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・趣味を持つなら”ひとりできる趣味”を持ちたいと思っている人
最近、定年後は暇になるから、何か趣味を持っておきなさい、などというお節介な定年本や記事があふれています。
確かに趣味を持つことは重要ですが、趣味を持つなら他人に左右されない”ひとりできる趣味”がよいと思いませんか?
せっかく趣味を持っても、他人のスケジュールや意向を気にするようならストレスがたまるだけです。
では、ひとりでできる趣味について見てみましょう。
大人の趣味に必要な要素とは?
いい年になったら趣味を持てというが・・・
『定年後は暇になるので「趣味」を持っておきなさい。』
などと、余計なお世話を言う定年本や煽り記事が後を絶ちません。大きなお世話だ!とはいうものの、平日の昼間から家のリビングでゴロゴロしていると、家族から非難轟轟になるのでどうにかしたいと思うものです。
しかし、現実は仕事一筋のために「無趣味」。
ゴルフだって毎日すればすぐ飽きます(毎日するお金もないが)。
そこで何か趣味でも・・・、と考えてもなかなかこれだ!というものには巡り合わないものです。
若い時から続いている好きな趣味があれば、それは幸運です。だいたいの人はそんな「趣味」など持ち合わせていません。
また、学生の時にはのめり込んでいたものの、今となっては興味が持てない、ということも良くある話です。
定年本が言うほど、現実はそんな簡単なものではないのです。
※とてもおせっかいな?「定年本」の比較記事は以下になります。一応読んでみる価値はあると思います。
定年後の「趣味」に必要なのは「一人あそび」だ!
「定年後には趣味が必要だ!」 とのたまう、上から目線の人達に欠けている視点があります。
それは、「大人の趣味に必要なものはひとりでできること」が大事だということです。
現役時代は人間関係で苦労しました。無理な数字を吹っ掛ける上司、無理難題だれけの客、情弱ジジイと突き上げてくる若手・・・。もうこれらの人間関係に振り回されなくて済むのです。
つまり、定年後は他人の都合など気にせず、気楽にひとりで楽しめることが重要なんです。
考えてもみてください。
いちいち人のスケジュールを気にしていたら、楽しいものも楽しくなくなります。
要するに、もしもこれから何らかの趣味を始めるのであれば、ひとりでできる趣味が良いのです。 できれば、世間でクールと言われているものがベストでしょう。
定年を過ぎると、久しぶりに昔の知り合いに合う場合が多くなります。また、新しいコミュニティに参加する場合もあるでしょう。
そういうときに当然ご趣味は?となります。こんなときに、「ひとりでできる趣味」であればグッドですよね。
関わりたくない人たちから、「今度ご一緒に」なーんてことが無いので気楽です。
こういう趣味の選択もあってよいでしょう。わざわざ他人様から絡まれるような趣味を持つこともないと思うのですが(まあ、そういう選択もありだとは思います。個人の好みの問題ですから)。
もちろん、本当にやってる趣味でないとダメですけど。
ひとりでできる趣味10選
それでは具体的にひとりできる趣味を見ていきたいと思います。
【評価ポイント】として以下の6つのポイントを軸にして考えていきたいと思います(評価は〇、△、✖。評価は筆者の主観です)。
ご自分の趣味を考える上で参考にしていただければ幸いです。
【評価項目】
・ひとりで楽しめる 〇 端的なコメント
・簡単に始められる 〇 端的なコメント
・お金はかからない 〇 端的なコメント
・人に話せる趣味か 〇 端的なコメント
・危険はないか 〇 端的なコメント
・長期継続は可能か 〇 端的なコメント
また、以下の3点については、それぞれの趣味について具体的な解説をしていきます。
・どのように一人で楽しむか
・どのように始めるのか
・趣味として楽しむ場合の注意点
インドア系
ゲーム・ネット三昧
(Twitter,YouTube,ゲーム、動画配信サービス、など)
”ネット・オタク”には夢のような生活です。
朝起きたら、Twitterやお気に入りのYouTube配信を確認し、それに飽きたらGame三昧。
午後はNetflixeで映画を見て、夜は最新ゲームのゲーム解説を見ながらをだらだらする。
絵にかいたような堕落な生活が楽しめます。
【評価項目】
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単
・お金はかからない 〇 たかが知れている
・人に話せる趣味か ✖ あまり褒められない
・危険はないか △ 健康が多少不安
