・この記事がお役にたつ人
・格安で自由な国内旅行を楽しみたいアクティブ・シニア
「青春18きっぷ」は若者だけのものではありません。時間に余裕があり体力も十分残っているアクティブ・シニアこそ使い倒したい超お得な切符です。 今回は、この超お得な切符の具体的な使い方を実例を通して解説いたします。ぜひ鈍行列車で日本全国を回って楽しんでいただきたいと思います。
では、具体的に見ていきましょう。
なぜ今さら「青春18きっぷ」なのか
すでに還暦も超えた歳なのに、なぜ今さら「青春18きっぷ」なのか?
それは、これほどお得で人を楽しませてくれる切符が他にないからです。ぜひ、「青春18きっぷ」の特徴を知って使い倒していただきたいものです。
「青春18きっぷ」とは(復習)
まず最初に「青春18きっぷ」の概要だけ復習したいと思います。
【発売期間・利用期間】
春・夏・冬の3回発売され、利用期間が限られる。
2021年~2022年の場合は以下の通り(毎年同じ時期に発売される)
発売期間 : 2021年2月20日(土)~2021年3月31日(水)
利用期間 : 2021年3月1日(月)から2021年4月10日(土)
◎夏
発売期間 : 2021年7月1日(木)~2021年8月31日(火)
利用期間 : 2021年7月20日(火)~2021年9月10日(金)
◎冬
発売期間 : 2021年12月1日(水)~2021年12月31日(金)
利用期間 : 2021年12月10日(金)~2022年1月10日(月)
【切符の値段、販売場所】
全国のJRの主な駅のみどりの窓口、旅行会社、指定席券売機で購入可能
【使い方・基本ルール・注意点】
・1人1回あたりの有効期間は乗車当日限り
・全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席を利用できる
(新幹線・特急の乗車券としては利用はできない)
・乗車日が翌日にまたがる列車を利用する場合は、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効(東京・大阪の電車特定区間内では最終電車まで有効)
※細かい注意点はJR各社のWebサイトを参照ください(たくさんあるので)
〇JR東日本「青春18きっぷ」公式サイト
急がない旅が楽しい
定年を迎えて間もない我々は、持っているお金はほどほどかもしれませんが、お金以上に時間はたっぷりあり、まだ体力も十分あります。
しかし、出来合いの旅行プランなどは飛行機や新幹線であっという間に目的地に着いて、仕立てられた観光地をたくさん回って、見た目は?豪華な食事を食べてあっという間に帰るだけ。もうこんなあくせくした旅行は卒業しませんか?
時間と体力はあるのだから、もっとゆっくりじっくりの旅もありだと思いませんか。仕立てられた観光地巡りはもうたくさんでしょう。面白いのは「観光地」ではなく、「電車に揺られている道中」や「何の変哲もない知らない土地に迷い込む」こと。
鈍行列車の旅では、民家も何もない駅で特急待ちで30分も停車したり、ワンマン1両列車で地元のオヤジが寝転んでいびきをかいて寝てるなど、映画のようなシーンの連続です。
地元にいたら絶対遭遇しない、非日常がとても楽しいものです。
無駄な費用は押さえたい
退職後の収入に余裕があったとしても、旅行などの費用はできるだけ抑えたいものです。また、年に何回も旅行をしたいのなら、ある程度節約するのはやむを得ないでしょう。
たぶん丁度良いのは「豪華な旅行」と「節約旅行」を組み合わせるのが良いかも知れません。
いつも節約指向だけだと節約に疲れてしまうでしょうし、また豪華な旅行だけではお金がかかることや既製品感が拭いきれません。要はメリハリをつけていくことが大事なのかも知れません。
なお、JRでシニア向けに展開している「大人の休日倶楽部」はメリットがあれば会員になるのも良いかも知れませんが、当面必要ないような気もします。
こればかりは個々人で違いが出てくるでしょう。別途検討は必要かもしれませんが。
自分だけのプランを組むのが楽しい
できあいのパック旅行でも最近はお得なものが目白押しです(特にバス旅行)。でも、できれば自分だけのプランでも旅行がしたいものです。
知らない土地や名刹を時間を気にせずゆっくり回る。気の向くままに途中下車してみる。ふと、懐かし子供時代の風景に巡り合うことがあるかもしれません。
