【もう悩まない!】定年後の過ごし方、アクティブ・シニアはこう過ごす

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・この記事が役にたつ人

 ・定年後の生活が充実せずにお悩みのアクティブ・シニアの方

 定年後の過ごし方はとても難しいものです。

 現役時代に忙しかった分、定年後に急にやることが無くなると、そのギャップに戸惑うことが多いということをよく聞きます。
 そのため、なかなか定年後は充実した過ごし方が出来ずに悩むことが多いようです。

 そこで、まだまだ元気なアクティブシニアの定年後の過ごし方を考察してみました。

定年後の過ごし方についての悩みは尽きない

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自分の「定年後の過ごし方」に満足ですか?

 定年後の過ごし方に満足していない方が多いと聞きます。

 現役時代に忙しかった分、定年後に急にやることが無くなると、そのギャップに戸惑うことが多いということを聞きます。

 ちまたではビジネス雑誌が、定年後に図書館やカフェ、ジムなどに集まるぼっち老人を「哀愁」などと表現しています。

 まったく大きなお世話ですが、そのような男性老人が目につくということなのでしょう。
 雑誌によると、カフェなどでは新聞や本を読んだり、何もせずの煙草をくゆらせる人など様々のようです。確かにこれでは「定年後の過ごし方」に満足とはいかないかもしれません(※もちろん本人の考え方次第ですが)。

 かくいう私も「定年後」を過ごしていますが、確かに会社を辞めるときは、これからどうしようかと考えました。ただ、すぐにフリーランスである程度は仕事を続けることにしたので、今は別に満足でも不満でもない状態です。
 今後、仕事を完全に辞める時期も来るかと思いますが、そうしたら真剣に過ごし方を考えないといけないかもしれません。
 

満足できないのはなぜ?

 もし、多くの定年退職者の方々が「定年後の過ごし方」に満足していないのであれば、それはなぜなのでしょうか?

 さきの雑誌では、多くの定年退職者の人達が会社を辞めた後、会社の人達との関係が切れて「一人ぼっち」になり、「自分の居場所」がなくなってしまったことが原因だと言います。

 その上で、『定年退職者には、まず何よりも、“他のメンバーのために”何かをやらなければならない義務や役割、すなわち、人との「関係をつくる」作業が求められるのではないか』と結論づけています。

 確かにそのような面はあると思います。
 新たな人との関係を作ることで、前向きな過ごし方ができることもあるでしょう。

 ただ、人との関係づくりは相手もあることなので、そう簡単ではないと思います。たぶん、関係づくりのできる人ならとっくにできているのではないでしょうか。

 私は、人間関係を作ことからではなく、何かをやった結果として人間関係ができてくるのではないかと考えます。

 以前の記事にも書きましたが、巷でよく言われる、『定年退職したら「ご近所デビュー」や「ボランティア活動」をしましょう』、などという気が進まないことをやる必要は全くないと考えています。

 結局のところ、『自分の好きな事を見つけて、好きなだけやる』、ことが重要なのではないかと思います。 

悩むより行動しよう!

 何にせよ、今の過ごし方に満足していないようであれば、それは変えなければなりません。

 何年も「不満」を抱えたまま「定年後」を過ごしていたら、それこそ「キレる老人」や「ウツ老人」まっしぐらです。
 それにも増して、せっかく時間ができたのに楽しく過ごせないのは勿体ないことです。

 「ご近所デビュー」や「ボランティア活動」などと言われると二の足を踏みますが、まずは出来ることから始めませんか?

 

「定年後の過ごし方」とは?

