログラミングに挑戦する場合の始め方ガイドになります。

Javaというプログラミング言語は、数あるプログラミング言語の中でも難しい部類にはいります。そのため、プログラミング初心者が独学でJavaに挑戦する人はそれほど多くないです。そんな中、定年後のシニアが挑戦してモノにするのはなかなか厳しいかも知れません。でも、Javaが理解できらば、ほかの言語は楽勝です。複数のプログラム言語を勉強したい人にはもってこいの言語です。ぜひこの機会にJavaチャレンジして自分のものにしたいですね。

では、いっしょに頑張りましょう!

Javaとは?

1.java

Javaは現在、世界中の基幹システムで使われている本格的なプログラミング言語です。長年企業の最前線で使われてきたので、様々なライブラリやフレームワークが整っています。また、Javaは現在も進化し続けており、非常に将来性のある言語と言えます。

1.Javaおすすめの理由
・スマホ~大規模システム構築まで可能
・いちばん使われている言語で、仕事やチャンスが多い
・ハードウェアやOSに依存しない言語で汎用性がある
・コンパイラ言語なのでスクリプト系言語と比べて速い
・オブジェクト指向言語である
・Oracle社の資格試験がある(Bronz,Silver,Gold)

2.Java学習で困ること
・比較的難しくて範囲が広い(勉強がたいへん。奥が深い)
・自分で調べることが多い。調べる能力が必要
・1冊読めば済むという絶対本はない

まずは真似ることから始めましょう。

Java学習の進め方

Java学習の進め方は次の3ステップでいきましょう。
まずは習うより慣れろ。いくら机上の勉強をしてもプログラミングができるようになりません。実際にプログラムを書いて、動かなくて悩んで、調べてスキルは向上していきます。
ステップは以下の3つです。

1.まずお試しでJavaを使ってみる

2.Java言語の学習と単体で動かしてみる
参考書でJava言語の理解 + Java単体で動かす

3.簡単なWebシステムを作ってみる

まずお試しでJavaを使ってみる

2.try

1.YouTubeのJava入門動画を見る

まず、YouTubeでJava入門の動画を見て、Javaの概要を掴みましょう。
ここでは、なるほど、くらいで大丈夫です。気楽に行きましょう。
※後半部分は見なくてもOKです。
(参考動画)
Javaとは?|現役エンジニアが解説【プログラミング超入門】

2.お試しでやってみる(環境構築不要)

次に、さっそくお試しでJava開発の疑似体験をしてみます。
progateというオンラインプログラミング学習サービスを使ってみましょう。
progateだと環境構築が不要ですぐにJava開発が体験できます。
(新規無料会員登録が必要です。下記参照)

プロゲートはこちら
https://prog-8.com/

事前準備は不要です。まずは「無料コース」を始めてください。
ゲーム感覚で進められるため、飽きずに勉強ができます。
とりあえず、無料コースを全て終了させましょう。

3.自己評価をする

いかがでしたか?
Javaというものに初めて触れたわけですが、案外簡単でしょう。
OKなら次のステップへ進みましょう。
もし、「もう無理と」という印象を持たれた方は、「5.次の展開」をお読みください

Java言語の学習と単体で動かしてみる

おめでとうございます!
これからは本当のJavaを動かしていきましょう。
ここからが本当のJavaの勉強になります。

1.Javaの参考書を買って読む

まず、参考書を買いに走りましょう。
参考書は以下の2冊が超絶おすすめです。

スッキリわかるJava入門 第3版  amazon:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
スッキリわかるJava入門 実践編 第2版

まず、1回読みます。
「スッキリわかるJava入門」は全部読みます。30%理解くらいででOK。
「スッキリわかるJava入門・実践編」は、コレクションの部分は必須。あとは何が書いてあるかくらいが分かればOK。

以上です。

2.Java JDKの導入と環境変数設定

つぎは、Javaをパソコンに導入します。
Java JDK(Java Development Kit)はOracle社が無償配布しており、Oracleのサイトからダウンロードします。

JDK(最新版はJava SE15)の導入が終わったら、PATHの環境変数設定をします。詳細については「スッキリわかるJava入門」を参考にしてください。

オラクル社ホームページ
https://www.oracle.com/java/technologies/javase-downloads.html

3.実際のJavaをローカルで動かす

稼働環境ができたら次に、実際にJavaを自分のPCに打ち込んで、実行してみましょう。
「スッキリわかるJava入門」のサンプルコードを、最初から打ち込んで実行していく。(メモ帳でOK)
練習問題は分からなければ、回答を打ち込んでいってよいです。
やり方は「スッキリわかるJava入門」を参照。

4.自己評価をする

いかがでしたか?
Javaというものに初めてJavaを実際に動かしてみたわけですが、案外簡単でしょう。
OKなら次のステップへ進みましょう。
もし、「もう無理と」という印象を持たれた方は、「5.次の展開」をお読みください。