また、じっくり時刻表とにらめっこをして、いろいろな旅行プランを机上で練るのはとても楽しいものです。まるでパズルゲームをやっているかのごとく、こっちのルートはダメだが、あのルートならOKだ!など思わず夢中になってしまうものです。
自分だけのオリジナル・プランを作る。あてもなくふらっと電車に乗って遠くに行ってみたい。これらをお手軽に実現するのが「青春18きっぷ」。
そういう意味で、「青春18きっぷ」は最強の切符なのです。
「青春18きっぷ」の使い倒し方
それでは、「青春18きっぷ」をどのように使ったらよいのか、その使い倒し方を考えていきましょう。
「青春18きっぷ」の特徴を知ろう
まず最初に「青春18きっぷ」の特徴を知ることが重要です。
細かい注意点などはありますが、まずは主要な特徴(メリデメ)を見てみましょう。
(メリット1)一日乗り放題で一日単位で使える(連続していなくてもOK)
まず大きな特徴は一日中乗り放題、ということです。
もちろん鈍行列車(一部快速なども含む)だけになりますが、その利用価値はとても大きいです。
例えば、東京-青森は一日で移動することが可能です(17時間半かかる)。後述するサンプルでは、東京-高松を無理なく移動可能です(夜7時過ぎには到着)。
また、切符は一日単位で使えることから、移動の日と移動しない滞在だけの日を分けることができ、効率的に切符を使うことが可能です。また逆に、5日間で小刻みな移動を繰り返すことも可能です。
つまり、いろいろな組合せのプランができる、ということです。
(メリット2)どこでも途中下車が可能
次に大きな特徴が、どこでも途中下車が可能なことです。
長距離の切符でも途中下車は可能ですが、あまりそのような使い方はしません。でも、「青春18きっぷ」の場合は途中下車を目的に、ある沿線でいくつも途中下車をしていろいろな場所を愉しむことができます。
また、乗り降りは切符を見せるだけで済み、切符を買う手間がありません。これって、超便利です。例えば、列車の乗り継ぎ駅で外のコンビニで何か買いたいときなどや、駅舎の中で休みたいなどとても助かります。
(メリット3)一人でも複数人でも使える
「青春18きっぷ」は一人でも複数人でも使えるのも大きな特徴です。
つまり、奥さんや友人と一緒にゆったり旅行ができるというものです(ただし同じ旅程であること)。一人で5日も利用しないという場合には良いかもしれません。
このように有効期間内でれば、組合せが自由なのも嬉しい限りです。
(使いにくい点1)発売期間と利用期間が決まっている
「青春18きっぷ」はメリットだけではなく、当然デメリットもあります。
一番大きいデメリットは、利用時期が限られていることでしょう。
利用可能なのは春、夏、冬の3つの期間。「青春18きっぷ」と言うだけあってだいたい学生の休み期間となっています。つまり、ゴールデンウイークや秋の紅葉などの時期には切符自体が売られていません。
なので、利用可能な期間に旅行に行けるかの検討が必要です。特に夏や冬は気候が厳しいときなのでそのへんも考慮する必要があります。
(使いにくい点2)新幹線・特急には乗れない(普通列車の指定席・グリーンは可能)
ときには、目的地まですべて普通列車で行けない場合があります。特に地方で多いのですが、普通列車での乗り継ぎがとても悪くて特急列車を使う必要がある場合などです。
例えば(後述のサンプル参照)、別府-宮崎間では、鈍行列車でその日につくことが出来ません(乗り継ぎが十数時間とかかかる)。
この場合、特急列車に乗る区間は「青春18きっぷ」は使えません。特急券だけでなく乗車券も別途購入する必要があります。
特に本数の少ない地方路線では気を付ける必要が出てきます。
自分が1日で移動できる距離、範囲の概略を知ろう
「青春18きっぷ」での旅行プランを立てるうえで大切なことは、普通列車で一日に移動可能な距離感を知ることではないでしょうか。
例えば、東京―青森間は無理をすれば1日で移動は可能ですが、深夜に到着するのでその日は何もできません。東京から九州方面は北九州の門司までは到達可能ですが、ほとんど夜の12時頃に到着なので、限界に挑戦!くらいの大変さがあります。四国であれば高松くらいなら夜7時過ぎには着くので、飲み歩くことは可能です。