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定年後の過ごし方とは

 定年後の過ごし方の基本は「自分の好きな事をする」ことです。

・やりたいことをやる

 もう誰もあれこれ命令する人はいません、ノルマもありません。自分のやりたいことをやりたいようにやるだけです。
 まあ、これが難しいのかも知れませんが。
 

・無理はしない

 やりたいことをやるといっても、無理は禁物です。

 年相応に体はガタがきています。意識だけは若いときのままということはよくあることです。無理かなと思ったら慎重に行動することが求められます。
 特に無理して骨折などしたら、大変なことです。下手をしたら二度と元の体に戻らない、なんてことがあるかも知れません。

残り時間が少ないことを意識する

 定年後は、自分の残り時間が少ないことを意識することが重要だと言われます。

・死を意識する

 今までは他人事でしたが、定年後になると知り合いの訃報に接することも普通のことになります。もう他人事ではないということです。
 つまり、自分に残された時間は限られている、ということです。この限られた時間をどう過ごすかは、もちろん自分次第です。

・バケットリストを考えてみる

 残された時間を有効に使うためには、バケットリストが有効だと言われます。
 バケットリストとは、人生でやりたいことの100のリストを書き出したリストのことです。このリストが全て潰せれば悔いのない人生ということになりますね。
 バケットリストの詳細は以下の記事を参考にしてください。

「バケットリスト」 死ぬまでにしたい100のリストとは?
定年退職、ご苦労様でした。今までの会社勤めの間、やりたいこともじっと我慢して仕事に邁進してきました。やりたいこともあったでしょう。今こそ、やりたかったことを実現するチャンスです。バケットリストを作ってやりたかったことにチャレンジしてみませんか?

他人や周りの雑音は気にしない

 定年後を過ごすうえで重要なことは、他人や周りの雑音は気にしないことだと言われます。

・他人と自分は違う

 他人は他人、自分は自分。結局他人とは違うので、心の深いところでは分かり合えないものでしょう。
 もう、他人を気にして生きていく歳ではありません。他人に何と言われようと、気にしない生き方が重要です。
 どうせ老い先は短いのです。
 
・でも見栄は張りたい

 でもそこは弱い人間です、見栄を張ってしまいます。

 悲しい人間の性でしょうか。
 もうすぐ枯れそうな老人なのに、とっさに見栄を張ってしまう弱い自分がいます。まだまだ煩悩に苛まれる日々、まだまだ修行が足りません。涅槃に入れる日は訪れそうにありません。

おすすめのアクティブ・シニアの定年後の過ごし方とは?

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タイムバケットの潰し込みと、毎日の積上げ表で充実度はMAX!

 アクティブ・シニアとして前向きな定年後生活をしていくのに強力な武器が2つあります。それは以下の2つです。

・タイムバケット
・毎日の積上げ表

タイムバケットとは

 タイムバケットとは、バケットリスト(人生でやりたいことの100のリスト)を年代別に区分したものです。
 我々シニアには残された時間は少ないですが、体がまだまだ動くときにしたいことと、それほど活動を必要としないときにできることを区分して計画することは重要です。
 詳細は以下の記事を参考にしてください。

タイムバケットで定年後の人生をアクティブに過ごす方法とは?
今回は、定年後の人生をアクティブに過ごせるようになる、「タイムバケット」について考えてみます。これは以前にご紹介したバケットリストの進化系といわれるもので、非常に使い勝手の良いもになっています。是非うまく活用して、定年後を充実させたいものです。

毎日の積上げ表とは?

 毎日の積上げ表とは、ルーティン作業を一覧表化して、それを毎日やったか、やってないか記録できる表を作ることです。
 これで今日はルーティンができているか未済かが一目瞭然です。 
 1回の作業はたいしたことはないのですが、それが毎日毎日積みあがることで、結果として大きな実績が残せるというものです。
 変化の乏しい定年後の生活で、毎日の積上げを行っていくことはとても自分への励みになるというものです。
 毎日の積上げ表については以下の記事を参考にしてください。

【必見!】 定年後の過ごし方、毎日のルーティンを作って実践しよう!
誰もが初めて経験する定年。今までは会社に行くことで生活のリズムができたけど、それが無くなってダラダラ。このままだと「ボケ爺さんへ一直線!」。そこで、「毎日のルーティン」で日々積上げる生き方にチェンジしませんか?今回も渾身を込めて解説いたします。

