・今日のトピック
このたび部屋の借り換えに際して、断捨離しました。
トランク1つでフィリピンに来たはずが、いつの間にか物があふれかえっています。
移動先は同じ敷地の建物なので、頼りは自分の労働力。さすがにくだらないものはこの際捨てようと思い、バッサリ捨てました。
6年前に持ってきた穴のあきかけたパンツ、色褪せたTシャツ。。。考えればよくここまで持ってたな、というものがたくさんあります。こんな状況で孤独死したら、何を言われるか分かったもんじゃありません(エロ本はないからまだマシ?)。
不潔なエロジジイと言われないためにも断捨離してスッキリしませんか?
断捨離の必要性
海外生活も6年過ぎると、何だかんだで荷物が増えてきます。最初はトランク1つでフィリピンに来たのに、今は置き場に困るほど物が増えてしまっています。
その最たるものは本。紙の本は重いしかさばります。そしてなかなか捨てられない。。。
最近はKindleやPDFで買っているので、あまり増えないのですが、わざわざ日本から持ってきた本はそれなりに必要性があったので、捨てるに忍びないです。
あとは服。セブなので冬服はいらないのですが、仕事でクライアント先に行くときはさすがに短パン、Tシャツでは行けません。そうなるとシャツやズボンが増えるんですよね。
どこに住もうが断捨離は必要ですね。
断捨離とは?
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
断:入ってくる不要な物を断つ。
捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
という意味がある。
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。
(Wikipediaより)
「断捨離」ってちゃんとした意味があったんですね。
それもヨガ哲学からきているとは。知りませんでした。
断捨離の必要性
断捨離の必要性は普通の人なら疑う余地のないところまで来ていると思います。
特に昭和時代の我々は、物が少ない時代に生まれ育っているため、今の若い人たちより物欲という煩悩にさいなまれています。
私も若いころは本当に車が欲しくて、日本の車の全車種とグレード、車の排気量・馬力・トルク、サスペンションなど努力せずに全て覚えてました。。。
今はそれほど物欲は無くなってきました。歳とともに枯れてくものなのでしょうか。
いずれにせよ、気を付けないとなぜか物が増える不思議。物を捨てられないという、昭和の遺物から抜け出せない自分がいます。
こういうのって、皆さんも同じなんでしょうか?
ミニマリストとの違い
断捨離とミニマリストは結構同じようなシチュエーションで使われることが多くないでしょうか?
でも、両者にはちゃんとした使い方の違いがあるようです。
・断捨離:今自分が持っている物を、文字通り断ち切って減らしいていく作業のこと
・ミニマリスト:自分にとって必要な最小限の物で、豊かに暮らす人のこと。つまり「断捨離」を重ねて必要十分の持ち物で暮らす人のことです。
断捨離の不得意な私はミニマリストではありませんが、ミニマリストには憧れています。
究極の目標はデイパック1つの荷物で生活することです。
断捨離のメリット
物を捨てられない人は損失回避行動の強い人だと言われています。私もそうなんでしょうか。。。
そんな私のような人が断捨離を実行するには、それなりのメリット感がないと難しいでしょう。
それでは具体的な断捨離のメリットを考えてみます。
清らかに生きられる
断捨離して物が少なくなると、清らかに生きられるらしいです。なんか怪しい宗教みたいですけど。。。
具体的には以下ような感じです。
・不要なもので溢れていると、それらから悪い波動が出て、その周りに悪影響を及ぼす。
ちょっとスピリチュアル的ですが、確かに視覚的にも良い影響はなさそうです。
物が溢れて散らかっている状況を良しと考えると、頭も乱雑になりそうですね。
ブロークンウィンドウ理論と同じで、悪いものの周りには悪いものが集まって来る。朱に交われば赤くなるでしょうか。
お金が増える
不要な物を捨てると、お気に入りが残ります。
そうすると、本来の物の価値が見えてきて、お気に入りしか買わない、本当に必要な物しか買わなくなります。結果として無駄使いが減り、お金が増えます。
確かに、何でこんなものを買ったんだろう、というものがゴロゴロしています。
値段が安いから、バーゲンセールだったから買った、というものは、実は不要なものだった、ということが多くありませんか?
