先日、自分だけの変わった２６種類のおすすめ「趣味」を紹介させていただきました。これに引き続き、私こと”明るい隠遁生活”の独断と偏見で各分野の詳細解説を順次させていただいております。
【リンク】定年後を明るく楽しく過ごすための、自分だけの趣味を見つけよう【５カテゴリー２６種類の”なるほど”趣味を解説】
本日はその第三弾として「ギャンブル系・厳選５種」を、渾身を込めて深堀りしたいと思います。
定年後にギャンブルなんてとんでもない！などとお叱りを受けることは十分承知しておりますが、身を持ち崩すまでハマるからいけないだけです。遊びと割り切ってスマートにできるのが大人なのではないでしょうか。
いずれにしろ、残り時間は少ないのですからやりたいことやってみませんか？
＜はじめに＞「趣味を考える上でのポイント」のおさらい
前回の記事で、５つの評価ポイントをご提示しました。
この詳細編では、各趣味についての検討ポイントを独断で評価。
[ 〇、△、✖ ] の３段階で可視化しています
ただし、「１．興味がもてることか？」については、人それぞれなので、一般的な”人気度”という観点で評価しました。大衆人気に迎合するのか、一人孤独の道を選ぶかは、あなた次第です。
各趣味でポイントの低かった項目について、どうしたら自信をもって自分の趣味にできるかを考察しました。（考察のポイント）
＜詳細編＞ ギャンブル系・おすすめ５選
公営ギャンブル（競馬、競輪、競艇など）
１．興味が持てることか？ 〇 あなた次第
２．一人でもできる趣味か？ 〇 OK
３．お金はあまりかからないか？△ 自制が重要
４．人に自慢できるか？ ✖ 人に話せない
５．長く続けられるか？ △ お金次第
全体評価
中央競馬は別として、どうも公営ギャンブルは日陰の存在感が強いと思います。奥様方からしたら眉をひそめる存在、イメージとしたらうらぶれたオヤジ連中が集う場所。そう、まさに昭和が広がる世界。特に地方の会場はレトロ感満載の場所が多く、昭和世代オヤジの遊園地と化しています。こんな昔懐かしい、心がとろけるような場所で日がな過ごし、帰りにひとり一杯やってみるのもいいものではないでしょうか。
最近は、公営ギャンブル女子もいたり、YouTube解説もあり、トライする垣根は低くなっています。
反逆の道楽、公営ギャンブルが面白い。
低評価ポイント対策
・検討のポイント１：お金はかからないか？
もしガチでハマってしまえば大金を失うことになります。
虎の子の年金を突っ込み「ギャンブル三昧」だけは避けましょう。
そう、ギャンブルは「金儲け」ではなく、スマートな「遊び」と認識すればよいのです。
例えば、持っていくお金の上限を決めて、キャッシュカードは持たない。とか、会場での投票だけでオンラインでの投票は絶対しない。とかルールを決めておくことが重要だと思います。
もしハマって大金を失ったら、、、すみません、責任もてません。
・検討のポイント２：人に自慢できるか？
人に自慢できるか？と聞かれたら「無理！」というしかありません。もともと日陰的な存在なので、ひとり禁断の楽しさを味わいましょう。
もしも暇なとき何やってるの？と人に聞かれたら、初めてそこでさらりと「公営ギャンブル」の話をしても良いかも知れません。意外と昭和レトロなんだよ～、とか。
いずれにしても自分から公にするものではないでしょうね。
・検討のポイント３：長く続けられるか？（深く追求できるか）
お金の切れ目が縁の切れ目。
そう、お金が続くかが最大のポイントだと思います。
他の趣味と違って、深く追求すると確率的に必ず破産しますので、「ギャンブルに勝つ」ことに対して深く追求することは止めたほうが良いでしょう。
なんなら、お金を使う実際の投票はやめて、エアー・ギャンブルで深く追求する（例えば、解説のYouTuberになってみる）、なんてこと考えられますね。
海外カジノ（→将来日本にも？）
１．興味が持てることか？ 〇 あなた次第
２．一人でもできる趣味か？ 〇 OK・複数可
３．お金はあまりかからないか？✖ かかります
４．人に自慢できるか？ 〇 結構Cool
５．長く続けられるか？ △ キッカケは？
全体評価