定年後の過ごし方4つのパターンとは

 定年後の過ごし方は大きく以下の4つのパターンに分けることができると思われます。

やっぱり、仕事中心に「定年後を過ごす」

 やっぱり仕事しかない!という方は、定年後も当然仕事中心の生活をするべきです。

 定年後の過ごし方に悩んでいた方たちであれば、お金の心配はあまりないはずです。つまり、現役時代とは違って、「自分の好きな仕事」だけをすればよいのです。

 今からでも遅くはありません。専門性を生かしてフリーランスで働くとか、自宅で副業にチャレンジする、はたまた体を動かすアルバイトをしてみるのも良いかも知れません。

 具体的な働き方は以下の記事を参考にしてください。

【決定版】60歳定年後の働き方6パターンを徹底解説
誰もが初めて経験する60歳の大きな壁。60歳定年以降継続雇用制度などで同じ会社で働き続けるのか、もしくは退職するのか非常に悩ましい選択です。年金の支給開始年齢も65歳からとなり退職金も減少傾向にあるいま、渾身を込めて定年後の働き方を解説いたします。
【決定版】65歳完全定年後の働き方を考える
誰もが初めて経験する65歳完全定年の壁。やっと年金がもらえる年齢まできたけれど、これからどう過ごしたらよいのか不安になるのは当然です。老後のお金、夫婦の健康。。。不安の種はつきません。今回も渾身を込めて65歳以降の身の振りかたを解説いたします。

仕事はもうたくさん、趣味を中心に「定年後を過ごす」

 仕事はもうたくさん、おなか一杯!という方々も多いことと思います。

 そこで、趣味を中心に定年後を過ごすという生き方を選択するのも素敵です。

 ただ、今まで仕事一筋で趣味らしい趣味はない。ゴルフも定年後にやり飽きた、というかたも多いかと思います。気に入った趣味を見つけるのもそう簡単ではありません。

 また、人と一緒にやるのは苦手だとか、何かやるからには人から見て恥ずかしくないことがしたい、といこともあるでしょう。
 そこでとっておきの趣味がありますので、以下の記事を参考にしてください。
 きっとご自分にあった趣味が見つかると思います。

【趣味にお困り方必見!】 定年後ひとりでできる趣味10選 (楽しみ方も詳しく提案!)
最近、定年後は暇になるから、何か趣味を持っておきなさい、などというお節介な定年本や記事があふれています。でも趣味を持つなら他人に左右されない”ひとりできる趣味”がよいと思いませんか?他人を気にしない、ひとりでできる趣味について見てみましょう。
【趣味にお困り方必見!】 人に自慢できる趣味10選(どう自慢できるかも解説)
最近、定年後は暇になるから、何か趣味を持っておきなさい、などというお節介な定年本や記事があふれています。確かに趣味を持つことは重要ですが、趣味を持つなら人に自慢できる趣味がよいと思いませんか?折角自分の趣味を話してもスルーされたら寂しいです。

気分を変えて、ボランティア、ご近所活動で「定年後を過ごす」

 ちまたで言われるような、ボランティア、ご近所活動で「定年後を過ごす」のももちろんありです。

 たぶん、こちらのほうが周りの方々からは良く思われるかもしれません。
 でも、今までできなかったのですから、たぶん無理だと思うのは私だけでしょうか?

 決して、同調圧力に屈することなく、自分のやりたいことをやりましょう。

何もしないで過ごすのもアリ!

 もちろん、何もしないで、今まで通り「図書館」、「カフェ」、「ジム」などで過ごすのも大いにありです!
 誰が何と言おうと、図書館で新聞を読む、カフェでぼんやり煙草をくゆらす、ジムで筋トレをすればよいのです。他人にとやかく言われる筋合いはありません。

 また、この際ですから、いっそのこと「引きこもり」生活に突入するのも一つの選択肢でしょう。だれにも迷惑を掛けなければよいのです。

 定年後の引きこもりに関しては、以下の記事を参考にして下さい。

【自由だ!】定年後はリビング占拠を止めての引きこもりが最高
定年後は毎日家でゴロゴロしている。妻や娘からは邪魔者扱いされ居場所がなくて困っている。。。お気持ちはよくわかります!長いあいだ働きずめだったのですから、少しくらい休んでもバチはあたりませんよ。どうしたらよいか一緒に考えていきましょう。
【勝手にさせろ!】定年後の「引きこもり」がなぜいけないのか?
世の中一般は「引きこもり」が悪いことという風潮が主流です。これは定年後に引きこもっても同様です。定年後は隠居せずに外で働け、ご近所との付き合いを大事にしろ、などと一斉に言われます。でも、定年後くらいは好きなようにさせて欲しいと思いませんか?