いずれにしろ、自分の行きたい場所ややりたい事などを鑑み、どのあたりで折り合いを付けるかということが重要でしょう。それには最初の計画あたりでおおよその距離と時間の感覚が必要となります。もちろん後でご紹介する「乗換案内」で都度確かめることもできますので、自分の感覚と併用していくのがお勧めだと思います。
元を取ろうとガツガツするのは止めよう
前の項目でも述べましたが、一日でものすごい長距離を普通列車で移動するのはとても大変です。切符の元を取ろうとして頑張って、体を壊してしまえば元も子もありません。
鉄道マニアの間で有名な、いわゆる「青春18きっぷ」の損益分岐点問題というのがあります。
「青春18きっぷ」の値段が 5日乗車可能で12,050円のため、一日 2,410円分以上電車に乗れば元が取れるというものです。
具体的な「元が取れる」距離数は以下の通りです。
東日本・東海・西日本:141km以上(例:東京駅~富士市の吉原駅)
四国・九州 :121km以上(例:博多駅~西熊本駅)
北海道 :101km以上(例:札幌駅~登別駅)
意外にも、簡単に元がとれる距離であることがわかります。
ですから、元をしっかり取ろうとして体に負担をかける必要などさらさらありません。もう学生時代のような体力は残っていませんので無理は禁物です。
例えば、東京-門司間(1,102.2km)は1日で乗車可能で、運賃は13,460円です。これなら一回の乗車で完全に元が取れますが、我々年配者には現実的な選択とは言えないでしょう。
他の交通機関との組合せも考えよう
「青春18きっぷ」をうまく使いこなすテクニックには、他の交通機関との組合せも考えてみることです。
例えば、長距離バスやフェリーで移動する日を設ける、遠隔地からの帰りは飛行機を使うなどです(後述のサンプル1参照)。
「青春18きっぷ」は5日間を別々の日に使えるので、無理に1度の旅行で使う必要はありません。ですから、ある日はバスとフェリーで移動してゆっくりする、また、旅行の往きはいろいろなところに途中下車しながら時間をかけ、帰りは一気に飛行機で戻る、といったことが可能です。長距離を移動して、さらに帰りも鈍行列車で戻るなんて体にはよくないでしょう。余った切符は別の日に使えばよいのです。
このように柔軟に「青春18きっぷ」を使うと、旅のバリエーションが増えるというものです。
「青春18きっぷ」を使った賢い旅のプランとは?
ジョルダンの乗換案内「青春18きっぷ」は神だ
電車の時間を調べるのに、今は「乗換案内アプリ」が必須な世の中です。
実は「青春18きっぷ」の乗り継ぎ経路を調べるのには、「ジョルダンの乗換案内」が”神”です。
上の画像でもわかるとおり、ジョルダンの乗換案内には「青春18きっぷ」専用の検索ができるのです。
入力の仕方は通常の乗換案内と同じです。ただ、検索対象が「青春18きっぷ」で利用できる列車のみ、という条件になります。ですから、自分の駅と目的の駅名を入れれば、あっという間に最短の鈍行列車ルートが検索できるのです。
こんな素晴らしい乗換案内があるなんて、涙がちょちょぎれてしまいます。昔なら時刻表とにらめっこで乗り継ぎ列車を特定していったものですが。時代は変わりました。。。
ジョルダンの乗換案内「青春18きっぷ」は神だが万能ではない
ジョルダンの乗換案内「青春18きっぷ」は神だが万能ではありません。
検索結果に対して、本当にそれでよいのか多少の検討が必要になる場合があります。まあ、そこがまた鈍行列車の旅の面白みというか、アクセントかもしれませんね。
(検討事項1)途中の特急は考慮されない
首都圏や近畿圏だと鈍行列車でどこまでも行けますが、地方ではそうはいきません。鈍行列車がない、とか大した距離でもないのに着くのは明日だ!なんて検索結果もポロポロ出てきます。
後でご紹介する実例(四国・九州編)の中で、別府-宮崎間は朝一番の列車に乗っても着くのは翌日との検索結果が出てきます。実際、乗り継げる鈍行列車がないのです。結局、楽して全部特急列車に乗るか一部の区間だけ特急に乗るかの選択になります。
ここで気をつけないといけないのは、どの区間で特急にのれば最安で時間的にもOKなのかの見極めは自分でしないといけないということです。これはジョルダン検索ではできません。
私は特急と普通列車の時刻表を見て、佐伯-延岡間だけ特急列車に乗ることにしました。
(検討事項2)電車の乗り継ぎ判定が間違い or 乗り継ぎが難しい
次に問題になるのが、列車の乗り継ぎ問題です。
