・今日のトピック
断捨離をして考えたこと。
定年後はミニマリストを目指したほうが良いのではないかと言うことです。
バックパッカーとしてアジアを放浪していたころ、荷物はデイパック1つ、10キロ以下でした。
その荷物で約1ヶ月、タイ、バングラデシュ、インド、ネパールを周りました。
考えてみれば生きるために必要なものなんかとても少ないんです。そして物を減らせばすごくメリットがあると思います。
あなたも物を減らしてミニマリストを目指しませんか?
ミニマリストとは?
・ミニマリストとは?
ミニマリストとは持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことを言います。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルです。
・現代は不要なものを持ちすぎる
我々が生まれ育った昭和30年代、40年代は物に飢えていた時代でした。テレビ、冷蔵庫、洗濯機の三種の神器。今でも家に来たときのことを鮮明に覚えています。
そのため、我々のDNAは物欲にまみれて、物を捨てられない構造になっているようです。
結果として、家は物に溢れ、使いもしない物が部屋や物置を占領しています。
でもいくら物を所有しても心は満たされません。
・大切なものを最優先するミニマリスト
ミニマリストは、自分にとって本当に大事な物を見極めて、必要最小限の物だけを取り込むことで楽に生きたいと考えます。
ミニマリストは、明らかな不用品はもちろん、壊れているものや使えないもの、期限が切れているものなど、なくても自分の生活に影響がないものを積極的に捨てます。
持ちものを最低限にして、より充実した生活ができるかどうかを重視しています。生活スタイルそのものを目指すという意味で、断捨離とはやや違います。
・大切な物を得るために努力する
ミニマリストは大切なものを得るために努力します。
本当に自分に役に立つものだけを見極めるので、簡単に妥協しません。値段が高かろうが、売ってる場所が遠かろうが、買えるまで時間がかかろうが関係ありません。
そうして手に入れるから、また大事に使えるというものです。
ミニマリストの本質
ミニマリストは物を価格ではなく価値で判断します。
その者を所有することによって他人からどう評価されるのかは気にしません。だから価格は関係ないのです。あくまでも自分にとって価値があるのかないのかが判断基準です。
物の価値とは?
ではいったい物の価値とはなんでしょうか?
普段あまり考えないのでなかなか難しい質問です。人それぞれに価値の重点は違うと思いますが、たぶん、以下のようなことではないかト思います。
・精神的なメリットがある
持つことにより安心感・満足感がえられる
例えば、家など。
・将来的な金銭メリットがある
売却価格が高い。例えばロレックスの時計。
・時間的なメリットがある
時間の節約ができ、浮いた時間が活用可能。
例えば、車、自転車、など。
・将来発揮されるメリット
自己投資や株式・不動産投資など。
ミニマリストはこれら価値から、本当に自分の価値判断でものを選んでいきます。
なので、ミニマリストはバーゲンや特売などの安いだけのものは買いません。逆に、高くても価値のあるものは買います。
購入の判断が決まっているからこそ、物が増えないのです。
節約は我慢ではない
節約、イコール、我慢ではありません。
節約には良い節約と悪い節約があります。ミニマリストはもちろん良い節約を目指します。
【悪い節約】
・楽しみごとを我慢しすぎる節約
“楽しみごと=贅沢=悪”とみなして、極端な禁欲主義に走ってしまうのはあまりよくありません。
「月〇円まで」と限度額を決めてほどほどに楽しむことが節約のこつでしょう。
・健康を犠牲にする節約
「安いから」と、菓子パンやインスタント食品、ファストフードを食事代わりにする節約術は今すぐやめましょう! 今はよくても、後々大きなツケを払うことになるかもしれません。
【良い節約】
・固定費のムダを洗い出してカットする節約
「節約するなら、固定費から」とよく言われています。固定費とは、通信費・家賃・光熱費・水道代など毎月一定額発生する費用のことです。
一度見直せば翌月から安定して減らすことができます。
・必要なものだけ買う節約
バーゲンセールに積極的に出かけて1円でも安いものを買いまくるのは、じつは節約の大敵です。
「お得かどうか」よりも「必要かどうか」の基準を大切にしたいものです。
定年後はミニマリストを目指すべき5つの理由
1.生活費を押さえられる
ミニマリストは自分に最適なものはなにか、無駄なものはないかと常に考えています。そのため、自分に必要なものが何かを冷静に見定め、不要なものを買う機会を減らしています。無駄遣いが減ればお金が貯まりやすくなります。
2.ゴミ屋敷化を避けられる
物がないので散らかりようがありません。
また、簡単に掃除ができるのでいつも清潔になります。もちろん、物が増えないのでゴミ屋敷化を避けらます。
3.アクティブな生き方になる
ミニマリストが所有するのは自分が本当に必要なものだけです。
身近にあるものをみていれば、自分の興味や自分の好きなものが何なのかわかるようになるでしょう。本当に好きなものにだけ時間やお金を使えるようになります。
結果としてきたないジジイ化も避けられるというものです。
4.好きなことをする時間が増える
掃除をする時間が短くなる、物が少ないので探し物をする時間が短くなる、などで時間が増えます。
そのぶん、自分の好きなことをする時間が増えます。
いつも暇なので、時間が出来ても困る、なんて言わないで下さい。。。
5.終活になる
物を少なくする、ということは終活にもつながります。
ゴミ屋敷なら残された人たちが大変です。少しでも自分の持物は少なくしておきましょう。
また、本当に自分の好きなものに囲まれることで、心穏やかにいろいろなことを考えることもできるでしょう。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【定年後はミニマリストを目指すべき4つの理由!」をご紹介しました。これから生活をシンプル化する上での参考になったでしょうか。
まずは、ミニマリストにを目指すからには、まず断捨離です。すると決めたらすぐに実行。即断即決が大事です。
そして日々の物の購入にも自分の価値観を大事にして、本当に必要な物、自分にとって価値のあるものだけを購入していきたいですね。
本当に自分の好きな物、価値のあるものだけに囲まれる生活ができるようになれば、大いに自信をもって毎日が過ごせることでしょう。
最後に、ミニマリストに関する書籍をご紹介して終わりにしたいと思います。
かなり癖のある本ですが、ご参考になれば幸いです。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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