定年後、作業場所のおすすめスポット5選

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・お悩み

 定年になって数ヶ月経った。
 現在、ちょっとしたビジネスを始めようと準備をしている。ただ、家で作業していると、どうも集中できない。長年、仕事は外でするもの、という習慣が抜けない。どこか良い場所はないものだろうか?

 新しいビジネスを考えていらっしゃるのは、素晴らしいですね。
 確かに、家での作業に慣れていないので、気も散るしノリも悪いかもしれませんね。最近はいろいろな場所で作業ができるので、気に入る場所があるかもしれません。

 それではおすすめの作業場所について一緒に考えてみましょう。

なぜ自分の作業場所が必要なのか?

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 定年後、新しいビジネスや副業を始めようとされる方も多いかと思います。そのとき問題になるのが作業場所です。

 「せどり」とかの副業であれば商品の場所が必要なので自宅がベストの場所でしょう。しかし、提案書を書いたり、企画を考えたりするのはなかなか自宅では乗り切れないことが多いのではないでしょうか。
 近所の喫茶店や図書館なども利用できますが、空いていなかったらどうしようという懸念があります。
 かといって、オフィスを借りるというのも、定年後の身としては身分不相応で敷居が高いです。

 ただ、できれば自分のオフィスを持ちたいという要望がでて来てもおかしくはありません。

 そういう私は、セブ市ではありますが、毎日近所のコワーキングスペースに「出勤」しています。
 はっきり言って、設備は良いし、作業の能率は上がるし、いろんな人と交流できるし、良いことばかりです。

 自分の作業場所が欲しい理由はこんな感じでしょうか。

・作業効率を上げたい(家では集中できない)
・信用力をつけたい(外にオフィスを構える)
・人にかっこつけたい
・家人に作業をみせたくない

 あまりお金をかけずに作業に集中できる場所の確保は、ある意味死活問題かも知れません。

作業場所を検討する場合のポイント

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 個人の作業場所を考えるとき、最大のネックは費用面になります。さすがに賃貸オフィス(含むSOHOオフィス)は費用面で検討の対象にはなりません。

 そこで定年退職者の個人の作業場所として利用可能なところをいくつかピックアップし、以下のポイントで比較したいと思います。

・費用面 :費用の多寡(相対評価)
・アクセス:一般的な自宅からの距離(あくまで一般論)
・設備面 :WiFi、電源の有無、椅子・机の良し悪し
・作業環境:効率的な作業が出来る環境か(騒音、広さ)
・会社登記:会社の登記場所になるか
・交流可能:人との交流ができるか(含む、ビジネス交流)
・自慢可能:他人に自慢できるか

 比較項目はあくまで相対評価とし、詳細はメリット、デメリットで詳しく記載したいと思います。

おすすめ作業スポット5選

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自宅

 集中力や気分転換に自信があれば、自宅を作業場所とすることも可能でしょう。
 「せどり」などの物販系の副業をする場合は、商品の場所が必要なので、必然的に自宅となる可能性があります。
 パソコン一つで作業ができるのであれば、いろいろな場所での作業との併用ということもできます。
 
・費用面 :〇~△ 机・椅子は?
・アクセス:〇 逆に近すぎる
・設備面 :△ 机・椅子の更新要?
・作業環境:△~✖ 集中力が必要
・会社登記:〇 問題なし
・交流可能:✖
・自慢可能:✖

・メリット

 書斎等の作業スペースがあれば、お金がかからない。
 ただし、机や椅子が貧弱な場合は作業に適したものに変更する必要がある。
 移動もなく、時間的なメリットがある。

・デメリット

 生活と同じ場所なので、オン・オフお切り替えがうまくできない。 気分的に乗れない、気が散ってしまう可能性がある。
 外に出ないことから、気分転換が難しい、運動不足になりがち。
 人と話さなくなる

レンタルオフィス

 レンタルオフィスはコワーキングスペースなどで、専用の囲われたスペースを指す場合が多いようです。
 費用面では賃貸オフィスより安く、コワーキングスペースよりセキュリティが確保できます。
 電話やテレコンなどが多い場合はこちらのタイプがおすすめかも知れません(あまり大声は出せない場合が多い)。
 
・費用面 :✖ 専用なのでやや高い 
・アクセス:△ 一般的に歩ける距離にない
・設備面 :〇 オフィスの機能あり
・作業環境:〇 問題なし
・会社登記:〇 問題なし(別料金要)
・交流可能:△ 可能
・自慢可能:〇 自慢できる