1つ目は「電車の乗り継ぎ可能判定が間違っている」ばあいがある、ということです。
これは後でご紹介する実例(四国・九州編)の中で、阿波池田駅での高知行き列車への乗り継ぎで検索結果が間違っていました。
具体的には、2~3分の乗り継ぎ時間で乗り継ぎができるのに、ジョルダン検索では一時間後の列車が指定されていました。
実際は反対側のホームに列車が止まっていて、みんな乗り換えるのでおかしいなぁ、と思って電光掲示板を見たら高知行きということで慌てて乗りました。列車の検索をしたら確かにあるので、これはジョルダンのミスだと思います。
それから、「乗り継ぎが間に合わなくなる場合がある」ということです。
これはジョルダン検索がまずいということではなく、状況により乗り継ぎ時間内で乗り継げないことが発生する可能性がある、ということです。
実際に私は(四国・九州編)の1日目三島駅で十分な乗り継ぎ時間があったにも関わらず、危なく乗りそびれるところでした。
実は、三島駅では乗換のため違うホームに行く必要があります。8分間の乗り換え時間があるということで安心してゆっくり最後に下車したのですが、ホームに降りたらおびただしい高校生。それも先頭付近に乗っていたので、一番後ろ側にある乗換え階段まで凄い距離があったのです。ちんたら歩く高校生のためなかなか階段までたどりつきません。ひやひやしながら歩いて、どうにか1分ちょっと前には乗り換えられました。危機一髪ではないですが、結構ひやひやしました。もし乗り継ぎ時間がもっと少なかったら完全にアウトでした。
つまり、通勤・通学時間帯とか、何かのイベントがあるときとか、すごく混む場合があるということです。列車の時間帯や曜日、階段の場所などには気を付ける必要があるかも知れません。
JR鈍行列車の乗り継ぎはかなり良いので。ちょっとしたことが命取りになりかねません。こればっかりはジョルダン先生でも教えてくれませんね。
(検討事項3)他の交通機関との組合せは自分で考える
当然のことながら、列車以外の交通機関との組合せは自分で考える必要があります。
例えば、バスやフェリーを使う場合。
私の(四国・九州編)で言えば、4日目の松山-別府がこれに当たります。
ジョルダン先生で松山-別府で検索すると、山陽本線まわりのとんでもない結果がでてきます。
どう考えても、八幡浜港-別府間のフェリーを使うのが時間的にも体力的にも最適でしょう。つまり、この経路はジョルダン先生ではなく、自分で探すしかありません。
その他にも検討すべきことがある
旅には電車のスケジュールだけでなく他にも検討すべきことはいくつもあります。
(検討事項4)自分の体力を考慮したスケジュールを考える
先にも述べましたが、鈍行列車の旅は値段だけではありません。鈍行列車のゆるさを味わう旅と言えるでしょう。元を取ろうとして自分の体力を無視した強行軍は避けたいものです。結局元は取れたが、疲れ果ててつまらない旅になりますし、それで体を壊したら元も子もないでしょう。
そこで体力的に厳しそうなら、新幹線・特急や他の交通機関(飛行機・船・レンタカーなど)も検討しましょう。
私の(四国・九州編)の場合、宮崎からの帰りは「飛行機」を利用しています。さすがに宮崎から鈍行列車で東京まで戻る体力と気力はありません。
(検討事項5)食事とトイレのタイミングも考慮する
意外にも鈍行列車で問題になるのが食事とトイレです。
最近の鈍行列車はとても乗り継ぎが良くなっています。乗り継ぎ時間が1分、2分というのも珍しくありません。(反対車線で待っている。JRは良く考えているなぁと思います)
そのようなわけで、電車に乗ったら最後、食事をするタイミングがありません。通常はおにぎりやパンを買って乗車するわけですが、空いている列車ならいざ知らず朝夕の通勤通学時間帯ではさすがに食べるのははばかられます。
私の(四国・九州編)では、東京を出るときおにぎり1個を食べたきり、なかなか食べるタイミングがありませんでした。思ったより東海道線の乗客は多かったのです。
同じようなことがトイレにも言えます。
混んだ列車だとトイレの場所まで行くのが大変です。また、列車によってはトイレが付いてないものもあります。そうなると、乗り継ぎ時間によっては何時間もトイレに行けないことになってしまいます。
まさに、トイレとの格闘の旅になってしまうのです。
(検討事項6)荷物はできるだけ少なくする(デイパックがよい)