海外カジノ。高級感あふれる空間で楽しむ大人のギャンブル。今宵も、スロットマシンを手始めに、大小、ルーレット、バカラ、ブラックジャックを楽しむ。戦略と駆け引き、ギャラリーがあなたの一挙手一投足に固唾をのみ、今夜もあなたが主役です。
近場のアジアで楽しめる国は、マカオ、韓国、シンガポール、フィリピン、そしてカンボジア。足を伸ばせば、ラスベガスやモナコなど。カードものは多少の勉強は必要ですが、あとは度胸と心意気。アフター・カジノを含め、めくるめく世界があなたを待っています。
※オンラインカジノもありますが、あまりお勧めしません。
低評価ポイント対策
・検討のポイント１：お金はあまりかからないか？
お金はかかります、旅費＋カジノ代。
毎週のように海外のカジノに行くなんてことは普通無理でしょう。現役時代のように海外出張がてら楽しめる、なんてことができればよいのですが。。。
LCCの安い航空チケットや安宿を利用するようなしみったれ旅行は海外カジノには似合いません。ここは豪華に行きましょう。
海外に行けない日々は、ひたすら自宅でイメージトレーニングです。
・検討のポイント２：人に自慢できるか？
これは自慢できるのではないでしょうか？
海外カジノで華麗にバカラを楽しむ、などクールだと思います。公営ギャンブルとはレベルが違うでしょう。
問題なしです。
・検討のポイント３：長く続けられるか？（深く追求できるか）
カジノの場合、お金を稼ぐというより、ディーラーとの勝負ということにフォーカスすれば、奥は深いと思います。場数を踏みながら、いろいろな戦略方法をイメージトレーニングする、など深く追及する方法はありそうです。
なお、コロナで海外行けないからといってオンライン・カジノは止めましょう。ただの金まみれのギャンブルになってしまいます。あくまでもカジノは、場所も含めた雰囲気を楽しむものではないでしょうか。
ハイリスク投資（株式、FX、仮想通貨など）
１．興味が持てることか？ 〇 あなた次第
２．一人でもできる趣味か？ 〇 度胸次第
３．お金はあまりかからないか？〇 少額投資で！
４．人に自慢できるか？ ✖ 自慢はしない
５．長く続けられるか？ 〇 長期戦略で
全体評価
ここでは趣味の「ハイリスク投資」について考えます。決して「投資」として述べているわけではありませんので、お間違え無く。
（→別途、投資としても考えてみる予定です）
なので、投資金額は少額として年間の上限を設け、投資した金額はもう失ったものとして考えるのが良いと思います。
ポイントは自分の予想が当たるのかどうか。大方外れるでしょうが、何故予想が外れたのかを分析し、次に生かす。いろいろな情報が入るが何が正しくて何が間違っていたのか、などなど。結果と原因分析と次回対応のループは無限です。
もし少し儲けが出たら、奥さんと久しぶりの食事でもいかが？
低評価ポイント対策
・検討のポイント１：お金はあまりかからないか？
少額投資に徹することで、お金を掛けないハイリスク投資を実現しましょう。たまたまの幸運で儲けが出て、ずぶずぶ深みに嵌らないよう、肝に銘じましょう。
そのためにも、変な営業がしゃしゃり出てこない、割安なネット専業業者のオンライン取引で行きましょう。
（おすすめ証券会社はこちらの記事を参考にしてください）
・検討のポイント２：人に自慢できるか？
投資が趣味とは別に言っても大丈夫だと思います。ただし、必ず少額でやっていて、うまくいかないね、と言っておきましょう。決して儲かっているなどと言ってはいけません。すぐに噂になり、変な輩が押し寄せる、なーんてことにもなりかねませんので。
お気を付けください。
・検討のポイント３：長く続けられるか？
株式投資を少額でいろいろな銘柄に分散投資していけば、長期で楽しむこともできるでしょう。優待券などをゲットできれば楽しみも増えますね。仮想通貨などいろいろな銘柄に投資して値動きを長期的に見ていき、経済との関係を考察するなどで楽しむことはできるでしょう。
でも、株のインデックスファンドとかはは止めましょう。ここでは「投資」ではなく「趣味」なのですから、もっとギャンブル性を楽しみたいものです。
少しは興奮しないとボケちゃいますよ。
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骨董収集（国内、海外）
１．興味が持てることか？ 〇 あなた次第
