・ごあいさつ
はじめまして、明るい隠遁ライフ@Cebuです。
このたび、セブ島エンジニアの越境リモート採用サービスを始めました!(名称:『オフショア・ダイレクト』)
日本に居ながら、セブのエンジニアを自社要員として採用できます!
現在日本はITエンジニア不足に陥っています。日本人技術者の採用には限界があり、海外、特にアジアの技術者を使って仕事をする動きは加速しています。
ただ現状は、現地のオフショア企業に開発を委託するのが一般的で、費用面・品質面で納得できない場合も発生しているのが実情ではないでしょうか。
それなら現地のエンジニアを直接に業務委託で採用すればよくね?ということで、新サービスを始めました。
皆さん、コロナ禍でリモート開発には慣れています。国内でも海外でもやり方は同じです。この際、海外リモート開発にチャレンジしてみませんか?
※『オフショア・ダイレクト』へのお問合せは、当ブログの「お問合せから」お願いいたします。
>>当サイトのお問合せページはこちら
オフショア開発のメリット・デメリット(一般論)
当記事をご覧の方々は、オフショア開発については十分ご存知と思いますので、本項は省略いたします。
詳細をお知りになりたい方は、以下のリンク先をご参照下さい(他社サイトになります)。
従来のオフショア開発の方式とは?
オフショア開発にはいくつかの(契約)方式があります。典型的には以下の3種類になります。
①子会社設立②現地へ業務委託(請負)③ラボ型開発(準委任)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
現地に子会社設立
現地に自社の子会社を設立する方式です。
本格的にオフショア開発へ乗り出す方式といえます。
リスクが高く自社要員への負荷も大きいですが、オフショア開発のメリットを最大限に享受できます。
技術者の所属 :自社(子会社で採用)
契約形態 :現地技術者と雇用契約
日本側の負荷 :高い(現地に要員配置要)
想定対象案件 :自社開発、受託開発
スキル定着度 :高い
特定スキル確保:ピンポイントで可能
成果物リスク :高い(自社でリスクを負う)
初期費用 :非常に高い
実施・運営費用:成功時は安い(失敗損失大)
総合評価 :オフショア開発の本格展開
リスクは大きい
現地日系開発企業への業務委託開発
最も一般的なオフショア開発方式。
現地日系オフショア開発企業へ業務委託(請負)して開発するもの。
リスクは最も少なく、自社要員の負荷も限定的ですが、オフショア開発のメリットは少なくなります。
技術者の所属 :業務委託先企業
契約形態 :業務委託契約(請負)
日本側の負荷 :低い(仕様提示・調整)
想定対象案件 :自社開発、受託開発
スキル定着度 :低い(案件毎に集める)
特定スキル確保:できないor難しい
成果物リスク :低い(委託先がリスクを負う)
初期費用 :なし or 非常に低い
実施・運営費用:高い(コストメリット小)
総合評価 :一般的なオフショア開発
リスクは少ないがメリット小
ラボ型開発
現地日系オフショア開発会社に自社専用のチームを組成してもらい、長期間そのチームを専有する方式(準委任方式の契約)。
仕様が不明確な、トライ・アンド・エラー開発などに向いているが、自社のリスクと負荷が大きい方式。要員交代リクエストは可能。
技術者の所属 :業務委託先企業
契約形態 :業務委託契約(準委任)
日本側の負荷 :高い(細かい指示が必要)
想定対象案件 :自社開発
スキル定着度 :高い(契約期間限定)
特定スキル確保:ある程度可能
成果物リスク :高い(自社でリスクを負う)
初期費用 :なし or 非常に低い
実施・運営費用:高い(コストメリット小)
総合評価 :短中期での技術者不足を補う
コストメリット主眼ではない
自社リスクは高い
オフショア・ダイレクトとは
・オフショア・ダイレクトとは
セブのエンジニアが、セブに居住したまま日本企業の作業が可能となる新発想のエンジニア越境採用サービスです。
日本側の要望に即してエンジニアの採用活動を行い、その後のエンジニアの現地作業をフォローしていくサービスも提供可能です(フォロー・サービスは別途ご契約)。
・オフショア・ダイレクトの特徴
他のオフショア開発の方式と同じ項目で評価してみます。
技術者の所属 :自社専属
契約形態 :現地技術者と業務委託契約
日本側の負荷 :高い(現地技術者へ指示要)
想定対象案件 :自社開発(受託は厳しい)
スキル定着度 :高い
特定スキル確保:ピンポイントで可能
成果物リスク :高い(自社でリスクを負う)
初期費用 :多少かかる
実施・運営費用:安い(失敗損失は少ない)
総合評価 :小規模オフショア開発に最適
自社リスクだが金額は小