・長期継続は可能か 〇 いつまでも可能
・どのように一人で楽しむか
ネットの世界なのでどうしようか悩む必要はありません。自分の好きなように楽しむだけです。
TwitterやYouTubeで最新動向を把握できるので、情報収集はバッチリです。
同好の輩とネットで交流すれば、別に一人でいても寂しくないでしょう。こういうゆるいつながりが今の世の中はベストです。
気を使うばかりでツマラナイご近所付き合いなんか止めて、ネット三昧で人生を楽しみましょう。
・どのように始めるのか
パソコン1台あればまずはOK。
ゲームが好きなら専用のゲーム機を購入も必要です。あとは映画用に大型モニターもあればベストでしょうか。
特に準備も要らないので、始めるのはとても簡単です。
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・趣味として楽しむ場合の注意点
まずは健康に気を付けることでしょう。
いくら楽しいといっても、昼夜逆転の生活をして不健康三昧は褒められません。
適度な運動、規則正しい生活をしていれば、ネット三昧の生活をとやかく言われる筋合いはありません。
40年もの宮仕え生活を耐え忍んで得られた安楽な生活、大いに楽しむべきでしょう。
また、たまには気分転換に外でも遊びたいものですね。
植物を育てる(畑作業もあり)
知り合いで何人も畑仕事にハマっています。
どうも歳をとると、人間というものは土に帰っていくのでしょうか。
いきなり畑仕事は極端なので、まずは室内の観葉植物から。そして興味が湧いたらベランダや庭のプランターでの野菜作り、そして最後は畑デビュー、というステップでしょうか。
①観葉植物
まず最初は観葉植物からら始めるのがよいでしょう。お勧めは多肉植物(サボテン系)。枯れることが少なく、見ていてかわいいし、癒されます。
毎日の生活に張りがでるというものです。
盆栽も捨てがたいのですが、ちょっと敷居が高いですね。。。
②プランターで野菜作り
植物に慣れてきたら、次はプランターで野菜作りに挑戦です。
季節で植える野菜も違ってきますので一年中楽しめますね。収穫の時期はひとしおでしょう。
趣味と実益を兼ねて、奥さんも大喜び間違いなし。
③畑を借りて本格的に野菜作り(※アウトドア)
プランターでの野菜作りが成功したら、いよいよ畑デビューです。
近所の市民農園や貸農園で畑を借りて家庭菜園デビューです。
本格デビューの前に、体験農園で畑作りを実際に体験したほうがよいかもしれませんね。
【評価項目】
・ひとりで楽しめる 〇 家庭菜園は(△)
・簡単に始められる 〇 最初簡単、奥は深い
・お金はかからない 〇 たかが知れている
・人に話せる趣味か △ 畑なら(〇)
・危険はないか 〇 健康的
・長期継続は可能か 〇 植物の成長が楽しみ
・どのように一人で楽しむか
①観葉植物、②プランターで野菜作り、までであれば、十分ひとりで楽しめます。
ネットで情報を集めながら、DIYセンターなどでプランターや野菜の種を買うときに情報取集すれば十分でしょう。
しかし、ことが家庭菜園まで及ぶと、これは一人でと言うわけにはいきません。ちゃんと野菜作りを学ばないとなかなか難しそうです。
※実は私の実家は農家だったのですが、ほとんどやってないので良く分かりません。。。
・どのように始めるのか
まずは①多肉植物から育てることから始めましょう。そして、自分に合うなと思ったら、②、③とステップアップしていく感じでしょう。
まずは、かわいい多肉植物をポチリましょう。
・趣味として楽しむ場合の注意点
特に注意することはないように思います。
ただ、当初はインドアですが、家庭菜園になるとアウトドアになります。力仕事も多少は出てきますので、そのへんは覚悟しておきましょう。
でも、土いじりは楽しいと思いますよ。
投資をする(株式、FXなど)
デイトレーダーを目指す。
ここでの投資は、資産形成のための長期投資ではありません。
短期間で売買を繰り返す、デイトレーダーを目指します。ゲーム感覚で投資をする感じでしょう。
マーケットの開くウィークデーはデイトレードに没頭し、週末はのんびりする。生活にメリハリができてとても健康的になるかも。
評価項目的には、やや微妙な線ですが、やはりトレーディングは危険な匂いのする男のロマンを感じますね。
【評価項目】
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる △ それなりの準備要
・お金はかからない △ 相応の金額準備要
・人に話せる趣味か △ 微妙ですね
・危険はないか △ 暴落でショック?
