・気になること
最近、孤独老人の話がよく話題にあがります。
これだけ老人人口が多くなれば、当然いろいろな問題がでてきます。
キレる老人問題や、行く場所もなく居間を占拠する夫問題。図書館やショッピングセンターを占拠する老人問題もありました。どおうも老人問題というと暗い感じでイメージが良くありません。
でも、アクティブシニアは違います。定年後の自由を謳歌する生き方ができるはずです。
今回はアクティブシニアが目指すべき、定年後のノマド生活を考えてみました。
定年ノマドワーカーとは?
ノマドワーカーとは、特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人々を指す言葉です。
これが「定年ノマドワーカー」となると、好きな場所を巡りながら、楽しみで仕事や副業をすること、でしょうか。
定年後はノマドワーカーになる
定年後、幸運にも生活のための最低限の収入が確保されているのなら、「定年ノマドワーカー」を目指すのはいかがですか?
もちろん、自分の趣味に没頭したい、やりたいことがたくさんある、という方は別ですが、特にやりたいことが見当たらないのであれば、とりあえず「定年ノマドワーカー」でゆるく仕事や副業を行ったらどうでしょう、ということです。
別に「定年ノマド」になるのに資格はいりません。パソコン1台あれば、今日からあなたも定年ノマドワーカーです。
定年ノマドワーカーと一般ノマドワーカーとの違い
定年ノマドワーカーと一般のノマドワーカーとの決定的な違いは、生活するための安定収入源を持っているか否か、ということです。定年ノマドワーカーは年金や配当収入など、生活に必要な最低限の収入を確保してており、必死になって稼ぐ必要がありません。
そのため、ノマドワークは本気で稼いでも良いし、趣味レベルで行っても良いということです。ある意味ただの真似事でもOKですね。
定年ノマドワーカーの仕事と普通の労働との違い
普通の労働は、労働時間が決められておりその時間自分の労働力を提供する必要があります。または、成果物が決められたものでは、その仕様どおりにできないと対価を受取ることができません。
定年ノマドワーカーの仕事は、生活のための資お金を稼ぐことではありません。ですから、労働を誰かに売る必要はないので、自由に働くことができるのです。
そのような意味で、定年ノマドワーカーの仕事への取り組み方は、束縛の無いゆるいものになります。
なぜ定年後にノマドワーカーなのか?
人に使われる仕事はしたくない
「もう仕事なんかしたくない!」
仰る通りです。40年近くも会社に奉公して、ヒドイ上司にも何回も当たりました。役職定年後や定年延長では嫌な目にも散々あいました。
もう人には使われたくない、と思うのは当然です。
だから、「定年ノマドワーカー」になって、ゆるく仕事をしませんか?
心が満たされない
仕事を辞めた後、ぽっかり心に穴が開きませんか?
テレビを見ても、ネットで映画やYouTube見ても、何か心が満たされたい、なんてとはありませんか?
そして極めつけは、何かの申込書を書くときに、職業欄が「無職」。メチャクチャ違和感ありです。
もし、経済的自由を達成していても、心を満たすものがなければ生きている意味がありません。何か没頭できる趣味があればよいですが、なかなかそのようなものには巡り合えません。そんなとき、ゆるく楽しみで仕事をしながら自分の居場所(なわばり?)を巡る、ノマドワークはうってつけです。うまくすればお小遣いまで稼げるというオマケつきです。
また、定年ノマドワーカーなら、職業欄に「フリーランス」と書けるのです。嘘でもよいから、定年ノマドワーカーになってフリーランスと書けるようになりませんか。
家にいるとジャマ!
長い間会社一筋だったため、家に居場所なんかありません。居間を占拠でもしようものなら、家庭内争議が勃発です。
いままでの何十年にもわたる習慣を急に変えたらいけません。平日の日中はできるだけ外に出て時間を潰すしかありません。
逆に、外にいることを積極的にとらえ、外に自分の居場所を作る、それが「定年ノマドワーカー」の生き方です。
近所の行きつけのお店でも良いですし、知らない場所でノマドワークするのもおつなものです。
定年ノマドワーカーの目指すものとは
定年ノマドワーカーの目指すところは「自由」です。
すべてのことは自分で決める。何でも自由に決められることが「定年ノマドワーカー」が目指すところです。
生活場所の自由
まずは生活場所の自由。
最初は自宅周辺から始めてみましょう。パソコン1つでできるので、どこでもノマド生活ができます。
ふらっと遠くまででかけて、知らない場所で一日過ごす。半分観光、半分仕事。ゆるく仕事をするメリットですね。
ときには海外に出かけて行き、長期滞在しながら生活するように仕事もゆるくする。まさに、海外ノマド生活です。海外生活費用くらいノマドワークで稼げたら最高ですね。
ノマド生活をしていくうちに、きっとどこでも生活できる自信が出てくるでしょう。
子供たちも巣立ったい今こそ、生活の自由を満喫したいものです。
生活場所の自由を達成するために、揃えたいノマドグッズは以下の記事ででご紹介しています。御参考まで。
>>定年ノマド生活で揃えたい、ノマドグッズ6選(予定)
経済的自由
定年ノマドワーカーになるには最低限の経済的自由は達成しておくべきでしょう。そうしないと、安心して定年ノマド生活をしていくことができません。
※経済的自由については、以下の記事をご参照ください。
生活のための仕事からはきれいさっぱり足を洗って、自分のための仕事をしていくのが定年ノマドワーカーの生き方です。自分の好きな事、ストレスフリーな仕事こそが、定年ノマドワーカーが行うべき仕事(副業)です。
それでは、定年ノマドワーカーは何をしたらよいのでしょうか?
ご自分でノマドワーカーの仕事を獲得できるのであれば良いですが、そうでなければ、お勧めの仕事(副業)は以下をご参照ください。
別に仕事がうまく行かなくても生活できないわけではないので、気楽に・気長にノマドワークを楽しみましょう。
>>定年ノマドワーカーにお勧めの副業6選(予定)
精神的自由
定年ノマドワーカーは精神的に自由です。誰にも指示されないし、誰にも依存しません。
また、定年ノマドワーカーは孤独老人とは違います。
望まない孤独に陥って寂しい思いをするのではなく、自ら孤独になる、群れない者になるのが、定年ノマドワーカーです。
自ら居場所を確保し、自分の好きな事をやっていく。仕事でゆるく繋がった人たちと共同で仕事をしていくこともあるかもしれません。
でもその人たちに束縛されることはなく、基本は仕事での関係、本当に気が合えばそれはそれでよいことでしょう。
基本は精神的な自由を達成するです。
自分の居場所(精神的居場所)さえあれば、孤独なんて怖くありません。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「定年後のアクティブシニアは定年ノマドワーカを目指す!」をご紹介しました。これから定年ノマド生活を送る上での参考になったでしょうか。
定年ノマドワーカーになるためには、まず経済的自由を達成することが必要です。
経済的自由を達成しないでノマドワーカーになったら、定年で得たせっかくの自由を謳歌できません。
定年ノマドワーカーは何事も自由です。
自分の好きな場所で、好きな事を、好きなだけできる自由を手に入れるのです。
夢にまで見た自由を謳歌し、その上うまく行けばお小遣いまで稼げるかもしれない。もう、最高ですね。
皆さんにも早く定年ノマドワーカーになって、人生を謳歌していただきたいものです。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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