【大損してた?】 確定申告でこれだけ節税できる!

eyecatch-96 お金・年金

・疑問が。。。

 確定申告の時期が来た。

 現役の時は、住宅ローン減税とか医療費控除のときに確定申告をやったことがあるけど、定年後も節税になることがあるのだろうか?

 疑問はごもっともです。
 実は定年後も確定申告で節税になることはたくさんあります。
 ぜひ確定申告をして、税金を取り戻しましょう。

確定申告とは?

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 確定申告制度は皆さんご存知かと思います。たぶん、住宅を購入した場合の住宅控除や、医療費が多かった場合の医療費控除などで、確定申告をしたことがあるかと思います。

 考えただけで「めんどくさい・・・」、「オレには関係ないよ」、なーんて言わないで下さい。
知らないだけで、確定申告でいろいろな節税ができるんです。
 税金に関心を持たなくてはお金はたまりません。ノーガードで戦うのではなく、ぜひ確定申告の技を覚えて、本来払わなくても良い税金は、ぜひ取り戻したいものです。

確定申告でできる主な控除

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 確定申告で控除を申請できる項目はいくつもありますが、我々が使いやすいものは以下の5つとなります。
 順にみていきましょう。

①住宅ローン減税

 住宅ローンの残高の1%をし10年間にわたり所得税から控除できるというものです。
 住宅ローン減税ミソは、所得税がダイレクトに減税されるということです。課税対象額が控除されるというちんけなものではありません。

 ただ、我々のようなシニアでは所得税は少なくなるし、そもそも住宅は多分買いません。ローンも貸してくれなさそうですし、息子のほうで考えるのでしょうかね。

②配当控除・外国税額控除

 配当控除・外国税額控除についてはご存じない方も多いのではないでしょうか?
 この際、ぜひご確認ください。

・配当控除

 日本株の配当金にかかる源泉税を大幅に減らせる制度です。(※私は知りませんんでした。。。)

 配当は、国内配当を受ける場合、法人と個人と両方で二重に課税されているため、それを調整する措置として個人に対して設けられている制度です。

 ・所得が330万円以下であれば、配当に係る所得税は0円。
  住民税は5%の負担だけになります。

 例えば、年間100万円の配当が合った場合、通常であれば約20万円の税金がかかりますが、配当控除を使うと5万円で済むということになります。

 日本の高配当株を中心に投資している人で、所得が多くない人には有利になります。
 逆に所得が多くなると、配当控除のメリットはなくなります。

・外国税額控除

 外国株式の運用により発生した「外国税」を、確定申告により取り戻せる仕組みです。

 もともと、現在の外国株の配当などは、外国税と日本の税金の二重課税になっています。つまり、二重課税になっている外国税部分をなくすということです。

 米国株ETFなどを中心に投資をされている方には、非常にお得感が強いのではないでしょうか。

③医療費控除

 医療費控除はご存知の方も多いかと思います。
 「10万円」を超えたいりょうひは、その支出額だけ所得を減らせる、というものです(税金が直接減るわけではない)

 我々がお世話になりそうなものは、「インプラント治療」です。私も現役の時に、2本で100万円のインプラントを入れましたが、そのときにお世話になりました。

 できればいつまでも自分の歯でいたいものですが、歯のトラブルはこれから増えていきます。その際には、この医療費控除をぜひ活用したいものです。

④ふるさと納税

 既にやっている方も多いかと思いますが、ふるさと納税は、実質負担2,000円で大量の返礼品やポイントをゲットできる制度です。
 ※2,000円を超える部分は所得税、住民税から控除されます

 あまりにもお得すぎるので、そろそろ改悪されるのではないかと言われています。今のうちに使い倒したいものです。

 ワンストップ特例を利用すれば確定申告は不要になりますが、寄付先の自治体は5か所に限られます。

 もっと多くの自治体にふるさと納税をしたい人は確定申告をすることになります。(たいした手間ではありません)

⑤青色申告控除

 副業を行う場合におススメの制度です。
 副業を行う場合は、事業開設届と青色申告届は必須です。

(メリット)
・65万円の所得控除がある
 →65万円の売り上げに対する所得税・住民税が非課税になる
・副業の場合には、売上に社会保険料がかからない

(デメリット)
・複式簿記での記帳が必要(難しい)

 副業を行う場合はぜひ青色申告届をして、青色申告控除をゲットしたいですね。

まとめ

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 さて皆さん、いかがでしたか?

 「【大損してた?】 確定申告でこれだけ節税できる!」をご紹介しました。既に確定申告のシーズンです。確定申告を行う場合の参考になったでしょうか。
 今回は各節税項目の詳細手順までは解説出来ていませんが、確定申告のとき相談すれば詳しく押してくれます。ぜひ税務署と仲良くなって、これから長く節税をしてきたいものです。

 今まで長い間、サラリーマンとして税金は取られ放題でした。もう少し税金に敏感になっていれば、もっと節税もできたのかもしれません。

 今さら過去のことを言っても仕方がないので、せめて今についてはできるだけ節税をして、生活をエンジョイできる資金を捻出したいものです。

 そのためには、面倒がらずに確定申告でもなんでも、できるものには挑戦していきましょう。

 では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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