・長期継続は可能か △ お金が続く限り
・どのように一人で楽しむか
それはもうある意味ギャンブルです。
儲かったら王様、負けたら乞食。。。
全て自分だけで楽しめる、自己責任の世界です。
楽しみ方は人それぞれでしょう。
・どのように始めるのか
【準備編】
まずは短期投資の勉強が必要でしょう。
まずは書籍で勉強するのが王道ですね。
多少の知識が付いたら、最近YouTubeで有名な、高橋ダンの動画を毎日見て勉強しましょう。
「投資の始め方 How To Begin Investing?」の動画
※投資は自己責任です!
【実践編】
本格的に始めるには、まずPCとできれば専用モニターが必要です。とりあえずPCは最新版を購入すれば問題ないでしょう。もしろんお手持ちのもんで十分です。ご参考にリンクを貼っておきますが、ご自分の好みで揃えましょう。
※Amazonへのリンクになっています。
パソコン: MacBook Pro など、なんでもOK
モニター: HP モニター HP 27m 27インチ ディスプレイ フルHD 非光沢IPSパネル(サンプルです)
デイトレード用に新たに証券口座を開設しましょう。
なぜ新たに証券口座が必要なのか?
それは、長期投資と短期投資の資金が入り混じるのを避けるためです。これはリスク管理の一環。(高橋ダンも言ってます)
老後資産をなくさないためにも、必ず証券口座は分けましょう。
おすすめの証券口座は以下です。
1株から買えるのは「SBIネオモバイル証券」だけ!
(あくまでも趣味なので、くれぐれも多額な資金は突っ込まないようにしましょう)
FX口座を開設するなら、DMM FXがお手軽でしょう(※FXをやるかどうかは慎重に!)
今なら、口座開設キャンペーン!【最大200,000円キャッシュバック】
趣味として楽しむ場合の注意点
まず、高額のお金を突っ込まない、老後のお金には手を付けない、ということでしょうか。
趣味ですので、余裕資金で楽しむ、ということに尽きるでしょう。
そのためにも証券口座は、長期投資用と短期投資用はしっかり分けましょう。
(デイトレードする資金はあらかじめ決める)
あと大事なのは、「うまい話しには乗らない」ということです。
投資系の情報を検索していると、必ず「必ず儲かります」系の広告がでるようになります。
安易にそのような誘いに乗らないように気をつけましょう。
儲け話など絶対に向こうからやってきません。
YouTuber(動画編集)になる
YouTuber(ユーチューバー)とは動画共有サイトYouTubeに自分で撮影した動画を投稿して収益を得ている人の事です。
本来はYouTube投稿で収益を得ている人がYouTuberですが、ここではYouTubeに投稿してれば誰で YouTuber としましょう。
撮影した動画をYouTubeにアップするだけなら非常に簡単です。
ただ、世の中の人に見てもらうためには、見やすいように動画を編集したり、音楽を入れたり、タイトルや文字説明を入れるなどのいわゆる「動画編集」の作業が必要になります。
この「動画編集」作業は非常に手間がかかりスキルも必要になります。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単だが、奥は深い
・お金はかからない △ 動画編集学習・ソフト
・人に話せる趣味か 〇 人に話せる
・危険はないか △ 室内にこもりがち
・長期継続は可能か 〇 技術向上で長期化が可
・どのように一人で楽しむか
YouTubeとしての楽しみ方は、そのレベルで3段階に分かれます。
①無編集で動画をYouTubeにアップして楽しむ
自分の撮影した動画をアップし、家族や知人に知らせて楽しむ段階。
この段階で終わってしまうと、趣味としては続かない。
②動画編集を楽しむ
動画をアップして楽しむ段階から、あるテーマの動画を撮影して、編集を加えて楽しむ段階。
動画編集ソフトの購入や動画編集スキル獲得のための努力が必要になります。もちろん動画の質が向上します。
③YouTubeのチャンネル登録数・再生回数が増える
動画の編集スキルも上がり、YouTubeが不特定の人から再生され、再生回数が増える状況になる段階。
Twitterなどとも連携してYouTubeへの流入数を増やすなどの努力も必要になります。
ここまで来ると、立派なYouTuberになりますね。
・どのように始めるのか
最初の始め方は簡単です。
スマホで動画を撮影してYouTubeに投稿するだけ。Gmaiのメールアドレスを持っていればすぐに投稿可能です。以下の記事を参考にしてください。
