・はじめに
最近、若者の間でノマド生活が流行っています。
特定の職場を持たず、移動しながら仕事をするスタイルで、日本国内だけでなく、海外ノマド生活をする若者もでてきています。今後、リモートワーク・スタイルの普及とともに、ノマド生活者は増えていくでしょう。
でも実は、ノマド生活こそシニアにあった生き方だったのを知ってました?あなたも今からノマド生活ができちゃうんです。
ご一緒にノマド生活を見てみませんか?
ノマド生活とは
ノマドワーカーとは
ノマドワーカーとは、特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人々を指す言葉です。
(「Nomad(ノマド)」とは、英語で「遊牧民」を意味する)
ノマドワーカーは、オフィスもデスクも企業の肩書も持たず、一人でインターネットのつながる場所を転々として仕事をしている放浪者タイプを意味することが多いようです。
日本国内でノマドワーカーという特定のオフィスを持たず、場所に縛られない働き方をしている人が増えてきていますが、日本国内に留まらず海外でノマドワーカーしようという日本人も増えてきています。
ノマドワーカーへの賛否
時間や場所に囚われず自由に働くことができる、ノマドワーカーに対する憧れが一部にあることは確かですが、否定的な意見も多くあります。
ノマドワーカーの仕事はネット関係が中心で、リモート案件は低単価の案件が多いことから、金銭的にあまり恵まれていない場合が多いようです。また、ネット技術は流行・廃れが早いことから、将来的な技術力などにに不安を抱くのも理解できます。
・ノマドワーカーの主要メリット
・働く時間が自由
・働く場所が自由
・通勤や人間関係のストレスがない
・ノマドワーカーの主要デメリット
・社会的信用が低い
・自己管理力が必要
・将来への不安
(お金やスキルへの不安)
ノマド生活の実際
ノマドワーカーの人気職種
ネット経由で仕事ができれば、どんな職業でも基本OKです。
ただ、セキュリティの度合いが低いため、仕事が限られる場合があります。
ほとんどが、以前の記事でご紹介した副業にあてはまりなます。職種の詳細はそちらをご確認ください。
・現在人気の職種
Webエンジニア
Webデザイナー
動画クリエイター
Webライター
ブロガー・アフィリエーター
YouTuber
・ノマド可能な職種・副業の例
資産運用
ポイントサイト
フリー・コンサルタント
ガイド・インストラクター
写真素材販売
ノマドワーカーの必需品
ノマドに必要なものは非常に少ないです。
ネット経由で仕事をするために必要な最低限の機器で十分です。海外ノマドワーカーの場合は、SIMフリースマホは必須です(デザリングでPCのネット接続も可能になります)。
また、PCソフトは職種により必要なものは異なりますが、無料通話アプリは必須になります(国際電話は高くて論外)。
・ノマドワーカーに必要な機器
パソコン
スマホ(SIMフリー)
各種ソフト、ツール類
無料通話アプリ
ノマドワーカーの生活
海外ノマドワーカーの実態は悠長な生活ではありません。
もともと金銭的に余裕のある人達ではないので、仕事に追われ海外生活を楽しむ余裕はあまりないようです。
海外の生活に触れる、という意味ではアリだと思いますが、とても観光気分ではないと思います。
また、ノマドワーカーは生活拠点を変えていくため、海外を転々とする場合は結構忙しいようです。次の場所の現地調査、宿泊場所や移動手段の確保、場合によってはVisaを取得する必要があります。
バックパッカーとの決定的な違いは、バックパッカーが日本でお金を稼いて、そのお金でできるだけ長期間を旅するスタイルなのに対し、ノマドワーカーはお金を稼ぎながらいつまでも旅するスタイル、ということです。
どちらが良いかは好みでしょう。
海外ノマドワーカーの将来
現在ノマドワーカーの人気職種は、労働集約型であり、収入もあまり多く稼げないことが多いようです。また、ネット系の技術や嗜好はどんどん変化するので、常に技術を磨く必要があります。
こういう状況では、若いうちは収入はそこそこでもノマド生活を謳歌できますが、年齢が上がっていくにつれノマド生活が厳しくなる構図が見て取れます。
実際、海外ノマド生活を止め、日本で定職を持つ人も後を絶たないようです。
今後どのようになっていくか興味があるところです。
なぜ定年後はノマド生活なのか?
