・はじめに
みなさん、ご自宅で本の置き場に困っていませんか?
私の日本の自室は捨てられない本が取っ散らかっていて、とても困っています。
電子書籍が場所も取らずに便利だと聞いてはいたのですが、紙の本から脱却できずにいました。
でも、セブから日本に帰れないため紙の本は買えず、仕方なく専門書などを電子書籍で買い始めることに。
すると、最初は仕方なくいやいや電子書籍を使い始めたものの、使い始めるとなかなかお手軽で、結構馴染んできました。そして、今では毎日Kindleで本を読む習慣ができるほどになりました。
今後のことを考えると、一部の書籍を除いて全部電子書籍かなあ、と思っています。
まだ電子書籍に馴染めないあなた、この機会に電子書籍に換えてみませんか?
電子書籍とは
電子書籍とは?
電子書籍とは、単行本や漫画、文庫本などを電子データ化し、それを電子機器のディスプレイ上で読めるようにした書籍のことです。
もう既に皆さまご存知とは思いますし、電子書籍のアプリを導入されている方も多いと思います。
AmazonのKindleや、楽天のKoboなどの専用案末をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
そそもそも日本で電子書籍が本格的に参入し、「電子書籍元年」と呼ばれたのは2010年の出来事なので、まだ10年しか経っていません。しかも、この電子書籍ブームの火付け役となったのは、漫画を愛読する若者たち。今でも電子書籍で読まれているジャンルは、小説を抜いて漫画が1位を独占しています。
そのため、シニア世代にはなかなか馴染が薄いのも仕方ありません。
電子書籍ストアとは?
電子書籍を販売するサイトはkindleやKoboだけではありません。これらは「電子書籍ストア」と呼ばれ、その数もかなりあるので、自分に合ったストア探しをするのも楽しみといえるかも知れません。
代表的な電子書籍ストアをいくつかご紹介します。
・kindleストア
言わずと知れた世界最大級のインターネットショッピングサイト「Amazon」で販売している電子書籍。漫画、専門書、洋書、セルフパブリッシュされた本の販売が強み。
・楽天Kobo電子書籍ストア
日本国内最大級のインターネットショッピングサイト「楽天市場」で購入可能。クーポン配布を定期的に行っているだけでなく、貯まった楽天ポイントで購入できる点が大きなメリットです。
・BookLive!
60万冊以上の品揃えで漫画の冊数も国内最大級の電子書籍専門ストア。
・ebook japan
こちらも漫画中心のサイトです。54万冊のラインナップを誇り、1冊ずつの買い切り型。Yahoo系。
・BOOK☆WALKER
出版社・KADOKAWAグループが運営している電子書籍ストア。ライトノベル品揃えNo.1
・honto!
丸善やジュンク堂といった大型書店と連携しているので、紙の書籍も取り置きすることが可能なハイブリット書店。書店とサイトの共通ポイントがあり、ポイントプログラムも充実。
電子書籍がシニアに最適な10の理由
まだまだシニア層には一般的ではないように思われる電子書籍ですが、漫画だけでなく一般書籍も電子書籍化も最近は大きく進みました。
最近の読みたい本で電子書籍化されないものはないくらいです。
以下のようなメリットがご自分にあてはまるのかチェックしていただければ、そのメリットが十分ご理解いただけること請け合いです!
①場所をとらない(断捨離に優位)
電子書籍の利点は、まず場所をとらないということです。
若い時から自分の部屋が本や雑誌に占領されてきました。今も古い本でかなり占領されているはずです。
これが電子書籍なら一気にスッキリ。部屋が広く使えるというものです。
本が積んであると掃除が大変じゃないですか?本棚の掃除も、高さの違う本の上に埃がたまって、掃除のしにくいこと!
気が付いた時には、もう掃除したくなくなる状態です(私の場合)
私は今度日本に帰ったとき、紙の本は断捨離するつもりです。
②目に優しい、明るさ・文字の大きさをを変更できる
年齢を重ねると必ず目が悪くなります。
その点、電子書籍だと文字の大きさを変えることができるので、原本が小さな文字の部分であっても拡大して読むことができます。
また、Kindleなどの専用端末であれば、目に優しいバックライトで、意外に目は疲れません。
昼間や夜間でも周りの光の状態をあまり気にせず気軽に読めるのが気に入っています。
③重くない、持ち運びに便利、防水機能
電子書籍であれば、持ち運びに困ることはありません。
専用端末で読むにしろ、スマホやタブレットで読むにしろ、分厚い重い本を持ち運ぶ必要はありません。何冊の本だろうがいつも一緒です。
また、外出時のちょっとした待ち時間でも本が読めますし、防水機能付きならお風呂に浸かりながらゆっくり読めるというものです。
④古くならない、劣化しない
紙の本は古くなると、黄色く色が変わったり、水のシミができたり、虫に食われたりと状態がどんどん悪くなります。
その点電子書籍は、本自体が劣化することはありません。
端末さえ変えてやれば、画面自体は以前よりきれいに、はっきりと読みやすくなるかもしれません。
いつもきれいな状態で読めるというのは良いですね。
⑤安い・特別価格あり
紙の本は「再販価格制度」のために割引販売できません。
でも、電子辞書再販制度の対象外なので、紙の本より価格が割安になっていることがあります。
また、特別セールで安くなることもあります。
定額読み放題のプランもあります。
読みたい本があるかが問題ですが、もし読みたい本がたくさんあればとても安くつきます。本好きにはたまらないですね。
(ご参考)
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⑥読みたいときにすぐに読める(一瞬で購入)
読みたいときにすぐ読めるのが電子書籍です。
在庫切れは無いし、配送も不要です。購入したそのときから読書が開始できます。
それも、場所の制約がありません。
海外旅行中に、日本語のガイドブックをその場で購入、なーんてこともできちゃうんです。
➆目次、文字検索、辞書などの便利機能がある
目次機能があり、目的の場所まで直接移動することができます。また本の中で単語やフレーズを検索して、そこへ直接ジャンプすることができます。
日本語や英語の辞書が搭載されており、分からない言葉の意味などをその場で確認できます。
これは本を読むという意味では、非常に強力な武器ですね。いちいち辞書なんか引いてたら日が暮れます。
そもそも、最近辞書を引いてますか? もちろんスマホでしょうけど。
⑧置き忘れ、しまい忘れがない
我々によくありがちな、どこかへ置き忘れるとか、何処にしまったか忘れる、ということがありません。
その上、どこまで読んだかも電子書籍側で認識しているため、再開時にはそこが開きます。
どこまで読んだっけ。。。なーんて悩む必要もなくなるというものです(栞不要)。
⑨すぐに寝れる(ベッドで読める)
寝つきが良くなります。
私は目に優しい Kindle Papaer White を使っているため、夜ベッドの中んで読んでます。
難しめの本を読み始めるとすぐ眠くなり、あたかも睡眠導入剤のような感じです。
寝つきの悪い方は、ぜひお試しください。
(寝れなくても本が読めるので結果オーライでは?)
