・はじめに
当記事は、プログラミング初心者の定年シニアが、独学で本格的なWebシステム開発に挑戦する場合の始め方ガイドになります。
Web系のプログラミング言語は、学習しやすいこと、プログラミングの仕事がたくさんあることから人気となっています。
具体的には、HTML/CSS/WordPress/JavaScript + PHP またはRubyなどになるでしょうか。最近はAI関係でPythonの人気も上がってきています。
今回は、HTML/CSS/JavaScript/PHPの組合せで行きましょう。4つもあって大変そうですが、相互に関連もありますので大丈夫です。
。ぜひこの機会にWebシステム開発にチャレンジして自分のものにしたいですね。
では、いっしょに頑張りましょう!
なぜこんなに学習する言語の種類が多いのか?
Webシステムの開発には大きくフロント系(クライアント側)とバックエンド系(サーバー側処理)に大きく分かれます。
HTML/CSS, JavaScriptはフロント系、PHP, Rubyなどはバックエンド系の技術になります。別々の技術のため、種類が多くなります。
1.HTML/CSS
・HTMLとCSSはWebページを作成する上で必要な、文書構造(HTML)と、見た目の装飾(CSS)を定義する言語です。
2.WordPress
・WordPressはWebコンテンツを管理するソフトウェアです。Webサイト制作が非常に楽になります。
3.JavaScript
・JavaScriptは主にウェブブラウザの中で動くプログラミング言語です。 ウェブサイトで操作をしたら表示が書き換わったり、ウェブサイトのサーバーと通信してデータを取得したりします。
4.PHP
・PHPとは動的にWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。他のプログラミング言語と比較して仕様や文法が簡単なため習得しやすいと言われています。
学習の進め方
学習の進め方は次の3ステップでいきましょう。
まずは習うより慣れろ。いくら机上の勉強をしてもプログラミングができるようになりません。実際にプログラムを書いて、動かなくて悩んで、自分で調べることでスキルは向上していきます。
ステップは以下です。
各言語の学習順序
各言語の学習は以下の順番で行う。
①HTML/CSS + WordPress
②JavaScript
③PHP
HTML/CSS + WordPress の進め方
以下の説明ページのとおり進める。
最終的にWordPressでWebサイトを構築します。
【定年エンジニアが解説!】 シニアのプログラミングの始め方-Webサイト制作編 のリンク
①自己評価をする
OKなら次のステップへ進みましょう。
もし、「もう無理と」という印象を持たれた方は、
●「5.今後の展開」をお読みください→リンク先
JavaScriptの進め方
①まず、参考書を買いに走ります。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩 (WEB+DB PRESS plus) へのリンクはこちら
(技術的な参考サイトは以下)
MozilarDeveloper Network
②ドットインストールのJavaScript動画と参考書で基礎を固める
【ドットインストール】
「JavaScriptで始めるお手軽プログラミング」
1.JavaScriptに触れてみよう
2.もっと詳しくJavaScriptを学んでみよう
3. ミニアプリを作ってみよう
③参考書のサンプルプログラムを作ってみる
④.自己評価をする
OKなら次のステップへ進みましょう。
もし、「もう無理と」という印象を持たれた方は、
●「5.今後の展開」をお読みください→リンク先
PHPの進め方
①まず、参考書を買いに走ります。
よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】 (教科書シリーズ) へのリンクはこちら
②ドットインストールのPHP動画と参考書で基礎を固める
「PHPでウェブサービスを作れるようになろう」
⇒目標:簡単なWebアプリが作れるようになる
③再度、参考書を買いに走ります。
気づけばプロ並みPHP 改訂版–ゼロから作れる人になる! ヘのリンクはこちら
⇒目標:Webアプリケーションをスクラッチで作る経験をします。
※環境構築などでつまずく場合もあるかと思いますが、ネットを検索してみましょう。いっぱい情報がでています。
④.自己評価をする
全部できたら素晴らしいです!
途中で挫折した場合は、今後どうするか考えましょう。
いずれにしても、次に進みましょう。
●「5.今後の展開」をお読みください
今後の展開
PHPでショッピング・サイトが完成出来た場合
おめでとうございます。
独学でここまでできたということは大変なことです。Web系プログラマーとしてのポテンシャルがあります。
ただ、Webアプリケーションはスキルの奥が深く、PHPで簡単なショッピング・サイトが出来たレベルはほんの初歩レベルにすぎません。今後スキルをさらに伸ばして行く必要があります。
今後の方向として以下が考えられます。
クラウドソーシングの案件を受注して稼ぐ
・自分の技術に自信があれば、副業で稼ぐことが可能です
(今後も技術のさらなる向上は必要です)
【クラウドソーシングのサイト】
・ランサーズのサイトはこちら
・クラウドワークス のサイトはこちら
Webシステム構築のための勉強を継続する(自習)
・技術のさらなる向上を目指し、将来的にはクラウドソーシングの案件を受注して稼ぐ
Webシステム構築のための勉強を継続(スクール)
・プログラミングスクールでさらに技術を磨き、クラウドソーシングの案件を受注して稼げるように頑張る
→これ以上自習が厳しそうなら、スクールですね。
【おすすめのスクールは以下の3つです。】
①TECH::CAMP https://tech-camp.in/
②TechAcademy https://techacademy.jp/
③DMM WEBCAMP https://web-camp.io/
趣味としてWebシステム構築を楽しむ(継続勉強する)
・やっぱり趣味としてやるのが良いでかもですね。
PHPで挫折した場合
どうしてもPHPを身に着けたい場合
スクールに行きましょう。
お金はたくさんお持ちでしょうから、ここは大枚を払ってスクールで徹底的にJavaを勉強しましょう。先は長くないのですから、時間をお金で買いましょう!
(スクールは上記参照)
HTML/CSS+WordPress+JavaScriptで頑張る
HTML/CSS+WordPressでも本格的なWebサイトが構築できます。継続的に勉強していきましょう。
今後の方向として以下が考えられます。
クラウドソーシングの案件を受注して稼ぐ
・自分の技術に自信があれば、Webサイト制作の副業で稼げます
趣味としてWebサイト制作を楽しむ(継続勉強する)
・やっぱり趣味としてやるのが良いですね。
Webサイト制作技術の勉強を継続する(自習)
・HTML/CSS/WordPressの技術を向上させ、将来的にはクラウドソーシングの案件を受注して稼ぐ
※スクールで技術を磨く手もある(上記参照)
JavaScript または HTML/CSS + WordPressで挫折した場合
HTML/CSS + WordPress、JavaScriptは身に着けたい
スクールに行きましょう。
※おすすめは上記参照。
プログラミングに嫌気がさした場合
プログラミングは諦めて、他の趣味にしましょう。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「シニアのプログラミングの始め方-Webシステム編」をご紹介しました。これからWebプログラミングを始めるうえでの参考になったでしょうか。
Webシステム開発に少しでも興味をもお持ちなら、まずは始めて見ましょう。始めてみないことには何事もはじまりません。残り時間はお互いあまり無いのですから。
まずは無料で視聴できる動画や、無料でお試しできるサイトで楽しみながら始めてみるのもアリだと思います。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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