次の段階での動画編集がポイントです。
ここでは、動画編集のスキルを付ける必要があります
。
無料の動画編集ソフトを使うのも手ですが、本アック的なソフトの、Adobe Creative Cloudを格安で使える講座があります(通常7万円するのが、半値で使える)。
「Adobeのソフトを使って動画編集を始めたい!」そんな方におすすめなのが
『デジハリAdobeマスター講座 』
です。
動画編集ソフトはどうしても必要なので、本格的に動画編集を行う場合は非常にお得になります。
・趣味として楽しむ場合の注意点
長く続けるために最も重要なのが、YouTube動画の「テーマ」でしょう。
例えば、「ゴルフ」、「節約(買物)」、「ペット(犬、猫)」など、自分の得意や好きな事をテーマに、動画配信をしていけば、ネタが尽きず、視聴者にアピールできる動画を配信することができるでしょう。
日常をただ動画で流すという、vlogというのもありますが、じじいの日常など誰も興味がありません。多くの人が興味を持つテーマで良く編集された見やすい動画であれば、再生回数も増えることが期待できます。
資格取得
資格取得は、ひとりでこつこつできる趣味の王道ではないでしょうか。
現在日本では、国家資格が1200種類以上、民間資格まで含めると3000種類以上あると言われています。
これだけの種類があれば、死ぬまでに全てを制覇することは不可能、ネタは尽きません。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単です
・お金はかからない 〇 たかが知れている
・人に話せる趣味か 〇 評価はされる
・危険はないか 〇 ボケ防止になる
・長期継続は可能か 〇 ネタは尽きません
・どのように一人で楽しむか
やり方は自由です。
ひたすら勉強するもよし、目標を決めて計画的に資格を取得するもよし。
お金の面から、できれば独学か通信教育で行きましょう。スクールは効率的ですが高くつきます。
タイムバケットを使って、100歳までに取得する資格一覧を作るのもおすすめです。
タイムバケットの作り方は以下を参考にしてください。
・どのように始めるのか
自分の目的や目標に合わせて、取りたい資格を選んで始めていけばよいでしょう。
以下のサイトが参考になると思います。網羅している資格の種類がすごいです。
・資格キング.com
https://www.shikaku-king.com/
・趣味として楽しむ場合の注意点
特に注意点はありません。
おすすめの資格については以下の記事もご参考にしてください。
アウトドア系
ここからはアウトドア系でひとりでできる趣味になります。
一人旅(バックパッカー)
シニアのバックパッカーが今流行りです。
昔にバックパッカーをやっていた人も、初めての人も全然大丈夫。今、行かなければいつ行きますか?
若い時のように無理はできませんけれど、余裕のある時間を使えば、無理のないバックパッカー旅行が可能になります。
バックパッカーのメッカと言えば、東南アジアやインド。懐かしいアジアの匂いに包まれるも良し、最後の巡礼の旅にしても良いでしょう。
何にも忖度する必要のない事由を満喫したいものです。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる △ 気合が必要かも
・お金はかからない 〇 節約旅行です
・人に話せる趣味か △ 微妙。自慢は無理
・危険はないか △ 健康面がやや不安
・長期継続は可能か 〇 体が続けば可能
・どのように一人で楽しむか
まずは、エアー旅行から。
つまり、旅行ガイドやネット情報を基に、旅の目的や行き先などを考えることです。
実はこれが意外に面白いもので、下手をすると実際の旅行より面白いものです(個人的感想)。
おおざっぱなプランができたら後は実行のみです。
昔のようにバスや鉄道などの公共交通機関だけに拘らなくてもOK。お金に余裕があるのですからタクシーも使いましょう。もう昔の体ではありません。
安宿に泊まり歩くもよし、安宿がキツイようなら中級ホテルに泊まるもよし。無理のないやりかたでいきましょう。
ガイドブックは地球の歩き方、Lonely Planet、が定番です。西洋人と同じ宿に泊まりたかったら、ロンプラ一択です。
サンプルを以下に貼っておきます。
・どのように始めるのか
まずは、旅に出ましょう(今はコロナで無理ですが)。
旅に出ればあとはどうにかなります。
25Lのデイパックを担いで、中には地球の歩き方か Lonely Planet。別に始め方にルールはありません。