・メリット

 オフィスとしての機能が提供されいることが大きいですね。お金があればイチオシです。

 受付スタッフが来客対応や郵便の受取可
 高速インターネット回線が無料で使える
 同じような境遇の事業主がたくさんいる
 賃貸オフィスより料金が安い
 共用部の清掃などを気にしなくて良い
 会議室が別途あり来客時の商談も安心
 登記も可能

・デメリット
 
 オフィスの改装は不可
 空調が共同の場合がある
 隣の部屋の音は気になる場合がある

コワーキングスペース

 最近はやりのコワーキングスペースです。私も毎日使っています。
 自分の仕事・副業の拠点(連絡先)になったり、同じような境遇の人達との情報交換の場にもなります。
 
・費用面 :△ 費用はかかるが安い 
・アクセス:△ 一般的に歩ける距離にない
・設備面 :〇 オフィスの機能あり
・作業環境:△ セキュリティなし
・会社登記:△ 別契約となる
・交流可能:〇 交流は盛ん
・自慢可能:△ まあまあ可能か?

・メリット

 高速インターネット回線が無料で使える
 同じような境遇の事業主がたくさんいる
 利用料金が安い(特に月極の場合)
 清掃などを気にしなくて良い
 会議室が商談などで利用できる

・デメリット

 プライバシーはない
 荷物の置き場所がない
 周りがうるさい場合が多い

図書館

 作業場所としての図書館はかなり有用だと思います。
 最近は図書館側もパソコン専用の場所を設けているところもあり、図書館によっては狙い目です。
 逆に、同じような目的の人たちが集まるので、席の奪い合いになることが多いです。
 
・費用面 :〇 無料
・アクセス:〇 ある程度近い場合が多い
・設備面 :△ WiFi,電源の確保要
・作業環境:〇 静か。自分も静かにする
・会社登記:✖ 
・交流可能:✖ 
・自慢可能:✖ 

・メリット

 利用料が無料で毎日行ける
 設備の良い図書館であれば、WiFi、電源のあるパソコン利用専用の場所を設けているところもある。
 静かで集中できる
 何時間いても追い出されることはない

・デメリット

 席を確保するために毎朝並ぶ必要がある
 利用時間に制約がある(通常9時~18時くらい?)
 作業場所での飲食は不可(昼食に困る場合がある)
 タイピング音には気を使う必要がある
 WiFi,電源確保が難しい図書館がある

喫茶店+ファミレス

 同じ喫茶店やファミレスを毎日・長時間利用することは難しいですが、ローテーションを組んでいけば、長時間利用も可能です。
 飲み物を飲みながら作業ができるので、気分良く作業が進むかもしれません。
 ただ、周りがうるさい場合があるので、集中力が必要でしょう。
 
・費用面 :△ 毎日だと相応に出費 
・アクセス:〇 ほぼ近場にある
・設備面 :△ WiFi,電源の確認要
・作業環境:△~✖ うるさい場合も
・会社登記:✖ 
・交流可能:✖
・自慢可能:✖

・メリット

 場所をローテーションするので気分転換になる
 飲食しながら作業ができる
 ファミレスはテーブルが広く作業しやすい

・デメリット

 オーダーの仕方で費用が高くつく
 混んでて入れない可能性がある(リサーチ要)
 混む時間帯は長時間利用できない
 WiFi,電源の場所が確保できるかわからない

まとめ

4.matome-71

 さて皆さん、いかがでしたか?

 「定年後、作業場所のおすすめスポット5選」をご紹介しました。これから作業場所を考える上での参考になったでしょうか。

 ぶっちゃけ、最初は「自宅」+「図書館」+「喫茶店・ファミレス」のローテーションでも良いのではないかと思います。
 各場所に名前を付けて、その日の気分で、今日は会議室1、明日は会議室2、なーんて面白いんじゃないでしょうか。
 
 少しでも稼げるようになってから、有料の場所を借りるのが王道かと。

 ところで、いろいろな作業場所で困るのが騒音問題です。
これはコワーキングスペースも同じでひどい時があります。そのときに強い見方が、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンです。
 本当に最近のは機能が素晴らしく、まさにサマサマです。

 サンプルのリンクを貼っておきますので、自宅や図書館以外をご利用する方には、ご検討することをお勧めします。 

(高いがイチオシ)

(とりあえず安いやつでOKなら。コスパ抜群)

 では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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