今からでも「定年後の過ごし方」は変えられるのか?

定年後の生き方はいつでも変えられる

 定年後にダラダラ生活を満喫してきた身には、これから新しいことを始めるにはハードルが高いかもしれません。

 不規則な生活で、朝は昼近くに起き、気が向いたらカフェで煙草を燻らし、NetFlixで夜更かしすることもしばしば。
 確かにこのダラダラ生活は簡単に止められませんね。

 でも、こんな生活を続けたら、生活習慣病やボケ老人へまっしぐら、でしょう。
 ここは、何としても規則正しい生活に戻して、自分のやりたいことに邁進しましょう。

 規則正しい生活を送るのには以下の記事が参考になるでしょう。

【必見!】 定年後の過ごし方、毎日のルーティンを作って実践しよう!
誰もが初めて経験する定年。今までは会社に行くことで生活のリズムができたけど、それが無くなってダラダラ。このままだと「ボケ爺さんへ一直線!」。そこで、「毎日のルーティン」で日々積上げる生き方にチェンジしませんか?今回も渾身を込めて解説いたします。

今すぐ行動! でも、お金は大切に

 もし、今の生活に不満があるようでしたら、すぐに行動を起こしましょう。
 なんせ、我々に残された時間は少ないのです。

 子供のころは時間がとてもゆっくり流れていましたが、いつからかあっという間に1年が過ぎていくようになりました。
 お迎えが来るのもあっという間かも、知れませんよ。

 まずはタイムバケットの作成と、日々のルーチンを決めていきませんか? 

 ところで、注意点が1つ。
 これからやりたいことをしていくのは良いのですが、老後のお金は大切にしましょう。
 特に投資や副業関係においては、たくさんの詐欺集団や情報商材屋などが我々の虎の子のお金を狙っています。

 「おいしい儲け話は向こうからやってこない」ことを肝に銘じておきたいものです。

 定年後の投資戦略は以下の記事を参考にしてください。

【鉄板!】定年後の投資戦略はこれで決まり!
来年65歳の完全定年になるのだが、定年後の生活が心配だ。ある程度の貯蓄はどうにかできたが、この低金利下でどう運用したら良いのかよくわからない。。。でもご安心ください。投資の考え方をしっかり持てば、リスクを回避して心穏やかに定年後を送れます。

まとめ

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さて皆さん、いかがでしたか?
「【もう悩まない!】定年後の過ごし方、アクティブ・シニアはこう過ごす」をご紹介しました。これから日々の生活を送る上での参考になったでしょうか。

 誰にとっても定年後の過ごし方は難しいものです。

 現役時代の忙しかったが充実した日々と定年後の日々のあまりのギャップに最初は誰もが戸惑います。でも、置かれた環境が違うのですから、その環境に慣れるしかありません。
 そして、その環境の中で自分のしたいことを自由にやればよいだけです。

 いずれにしろ、能動的に取り組んでいけば、結果はついてくるのではないでしょうか。

 最後は「ゼロ」であの世に行きたいものです。

【目からウロコ!】超要約・DIE WITH ZERO(お金ゼロで死ね!)に共感できる?
死ぬまでにお金は全部使い切るのが正しい!という、かなり衝撃的な本が出ました。確かに現代人は貯めたお金を使わずに死んでいくことが多いのも事実。もっと人生を楽しめばいいのに、というのはある意味真実でしょう。では具体的に何を言っているのか見てみましょう。

 グッドラック!

 では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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