若者に人気の海外ノマドワーカーですが、実は定年退職者の生き方としてとても合っているのではないかと思います。
先に挙げた、ノマドワーカーのデメリットは以下に示す通り、デメリットでなくなります。何十年も働いてきたので旅のなかでの自己管理は十分できます。ノマド生活を楽しめる”若い心”さえ持っていれば、ノマド生活を謳歌できるでしょう。
経済的不安がない
普通のノマドワーカーの場合は、生活費を全額稼がないといけません。
でも、定年退職者は稼ぐ必要がないか、少し稼げば十分です。稼ぐプレッシャーがない、というのはノマド生活を楽しくさせてくれます。
将来的な不安がない
もう”上がり”状態なので、将来云々を心配する必要はありません。
ノマド生活をする数年間くらい仕事ができるスキルがあれば十分です。無理をせず、今だけを考えながら生きていくだけです。
あえて心配事といえば、旅先で倒れてしまうこくらいでしょうか。まあ、この際「客死」もよしとしましょう。
余裕を持ったスケジュールが組める
もともとノマド生活は定住地を変えていくスタイルです。観光地を巡る海外旅行ではすぐに疲れてしましますが、一か所に1~3ヵ月滞在するスタイルであれば、シニアにも適しています。
また、海外と日本の実家などを往復するスタイルを取れば、日本で疲れも癒せるし、次の準備にも十分時間をかけることができます。
思っていたよりノマド生活は使えると思いませんか?
ノマド生活というゆるい生き方に浸る
若者の欲張った海外ノマドワーカーというイメージと違い、シニアは「ゆるいノマドワーカー」に徹しましょう。
ガッツリ稼ぐ必要はないので、暇な時間に小遣いを稼ぐ感覚で仕事はしたいものです。
仕事のスキルは身につけておく
ノマドワーカーとして仕事ができるスキルは身に付けておきたいですね。仕事をしないノマドワーカーはタダの旅人です。一ヶ月も同じところにいたら飽きてしまします。また、仕事をするから旅先での出会いや、話題ができるというものです。
「旅行+仕事」、というスタイルが旅のアクセントです。
生活8、仕事2、くらいがちょうど良い。
もう若くないので、仕事は2割くらいにしましょう。
旅先ではやることが多いものです。知らない土地での自炊や洗濯、買物など、日々の暮らしをしながら仕事をするのは結構大変です。
異国の生活を楽しみながら、少し仕事をするくらいがちょうどよくありませんか?
ゆるい世界に身を任す
世知辛い日本で40年余り汗水たらして働いて、身も心もスリ減らしてきました。この辺りでアジアのゆるい世界に身を任せてみてはいかがでしょうか。
ノマドで一ヶ月くらいのんびりしても罰はあたりません、だいたいどのアジアの国も1~3ヵ月くらいがVisa不要の滞在可能期間ですから余裕です。
今すぐにでもゆるい世界に身を任せることができます。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「究極?定年後はのんびり海外ノマド生活がいい」をご紹介しました。これからゆったり生活を実現する上での参考になったでしょうか。
ゆるく仕事をしながらの海外ノマド生活、身も心もとろける日々があなたを待っています。
あなたを苦しめる、上司や取引先はもういません。オープンエアの食堂でビールでも飲みながら、午後の通りをぼーっと眺める。。。
非日常が日常となるノマド生活。
ぜひあなたにも味わっていただきたいと思います。
最後に、ノマド生活にに関する書籍をご紹介して終わりにしたいと思います。ご参考になれば幸いです。
※若者向けですが、ノマド生活の参考にはなります。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
>>好きな国で働いて生きていく!海外ノマドワーカーになるための攻略本 Kindle版
(※Kindle Unlimitedで無料)
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