【オススメ！】ノマドワーカーに適した職種１０選

・この記事で解決できるお悩み

　副業でノマドワークをしたいのだけれど、どの副業がノマドワークに適しているのかを知りたい方。具体的に以下のことがわかります。

・ノマドワーカーに適した職種

　職種によっては多少の工夫が必要になるものがあります。その辺も含めて具体的に解説いたします。

ノマドワーカーに適した職種とは

　ノマドワークとは、働く場所を自由に変えながら働くスタイルです。つまり、特定の勤務場所を持たないスタイル。

　この特徴から、ノマドワークに適した仕事の特徴が見えてきます。

時間的な拘束がゆるい仕事

　ノマドの場合、常に仕事にスタンバイできるわけではないので、仕事の締め切りが厳しかったり、定例会議がたくさんあるなどの仕事はあまり適しているとは言えません。
　つまり、電話やチャットなどの同期的なコミュニケーションより、メールベースなどの非同期コミュニケーションで済む仕事があっています。

コミュニケーションが少なくて済む仕事

　非同期コミュニケーションというだけでなく、コミュニケーションの量も少ない方がよいです。
　コミュニケーションに時間をとられていたら、本来の仕事ができなくなります。

　逆に、営業職のようにコミュニケーションが主な仕事はノマドワーカーではないのか？という疑問が出てきます。
　確かに、特定の作業場所をもたなくても、外回りの営業ばかりしているのをノマドとも言えなくはないでしょうけど。。。
　でも営業だとのんびりノマドができないので、やっぱりだめですね。

作業を自分でコントロールできる

　作業が自分だけで完結し、作業内容もコントロールできるということも、ノマワーカーとして仕事をするうえで重要です。
　誰かとの共同作業であったり、作業内容が自分で決められなかったりしたら、仕事が思うように進みません。
　ただし、自分だけではできない仕事でも、外注を使うことでこなすことができます。あくまで自分がコントロールできるのであれば、立派なノマドワークの範疇でしょう。

作業自体に制約が少ない（仕事道具が少ない）

　作業をするのに何かに依存しなけれならない場合、ノマドワークにはあまり向かないかもしれません。
　例えば、作業するのPC以外に外部モニターが必要な仕事であれば、ノマドワークはできません。場所を決めて作業する必要があります。
　持ち運び可能な最低限の器材で仕事ができることが望ましいですね。

　ノマドワーカーに必要な持ち物は非常に少ないのです。極端な話、PCさえあればだいたいの職種は作業可能です。
　具体的な持ち物に興味がありましたら、ぜひ以下の記事を参考にしてください（不要なものも挙げています）。

【究極厳選！】ノマドワーカーに必要な持ち物10選、必要ない持ち物8選

ノマドワーカーを始めるにあたって、最低限これだけあれば快適にノマドワーカーを始められるという持ち物を、現役の海外ノマドワーカーがご紹介します。最低限でかつ必須な物だけをご紹介しますので、お財布に優しく、最短でノマドワーカーを始めることができます。

teinen-atama.com

2021.03.10

ノマドワーカーに適した職種１０選

評価項目について

　各ノマドワークに適した職種について、以下の項目で評価する（〇：△：✖）。〇が多いほどノマドワークに適していると言えます。

　また、各職種をノマドワークで行うときのポイントを、【ポイント】で解説しました。

【評価項目】

ノマドワークしやすい職種１０選

Webライター

　企業などから依頼を受けてWeb掲載用の記事を書く人のことです。

【ポイント】
・ノマドワークにとても合っている仕事の一つで、人気の仕事になります
・仕事自体は、クラウドソーシングのサイトから見つけるのが一般的
・単価はWebライターの数が増えたこともあり割の良い案件が受注しずらくなっており、低単価傾向
・固定の得意先を獲得し、高単価案件を継続受注出来るかがカギ

ブロガー、アフィリエイター

（インスタグラマー含む）,

　ブロガー（アフィリエイター）とは、ブログサイトを運営し、広告収入を得ることです。

【ポイント】
・ノマドワークにとても合っている仕事の一つで、人気の仕事である。
・収益化まで時間がかかる。また、稼げる保障はない。
・収益化できるまで他の収入源に頼るか、他の副業などで稼ぐ必要がある。

コンサルタント

　自分が培った専門分野のコンサルタントとして、主に企業と業務委託を結んで仕事をしていく。
　海外ノマドはよほどのスキルがないと難しいと思われる。

【ポイント】
・ノマドワークにもある程度合っている。仕事の自由度はある程度確保できる。
・専門分野の高いスキルと仕事獲得のための営業力が求められる。会社員時代のコネなどで顧客を獲得できると楽。専用のWebサイトを作って、インバウンドマーケティングを行う手もある。
・仕事が獲得できれば高収入も期待できる

イラスト・写真素材販売

　自分で作成したイラストや、自分が撮影した写真などを販売サイトに出品してお金を得る。

【ポイント】
・ノマドワークにとても合っている仕事の一つ。
・収益化できる保障はない。作品の質に依存する。
・収益化できるまで他の収入源に頼るか、他の副業などで稼ぐ必要がある（ブログと似ている）。
・写真では写真機材が必要になるが、ノマドワークを大きく阻害することはないと思われる。

資産運用（トレーダー）

　キャピタルゲインを狙った取引で利益を得る。株式、FX、その他いろいろな投資商品がある。
　長期投資でインカムゲインを狙っても良い。ただし、安定はするが利幅は少ない。