好きなようにやりましょう。
※ちなみに私が使っているバックパックはこれです。
25リットルですが、荷物を極力減らすとこれくらいの大きさが丁度よいです。普段使いにも便利です。
・趣味として楽しむ場合の注意点
シニアには旅先で何が起こるかわかりません。行くからには客死を覚悟しましょう。
体力的には若者に劣るので、無理はしない、強盗などには気を付ける、くらいでしょうか。
いつも余裕を持ち続けたいですね。
バックパッカーについては、こちらの記事も参考にしてください。
鈍行列車/路線バス+温泉/神社仏閣、など
昔懐かしい鈍行列車や路線バスを乗り継いで温泉や、神社仏閣を尋ねるゆっくり旅です。一人旅には丁度良いですね。「青春18きっぷ」を使えばお得感満載です。ふらっと好きな時に出かけられるのが魅力です。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単です
・お金はかからない 〇 たかが知れている
・人に話せる趣味か △ 普通の旅行として
・危険はないか △ 長時間で腰が心配
・長期継続は可能か 〇 体が持てば大丈夫
・どのように一人で楽しむか
楽しみ方はひとそれぞれでしょう。
鈍行列車に揺られながらボーとする、温泉街をそぞろ歩く、場末のスナックで盛り上がる、などなど。
数え上げたらきりがありません。ご自分の楽しみをみつければそれで良いのでしょう。
・どのように始めるのか
特に決まった始め方などありません。
事前に準備することもほとんどありません。行き当たりバッタりで旅に出るのもおつなものです。
・趣味として楽しむ場合の注意点
ひとりでふらっと旅に出るのは良いのですが、家族には行先くらいは連絡しておきましょう。
家出老人や自殺願望老人と間違われたらやっかいです。
あとは、長時間移動で腰が大丈夫かと言うことでしょうか。
国内なので、とりあえず何があっても安心ですね。
美術館・博物館めぐり
ある調査によると、美術館・博物館の数は以下のように膨大です。
美術館: 1,064館
博物館: 4,310館 合計 5,374館
もちろん、私設博物館なども含まれますが、これだけあればすぐに行き尽くすなんてことはありません。
もし全部回ってしまったら、動物園、植物園、水族館などでも良いかも。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単です
・お金はかからない △ 旅行代金が必要
・人に話せる趣味か 〇 十分人に話せる
・危険はないか 〇 危険はなし
・長期継続は可能か 〇 旅行との組合せ最高
・どのように一人で楽しむか
自分で美術館・博物館一覧を作成し、スタンプラリーのごとく、行ったところをどんどん丸を付けていく感じでしょうか。全国制覇の目標を掲げればやる気も出るというものです。
自宅の壁に美術館・博物館一覧表を作成し、行ったところを塗りつぶして、入場券を貼るとか。
いろいろ楽しみ方はあると思います。
ブログやYouTubeで発信するのも一つの手です。館内撮影は難しいでしょうが、建物の外観や周りの風景、行き方などいろいろネタはあると思います。ご当地グルメまでやると、ちょっと趣旨がずれるかも。
YouTubeの機材は少なくて済むので始めやすいでしょう。以下の記事を参考にしてください。
・どのように始めるのか
手始めに、近所の美術館・博物館から始めればよいでしょう。特に準備も要らないので、気楽に始めましょう。
慣れてきたら、これから行く予定の美術館・博物館の下調べをしたりすると良いでしょう。実際音連れたときの興味の湧き方が全然違ってきます。何も知らずに行ったら、「へえー」で終わっちゃいます。
やはりそれなりの準備が必要でしょう。
・趣味として楽しむ場合の注意点
特に注意点はありません。好きなように楽しめばよいでしょう。
現在、日本全国の美術館・博物館を制覇したとの情報はネット上にありませんので、もしかしたら日本初になるかも?知れません。
最初から全国は厳しいかも知れませんので、まずは自分の住んでいる都道府県から制覇してはいかがでしょうか。
ソロキャンプ
「ヒロシ」で一躍有名になったソロキャンプ。
大人になってっも「キャンプ」という非日常はとても面白い体験です。
実際に火を起こして料理して食べる、誰もいない空間で一人静かに過ごす。とても癒される時間になるでしょう。
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる △ それなりの準備要
・お金はかからない △ 用具、移動費用
・人に話せる趣味か 〇 流行り、クール?