Javaのシステムを作ってみる

おめでとうございます!
実際にJavaが動かせましたね!
最後はJavaのWebアプリケーションを作ってみましょう。
簡単なシステムですが、これが本当のJava Ssystemになります。

1.Javaの参考書を買う

再度、参考書を買いに走りましょう。
参考書は以下のがおすすめです。
「スッキリわかるサーブレット&JSP入門 第2版」

まず、1回全部読みます。30%理解くらいででOK。
付録にEclips導入についての記述がありますので必ず目を通してください。

以上です。

2.Eclipseの導入(統合開発環境)

つぎは、Eclipseという統合開発環境をパソコンに導入します。
Eclipseとは、ほとんどのJava開発者が使う、開発のためのとても便利な開発環境ツールです(ほとんど必須)。

日本語環境の場合、Pleiades All in Oneのサイトからダウンロードすると、日本語環境が自動的に作成されるので便利です。
ただ、ダウンロードの量が大きく(1.7GBくらい)、回線が細いと失敗する場合がありますので注意。

Pleiades All in Oneのダウンロードサイトはこちら
https://mergedoc.osdn.jp/

詳細については「スッキリわかるサーブレット&JSP入門」付録A.を参考にしてください。

3.JavaでWebシステムを作ってみる

Eclipse環境ができたら次に、実際にJavaのプロジェクトを作成して、プログラムを打ち込んで、実行していきましょう。
「スッキリわかるサーブレット&JSP入門」のサンプルコードを、最初から打ち込んで実行していく。
練習問題は分からなければ、回答を打ち込んでいってよいです。
実行の仕方などは「スッキリわかるサーブレット&JSP入門」に詳しく書かれていますので、そちらを参照してください。

どうですか?最終的にWebシステムができましたか?

4.自己評価をする

いかがでしたか?
Javaを使って初めてJava Systemを実際に作成してみたわけですが、案外簡単でしょう。
OKなら「5.次の展開」で、今後の進め方を考えましょう。
もし、「もう無理と」という印象を持たれた方は、やはり次の章で対応を検討しましょう。

次の展開

3.next

参考書を3冊やりきった場合

おめでとうございます。
 独学でここまでできたということは大変なことです。Javaプログラマーとしてのポテンシャルがあります。ただ、Javaの場合は、スキルの奥が深く、参考書3冊終了レベルはほんの初歩レベルにすぎません。
 また、Javaの場合、フリーランスとして単独で仕事を取っていくスタイルではありません。通常開発規模が大きいため、ほとんどが企業が受注すし、エンジニアは共同で開発していくことになります。Javaフリーランスの一般的なステップとしては、一度企業に就職して仕事を覚えてから、独立して仕事を受けるということになります。
 実際は、趣味でJavaの勉強を継続するというのが現実的かと思います。

今後考えられる道として以下が考えられます。

1.プログラミング・スクールでさらに技術を磨き、修行先(就職先、またはインターン先)を紹介してもらう
2.転職エージェントに登録し、IT企業に応募する(自信があれば)
3.趣味としてJavaプログラミングを継続する。(OracleのJava試験などに挑戦、など)
 ※Javaの奥は深く、ネット上に教材はたくさんあり楽しめます。

途中で挫折した場合

1.どうしてもJavaを身に着けたい場合

スクールに行きましょう。
お金はたくさんお持ちでしょうから、ここは大枚を払ってスクールで徹底的にJavaを勉強しましょう。先は長くないのですから、時間をお金で買いましょう!

おすすめのスクールは以下の3つです。

■TECH::CAMP https://tech-camp.in/
■TechAcademy https://techacademy.jp/
■DMM WEBCAMP https://web-camp.io/

2.もう少し簡単な言語を勉強したい場合

PHPにしましょう。
PHPでも本格的なWebシステムが構築できます。
Webシステム構築の始め方のページはこちら→リンク先(予定)

プログラミング自体が嫌。だけど綺麗なWebサイトを作れるようになりたい、ブログでおこずかいが欲しい、ということであればこちら。
Webページ制作の始め方のページはこちら→リンク先(予定)

3.プログラミングに嫌気がさした場合

プログラミングは諦めて、他の趣味にしましょう。

定年後の趣味をご紹介したページはこちら→リンク先に飛びます

まとめ

4.まとめ

さて皆さん、いかがでしたか?
「シニアのプログラミングの始め方-Java編」をご紹介しました。これからJavaを始めるうえでの参考になったでしょうか。

Javaに少しでも興味をもお持ちなら、まずは始めて見ましょう。始めてみないことには何事も始まりません。残り時間はお互いあまり無いのですから。

まずは無料で視聴できる動画や、無料でお試しできるサイトで楽しみながら始めてみるのもアリだと思います。

では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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