それから鉄道旅に限ったことではないのですが、荷物はできるだけ少なくするのが良いでしょう。荷物が大きいと邪魔ですし、重いと持ち運びで疲れてしまいます。節約の旅なのですからタクシーなどはもってのほか。
つまり、基本はバックパッカーの旅のスタイルといえます。荷物は最低限の衣類や雨具などだけで十分です。
また、自分で洗濯する癖をつけましょう。そうすると一気に持っていく衣類が減るというものです。
当ブログ内にバックパッカーの記事がありますので参考にしてみてください。
「青春18きっぷ」の実サンプル 2選
それでは具体的に「青春18きっぷ」を使った実例を解説したいと思います。
5日間の旅行(きっぷは4日分使用)と日帰り旅行の2種類です。
ここではルートと旅のポイントだけを解説することにします。
旅の詳細については長くなるので下記の記事をご参照ください。
【サンプル1】東京から四国・九州の5日間の旅
※一日中移動。高松で「うどん」を食べる
2日目 高松-高知(徳島経由)(231.2km)
※徳島で「徳島ラーメン」
※高知では「はりまやばし」と「刺身盛り」
3日目 高知-松山(288.3km)
※道後温泉・本館で温泉を堪能
4日目 松山-別府(「青春18きっぷ」未使用)
※バスとフェリーで別府まで移動
※別府温泉と別府名物「とり天」を堪能
5日目 別府-宮崎(225.1km, 佐伯-延岡間は特急を利用)
宮崎-羽田(飛行機利用)
羽田空港-東京(京急、JR)利用
※強風のため電車が遅延し、宮崎駅で下車できず。
延岡で下車したが、ほぼ一日中移動。でも楽しめた
【旅のポイント】
・5日間で四国4県と九州2県をまわる旅
→未踏破の4県(徳島、高知、大分、宮崎)を訪ねるのが最大の目的
・毎日長時間移動のため、移動の嫌いな人には勧められない
(逆に鈍行列車大好きの人にはたまらないかも)
・観光は基本しないので最低限興味あるところだけ訪問した
楽しみは温泉(道後温泉、別府温泉)
・鉄道にこだわらず、バス、フェリー、飛行機も組み合わせて、無理のないスケジュールを組んだ
【トータルの旅費】
1,450円(バス:松山市~八幡浜港)
3,550円(フェリー:八幡浜港~別府)
1,970円(特急:佐伯~延岡)
宿泊費:16,445円(4泊)
食費他:12,000円
合 計:45,055円
【サンプル2】松島海岸でカキを食らう旅(日帰り)
きっぷが1枚余ったので、松島までカキを食べに行くことにしました。
(帰り)松島海岸-上野(371.1km, 6時間32分)
【旅のポイント】
・余った切符を消化するため、本場の「かき」を食べに
・乗り換えが多すぎて結構せわしない。。。
・店が激混みの為「かき」が間に合わず、まぐろ丼を食す
・1日で13時間乗車は結構キツイ。下車しても体が揺れている。
・「鉄道おたく」がたくさんいて面白い
【トータルの旅費】
食費 : 1,850円(マグロ丼、缶コーヒー等)
合 計: 4,260円
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
【実例付き解説!】アクティブ・シニアは「青春18きっぷ」を使い倒して超お得な旅をしよう!をご紹介しました。これから「青春18きっぷ」を使った節約旅行を検討する上での参考になったでしょうか。
「青春18きっぷ」はお得で楽しい旅を演出してくれる、とてもありがたい切符です。飛行機や新幹線では味わえないローカル色豊かな旅情を味わうことが出来ます。
ぜひ「青春18きっぷ」の特徴を理解し、使い倒していきたいものです。
もう、我々引退、もしくは引退ま近の人間にとって残された時間はあまりありません。できるだけやりたいことをやり、行きたいところに行って、悔いのない人生を送りたいものです。
お財布に優しい、「青春18きっぷ」はきっと我々の手助けをしてくれることでしょう。
御参考までに、青春18きっぷの入門書のリンクを貼っておきます。この記事だけで十分とは思いますが。。。結局は実践あるのみです。
★★ 旅鉄HOW TO 007 60歳からの青春18きっぷ入門 ★★
グッドラック!
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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