・危険はないか △ 注意が必要
・長期継続は可能か 〇 体力が続けば可能
・どのように一人で楽しむか
楽しみ方は「ヒロシのソロキャンプ」を見てください。実際の映像を見たほうが良く分かります。
・どのように始めるのか
まずは移動手段を決めることが必要です。徒歩+電車・バス、自動車、バイク、などなど。移動手段で持てる道具に制限が出ます。
まずは自分のスタイルを明確にすることが必要でしょう。
次にキャンプ道具の選定。クルマ以外であれば軽量・コンパクトな道具が選定のキーになります。
例えば、徒歩+電車であれば以下のような軽量テントにするなど。
道具選びは難しいですね。。。
初心者の道具選びについては以下の動画が参考になります。
・趣味として楽しむ場合の注意点
ソロキャンプの注意点は、ケガ、自然災害、野生動物などに気を付けるということでしょうか。
特にテントを張る場所として、河原などは上流の雨により川の水嵩が急激に増す場合があります。
また、場所によっては熊やイノシシなどの危険な動物に遭遇する可能性があります。事前に危険情報を調べておくべきでしょう。
また、一人なので何かあった場合の連絡先などを確保する、携帯電波が繋がるかなどを確認しておくことが必要でしょう。
公営ギャンブル巡り(97施設)
最後は意外にも公営ギャンブルです。
公営ギャンブルは斜陽産業ですが、逆に昭和の匂いがプンプンして我々の世代には渋くて、グッとくるものがあります。
公営ギャンブルの種類と開催施設の数は以下のようになります。
競輪場とボートレースが意外に多いのにびっくりします。
競馬 25(中央 10、地方 15)
競輪 43
オートレース 5
ボートレース(競艇)24
※他の区分として「くじ」がある
宝くじ
スポーツ振興くじ
・ひとりで楽しめる 〇 もちろんOK
・簡単に始められる 〇 簡単です
・お金はかからない 〇 熱くならなければ
・人に話せる趣味か ✖ あまり褒められない
・危険はないか △ 血圧が心配・・・
・長期継続は可能か 〇 当面は大丈夫
・どのように一人で楽しむか
公営とはいえギャンブルなので、あまり世間様から褒められるということはないでしょう。
でも逆にそこが「チョイ悪」的な感じがして、男ごころをそそります。また、施設の老朽化が進み、レトロ感満載でまさに「ジジイの遊園地」化しています。
一人で楽しめること間違いなし。
公営ギャンブルは日本全国にあり、それらを訪ねるだけでも「日本全国公営ギャンブルを訪ねる旅」として、YouTubeにチャンネルが作れそうです。
現に公営ギャンブル施設のグルメをYouTube配信している人がいます。
・どのように始めるのか
特に始めるのに必要なものはありません。
その競技を開催している施設に行って、お金をかけるだけです。まあ、ギャンブルですから。
そのようにしたらよいのかは、YouTubeやググればいくらでも出てきますので、それらを参考にしましょう。
(競輪の例)
・趣味として楽しむ場合の注意点
何と言っても、ギャンブル依存症にならない、と言うことに尽きるでしょう。
そういう意味では、いつも負けていたほうが良いかもしれません。下手に勝つと舞い上がってしまって、大金をつぎ込むことになりかねません。
小さく楽しんでいくことが肝要かと。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【趣味にお困り方必見!】 定年後ひとりでできる趣味10選 (楽しみ方も詳しく提案!)」をご紹介しました。これから一人で趣味を楽しむ生活を送る上での参考になったでしょうか。
ぶっちゃけ、本当は何でも好きな事をすればよいだけです。ただ、ひとりでできる趣味だと、他人の都合を気にせず好きなときにできるので続けやすいものです。
いずれにしろ、ひとは十人十色です。ここに挙げたものが当然全てではありません。
仕事ではないのですからゆるく楽しく、そして自分がリラックスできるものを続けていけば宜しいのではないでしょうか。
グッドラック!
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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