※スマホやタブレットでは、目に悪い青色光「ブルーライト」が出て、逆に眠れなくなりますのでお気を付けください。
⑩本をたくさん読むようになる
電子書籍にしてから、なぜか本を良く読むようになりました。よく読むと言っても、1週間に1冊くらいですけど(以前はあまり読んでなかったということです)。
老い先短いので、読み忘れの無いよう良い本は読んでおきたいですね。
私は、BUCKET LIST に1,000冊の本を読むことになっているので、まだまだ死ねません。
番外編:本をPDFで買うという裏技
電子書籍で困るのは「固定レイアウト」で作成されている場合です。ITの専門書などはほとんどこの作りになります。
以下のように注釈がされている場合が多いです。
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
何が困るかって、固定レイアウトだと年配者には文字が小さすぎるのです。
スマホや専用端末など媒体が小さくて論外、パソコンは横長なのでこれもだめ。たぶん、大きいタブレットくらいでないとまともに読めません。
ページ自体を拡大すれば良いのですが、そうするとページの移動時に動きがスムーズでありません。ページ単位に移動するので、操作のあやでまだ読んでないのに次のページに移動したりしてイライラします。
これを解決するには、出版社のホームページから直接PDFで購入することをお勧めします。
PDFの連続表示モードにすれば、ページの移動が連続的でスムーズです。全くストレスなく、普通に読めます。
固定レイアウトで困ったときは、ぜひ出版社でPDFを販売しているか確認してみましょう。
電子書籍で困るところは?
電子書籍で困るところも確かにあります。
たぶん、一番の問題は、電子端末で読むことに慣れていないことではないでしょうか? 例えば、
・紙をパラパラめくる感じがない
・同時に、あっちのページとこっちのページを見比べる
などは確かにできません。
ただ、これは慣れの部分もあるのではないかと思います。
今は仕事でペーパーレスが普通になっていると思います。考えてもみてください。最初紙を無くすと言われた時、「ジエッタイ無理!」と思いませんでした?
結局、今は紙なんてありません。
あるのは、サインの必要な契約書くらいでしょうか。。。それも最後はPDFか写真にして保管してますけど。
そのほか、注意点は以下でしょうか。
・読みたい本が電子書籍にない場合がある
・端末のバッテリーが切れると読めない
でも、これらも電子書籍を使わない理由として、致命的ではないと思います。
電子書籍で無理なものだけは紙の本を使えば良いのです。例えば鳥や魚を同定するための図鑑類などは、さすがに今のところ紙が 良いと思います。名前がわかないランダム検索になるので、さすがに厳しいかと。
でも、ほとんどのものは電子書籍で十分かと思いますが、如何でしょうか?
最後の問題は、専用端末の問題でしょうか?
・専用リーダーは初期費用がかかる(利用するメリットは大きいが)
ぶっちゃけ、最初は専用端末は不要だと思います。
パソコンやスマホで試しに読んでみて、行けそうなら専用端末にすれば良いのではないでしょうか?
最初から専用端末を買う必要などないと思います。
もし専用端末のご希望があれば、以下のタイプが無難でしょうか?
いろいろなタイプがありますので、ご自分の利用方法を想定して選ばれると良いかと思います。
(Kindleの場合は、「広告なし」タイプが絶対おススメ。広告ありはウザ過ぎます。私はケチって大失敗。)
(ご参考:電子書籍の専用端末)
>>Kindle端末はこちら
>>Kobo端末はこちら
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まとめ
さてさてさて皆さん、いかがでしたか?
「シニアの読書にはなぜ電子書籍が最適なのか10の理由」をご紹介しました。これからの読書生活を送る上での参考になったでしょうか。
電子書籍は以上のように非常に多くのメリットを持っています。
なかなか最初は慣れなくてイマイチに思われるかもしれませんが、慣れてしまえばこれほど便利なものはありません。
部屋もスッキリ、もう思い残すこともありませんね。
どんどん断捨離して、身の回りは小綺麗に過ごしたいものです。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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