２．一人でもできる趣味か？ 〇 そのとおり
３．お金はあまりかからないか？△ ある程度必要
４．人に自慢できるか？ △ 迷惑かも
５．長く続けられるか？ 〇 伝統です
全体評価
最近は「何でも鑑定団」で有名になった骨董品。
TVでもよく偽物だった、ということでガックリする持ち主の姿が写されます。偽物が９割以上と言われる骨董の世界はやはり「道楽」と位置付けないといけないのでしょう。投資などというのはもってのほか。海外骨董も含めて趣味の世界に留めましょう。本物、偽物以前に気に入れば良いのですから。これぞ立派な骨董趣味です。
最後は、「やっぱり偽物でしたか！ガハハハハ！」と豪快に笑い飛ばしたいものですね。」
低評価ポイント対策
・検討のポイント１：お金はあまりかからないか？
お金はかかるでしょう、たぶん。昔ながらのご隠居の道楽。掛け軸、茶碗、壺、絵画、海外アンティーク類、などなど。挙げたらきりがありません。数百年の歴史を経てあなたのもとにやって来るなんて、偶然賜物以外のなにものでもありません。
あぶく銭があるならどんどん使いましょう。海外で散在してくるのも、国際協力の一環として喜ばしいことですね。
・検討のポイント２：人に自慢できるか？
骨董収集は世間的にも十分認められている高尚な趣味なので、問題なく自慢できるでしょう。ただ、聞かされる側は値段以外には興味がないので、下手な蘊蓄（うんちく）は退屈かも。
・検討のポイント３：長く続けられるか？
骨董を本格的にするには、大変な勉強が必要でしょう。お金が絡んでくれば目の色変え精進できますね（現金なものです）。美術館・博物館を巡って本物の目を養ったり、本で体系的にものの歴史を勉強したり、そしてこまめにお店に通って勉強したり。ボケてる暇なんてありません。
麻雀（含む、フリー麻雀）
１．興味が持てることか？ 〇 あなた次第
２．一人でもできる趣味か？ ✖ フリーもあり
３．お金はあまりかからないか？〇 安い掛け金で
４．人に自慢できるか？ △ 話のネタに
５．長く続けられるか？ 〇 動ける間OK
全体評価
昔懐かしい「麻雀」。なぜあれだけ飽きもせず毎日毎日やっていたのでしょうか？
寝坊して昼から起きだし、学校にたどり着く前に雀荘につかまり、そのまま閉店まで麻雀。タバコの煙がもうもう漂うう中、店屋物の安チャーハンを掻き込みながら「ポン」「チー」「ロン！」。
昔の仲間さえ集まればいつでもできるんです。今は住むところがバラバラでも、年に数回くらいであれば集まれるでしょう。近場同士なら月例会を開催することも可能です。
さあ、「昭和」は遠い昔になったけど、まだみんな健在ですよ。
低評価ポイント対策
・検討のポイント１：一人でもできる趣味か？
昔懐かしい「雀球」（死語？）や「ゲーム機の麻雀」ならいざ知らず、基本的に一人ではできませんね。やっぱりバカ話をしながら打つのが楽しいですから。
あとは、フリーで雀荘に行って知らない人たちと打つか？
それもありだと思います。往年のバイブル、阿佐田哲也の「麻雀放浪記」ほどではないですが、スリルを味わえること間違いなし。ギャンブルの匂いがプンプンです。この歳で新しいことにチャレンジするのは素敵です。
最初は「ノーレート」か「テンゴ（１０００点５０円）」以下のフリー雀荘にしましょうね。
・検討のポイント２：人に自慢できるか？
基本的に人に自慢するようなことではないでしょう。
まあ、可もなく不可もなくくらいなことでしょうか。話のネタくらいにはなるでしょう。仲間内で話のネタになるのであれば御の字ではないでしょうか。
また、ボケの防止にも効果があるようですから。
＜まとめ＞
さて、いかがでしたでか？
ギャンブルにチャレンジする気持ちになりましたか。（コロナには気を付けましょう）
これをきっかけとして、ギャンブル依存症にハマり身を持ち崩すなーんてことが無いように気を付けましょう。あくまでも、「趣味」としてのギャンブルであり、「金儲け」のためのギャンブルではないことを、十分ご理解いただきたく。
なお、順次「ギャンブル」以外のおすすめ趣味を詳細にご紹介したしますのでお楽しみに！
では、明るく、楽しく、前向きな、「定年後ライフ」を楽しみましょう！
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