【ポイント】
・ノマドワークにとても合っている仕事の一つ。
・収益化できる保障はない。逆に、大きく損失を被る可能性がある
・取引の仕方によっては、PCのほかに複数の外部モニターなどが必要な場合がある。

YouTuber

　言わずと知れた、動画配信を行うYouTuberです。

　YouTuberはノマドワーカーに合ってそうなイメージですが、本当にそうでしょうか？

　海外で腰を落ち着けてやるには良いかもしれませんが、日本国内でカフェとかを巡りながら動画撮影・編集をやるのは厳しいかと思います（分野によるかも知れません）。

【ポイント】
・カフェ巡りのノマドワーカーというより、海外の拠点などを転々としながら、動画撮影・配信するノマドのイメージ。
　→編集は動画編集専門の人に依頼しても良い。
・日本国内ではカフェ巡りのノマドワークにはあまり適さないように思われる。自宅等の拠点で黙々と撮影・編集すると考えられる。
　→動画編集自体に時間がかかるし、アップロードにも時間がかかるのでカフェ系ノマドは厳しい。

動画編集

　YouTuberなどから依頼を受け、動画編集を行う。
　作業時間が一般的に長い。

【ポイント】
・編集用の高性能PC、編集ソフト、高速ネット、人によっては外部モニターも必要。
・YouTuberと同じで、国内のカフェ巡りできるタイプの仕事ではなく、海外に拠点を構えて仕事をするノマドワーク・スタイル。
・国内では自宅で器材を揃えてバリバリやる感じが多いと思われる。

プログラミング/Webサイト制作

8-1 プログラミング

　一概にプログラミングの仕事と言っても、様々なタイプがあり、そのタイプにより、ノマド向きとノマドには向かないタイプとがある。。

【ポイント】
・ノマドワークとしてできないことはないが、一般的にはノマド的な仕事ではない。
・一般的な開発作業では、統合開発環境画面と仕様書、参考書などの複数画面を見ながら進める。そのため、小さなPC画面だけでは難しく、大型外部モニターを接続するのが一般的。
・ノマド的な仕事として、単独で作業できる仕事もあるが、分野としては限定される。単独作業可能な仕事を継続的に受注できればノマドとして作業することは可能。

8-2 Webサイト制作

　企業のホームページなどの作成を請け負うWebサイト制作は、ノマド向きの仕事として人気がある。

【ポイント】
・Webサイト制作であれば、ほぼ単独作業が可能でありノマドでも十分対応が可能。ただし、顧客とのやりとりは結構発生するので、タイムリーに連絡できる体制は必要。
・最近はWebサイト制作を仕事・副業とする人が増えたため、仕事紹介サイトで仕事を獲得することが難しい、または単価が安くなる傾向がある。できれば、個人の営業で顧客を獲得していくことが高単価へのカギ。。
・海外ノマドの場合、できるだけ固定客を掴んでから海外ノマドに移行することが望ましい。
（※Webサイト制作はプログラミングではない）

ガイド・インストラクター

　ノマドワーカーとしては特殊な部類の仕事。
　一時点では作業場所が固定される可能性が高い。ただ、スキル自体は汎用的なので、いろいろな場所で仕事ができ、そういう意味でノマド的な生活が送れる（国内・海外とも）。例えば、ヨガやピラティスなど移動教室を開催する、スキルマーケットを通してネットで教室を開催するなど。また、ダイビング・インストラクターは海外拠点で仕事を得ることは可能。。

【ポイント】
・ノマドワーク的に仕事ができる。
　　※一時点で作業場所は固定されるが、場所を転々と変えることが可能
・特に海外を転々と移動しながら働くことができる。ネット教室などもある
・大金は稼げない（生活費＋αくらい）

せどり

　いわゆる転売です。
自分で商品の仕入・発送をする場合は無理。在庫を持たないせどりは可能だが。。。
　→落ち着かない、かなり集中してやらないと無理でしょう。

【ポイント】
・在庫を持たない”せどり”であれば、ノマドワーカーでも対応が可能。
・ツール等を使って、何がどれくらいで売れているか、顧客が見込めるかなどの分析力が問われる
・ツールがうまく使えること、分析力があることが必要
・仕入れ、売り方がわかるまで稼げるまで時間がかかる

まとめ

　さて皆さん、いかがでしたか？

　「【おススメ！】ノマドワーカーに適した職業１０選
」をご紹介しました。これからノマドワーカーを考える上での参考になったでしょうか。

　もしノマドワーカーに興味があれば、上記10の職業を詳細に調べて、自分に合うかどうか、興味が持てるか見てみることをお勧めします。
　また、ノマドワーカーにならなくても、上記の仕事をまずは副業として始めてみるというのはいかがでしょう。いずれも副業として少しずつできる仕事ばかりです。

　今どきは本業もいつどうなるかわかりません。副業を立ち上げてリスク分散するとともに、将来はノマドワーカーとして悠々自適に過ごすというのも素敵ではないでしょうか。

　ちなみに、海外ノマドである私が上記のうち何をやっているかというと、
　　２．ブロガー
　　３．コンサルタント（IT系）
　　５．資産運用（長期投資ですが）
　　８．プログラミング/Webサイト
　　９．インストラクター（ダイビング）

　なんと、以上５つです。もちろんオススメする以上、全種類できる自信はあります（動画編集は体力的にきつそう。。。）
　ガッツリ稼ぐつもりはないので、ゆる～くやってます。

　では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。