悩みが減る
物を減らし、物への執着を無くすと悩みが減ります。つまり、あれが欲しいのに買えない、あれを買っておけば良かった、などとつまらないことに悩む必要がなくなるということです。
物に執着するということは、必要のないものを必要と錯覚することであり、本当の自分の判断基準を持っていないということです。つねに他人やマスコミなどに踊らされている、ということです。
物を片付けることは、過去を方を付けることにほかなりません。
断捨離のやり方
断捨離の仕方は世の中にたくさんあるようです。
でも、どれも基本は3ステップ。捨てるだけが断捨離ではありません。
捨てて(捨)、物への執着を無くし(離)、入ってくるものを絶つ(断)です。
捨てる
まずは『捨てる』。
捨てるには基準が必要です。
こんまり流の基準だと「ときめくものを選ぶ」でしょうか?ただ、ジジイにもなると何を見てもときめきません。こんまり流は却下です。
少なくともこの1年、いや半年使わなかったっものを捨てる、といことでしょうか。(とりあえず)
そのなかでも、捨てるに忍びないものは一時的に段ボールに退避させておく(保存期限を明記)。
そして保存期限までに必要がなかったら全部捨てる。
これって、ものと会社でキャビネを減らされた時と同じ方式!大量の資料が捨てられなくて一時保管倉庫へ退避。結局忘却して捨てられました。。。
この方式は有効かもしれませんね。
コツは、期限が来た段ボールを開封せずにそのまま捨てることですね。
開けたら捨てられなくなるでしょう。
物への執着を無くす
子供の魂、100まで。などと言います。
物欲にまみれて育った我々は物欲という”もののけ”に取り付かれています。
物欲という煩悩に取り付かれたジジイに、物への執着を無くせというのは酷かもしれませんが、ここは煩悩から逃れるためにも、物欲は捨てたいですね。
捨てるまで行かなくても、少なくしたい。
根本的に物欲を無くすことは難しいと思いますが、意識を変えることで物欲を押さえることが可能といいます。
つまり、物が少ない方が気持ちいいという考えに改めていく。また、そのような暮らしに慣れていく。
そうすると、物が増えるのが嫌で、買物は減り物が増えない、という好循環になるようです。(本当か?)
そのためには整理整頓・片付けを心がける。コツは以下の3つ。
・必需品をインテリアにする
・空間を空ける
・場所を決める、きれいにする
部屋がスッキリしたので、私もこれから執着を無くす生き方を実践してみます。。。
リバウンドを防止する
そして最後は物が溢れるリバウンドを防止するです。
確かにせっかく断捨離したのに、もののゴミ屋敷になってしまったら元も子もありません。
リバウンド防止の方策は以下の1点。
・ワンイン・ワンアウト
「一つ買ったら、一つ捨てる」
例えば、服を買うとき、捨てる服を考える。
そして、捨てるものが無ければ買わない。
確かにシンプルですね。
断捨離のポイント
たぶん、1回だけの断捨離でうまく行くことはないでしょう。
断捨離を定期的に継続していって、究極の自分のカタチができてくるのではないでしょうか。
そこで、断捨離のポイントがいくつか上がっていたのでご紹介しておきます。
・用途ごとに1つだけ
例えば、はさみは3つも4つも持たない。
ボールペンも1本。10本売りが安いからとまとめて買わない(どうせ使わずに書けなくなる)。
これで相当減りそうですね。
・3ヵ月使わなかったものは捨てる
これは結構厳しいですね。
(もちろん服などの季節的なものは除くです)
四半期ごとに断捨離日を決めておいて、物の総点検、片付けの総点検をすれば、整理整頓が続きそうです。
これはぜひ自分のカレンダーに入れたいですね。
・捨てずらい物は写真に撮っておく
これは目からウロコです。
例えば、手書きの手紙をもらったら確かに捨てがたいです。特に、昔の彼女・彼氏からもらった手紙など大事にとっている方も多いのではないでしょうか。
捨てるに忍びないですが、考えてみれば写真でも十分気持ちはくみ取れます。
そして最も大きなメリットは、自分が死んだときそういうものが発見されずに闇に消えます。
クラウドのどこかにパスワードかけて置いておけば、誰にも知られず闇に葬ることができます。
この技を使わない手はありませんね。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【シニア必見】もしもに備えて断捨離したい!」をご紹介しました。これから日々の生活を送る上での参考になったでしょうか。
まずは、断捨離することをを決めてすぐに実行。即断即決が大事です。
日々の心がけが大事です。1日、2日、3日と毎日を気持ちよく生活することで、あなた自身も必ず変わっていく自分を実感できるでしょう。また、整理整頓を続けることは自分自身の成長記録です。大いに自信をもって毎日が過ごせることでしょう。
最後に、断捨離に関する書籍をいくつかご紹介して終わりにしたいと思います。ご参考になれば幸いです・
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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