【エンジニア採用サービス概要】
セブのエンジニア採用に関してのサービスを提供します。
①ご要望に応じて求人案内を出し、応募者を募ります
②履歴書のスキルチェックを行い候補者選定を行います
(貴社にて全ての履歴書チェックも当然可能です)
③一次面接or採用テストのコーディネート・実施
(採用テストは貴社指定のテストを実施可能です)
④二次面接のコーディネート・実施
⑤合否連絡、現地での業務委託契約の締結サポート
※面接は全てリモート会議システムになります。
【フォロー・サービス】
フォロー・サービスには、以下の2つのサービスがあります。
・人事面のサービス
一般的なアドミン・サービスの提供。
現地エンジニアの問題対応や問題発生の未然防止の実施。
(フィリピン人は心が弱い。通常フィリピン人サポート要)
・作業面のサービス
作業が軌道に乗るまでの現地サポート(通訳含む)
定期報告(週次)サポート、各種トラブル対応、など
※いわゆる、ブリッジSEサービスは提供しません。
必要なら別途調達しますが、技術面でお勧めしません。
(英語のできる技術者のリモート対応で十分かと)
【当サービスに適しているお客様】
・少ないコストでオフショア開発にトライしたい
→将来的は本格的な子会社を設立したい
・特定スキル要員を長期間・安価に確保したい
・ピンポイントのスキルが欲しい
・英語でのコミュニケーションに抵抗がない
※少なくとも、チャットでのやりとりが可能
【当サービスに不適なお客様】
・開発を丸投げしたい
・英語での対応なんかとんでもない
概算費用はどれくらい?(全て概算)
以下に費用項目を明記します。
ただ、ご要望に応じて費用が大きく変わるため、詳細は別途ご相談させてください。
特に、エンジニアは求めるレベルにより給与が全然異なります。
【初期費用】
・エンジニア採用費用
数万円~(サポート内容で変わってきます)
・初期費用(PC代、オフィス保証金、など)
TBD(オフィスの要不要などで変わります)
【運用コスト】
・エンジニア給与
10~20万円程度(必要なスキルレベルによる)
・オフィス代(自宅作業なら不要)
1~数万円/一人(共同オフィス利用の場合)
・現地サポート費用(オプション)
要ご相談
オフショア・ダイレクトの課題点
オフショア・ダイレクトにもいくつか課題はあります。
以下に主要な課題を挙げておきます。
1.基本的にリモート作業であること
日本とセブと物理的に離れた場所で作業することになる課題があります。
ただ、今回のコロナ禍でのリモート作業の拡大で、心理的・テクニカル的な問題は相当クリアされてきたのではないでしょうか。
クラウドを利用すれば、仕組み的にはどこでも作業は可能なはずです。あとは実行のみだと思います。
2.英語の仕様書・指示が必要
フィリピン人エンジニアと仕事をするためには、英語でコミュニケーションを取る必要があります。
そのため、英語がネックと思われるかも知れませんが、最近のGoogle翻訳の精度向上や、英語チャットベースでの対応をメインとすれば、それほどのネックにはならないと思います。
最初にセブ出張などを行って、十分なコミュニケーションを取れれば、あとは多少の現地サポートを受けることで、業務遂行は十分可能と思われます。
(オプション・サービスの利用もご検討ください)
3.フィリピン人特有の課題
フィリピン人は時間にあまり厳格ではありません。(東南アジア一般にそうですが。。。)
そのため、きちんと見ていないと期限は守らない、品質は自分よがり、はては生活(勤務態度)がルーズになる、など弱い面が出てきがちです。
仕事の進め方の仕組みをきちんと確立することで、ある程度の防止は可能と思われます。
最初は現地オプション・サポートサービスもご検討ください。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【オフショア開発】セブ島エンジニアの越境リモート採用支援サービス 始めました!」をご紹介しました。
セブでのオフショア開発を進める上での参考になったでしょうか。
現在はコロナ禍で大変なことになっていますが、日本とフィリピンがより良い関係になってくれればと思っています。
私自身はほとんど隠居の身なので、これからの若い人たちのお役に立てれば本望です。
ぜひ、この仕組みをご検討いただければと思います。
お問い合わせはにつきましては、当ブログの「お問合せ」からお願いいたします。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
※今後、専用のWebサイトを構築予定です。
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