・お悩み
もうすぐ６５歳の完全定年を迎える。これを機にリタイヤし、コロナが落ち着いたら妻と海外の暖かいところでしばらくゆっくりしてみたい。
でも、海外といっても、物価や安全面、ことばの問題とか国によってさまざまだろう。どのあたりがおすすめなんだろうか。。。
ちょうどロングステイという海外滞在のスタイルがあります。2週間～3ヵ月程度を海外の1ヵ所にゆっくり滞在するものです。
おすすめの海外ロングステイ先をご紹介しますので、ぜひご検討してみてください。
海外ロングステイ先 選定のポイント
海外ロングステイとは（おさらい）
海外ロングステイは、よく「旅行以上、移住未満」とか、「住むように旅する」などと言われます。
この言葉が端的に特徴を表しています。
一般に海外ロングステイとは、生活の拠点は日本に置きながら、海外の1ヶ所に比較的長く滞在し（2週間以上）、その国の文化や生活に触れる海外滞在型余暇の総称です。
つまり、ホテルなどでの短期滞在ではなく、余暇のためにある一定期間を特定の場所で過ごす、という滞在の仕方です。期間も２週間から長くて３ヵ月くらいが一般的です。
これに対して海外移住とは、生活拠点を海外に移してしまい、期間も年単位が普通であること、海外で仕事もする場合もあることが違ってきます。
以下の記事もご参照下さい。
海外ロングステイ先 ６選
おすすめのロングステイ先は、アジアの６か国です。
パリやフィレンツェ、ハワイにオーストラリア。。。これらの国や街も魅力的ですが、定年後にゆっくり過ごすところではないように思います。
定年後にゆっくりできるのは、やはりアジアでしょう。
※いずれも、ロングステイ財団の調査でベスト１０に入っています。
【おすすめ先】
１．マレーシア
２．タイ
３．フィリピン（セブ）
４．インドネシア（バリ）
５．ベトナム
６．シンガポール
海外ロングステイ先選定のポイント
海外ロングステイ先
海外ロングステイ先選定のポイントとして、9つの項目を挙げました。いろいろな資料や情報を見ても、ここまで端的に比較したものはありません。
ぜひ参考にしていただければと思います。
【比較項目】
・言語：主要言語を記載
・気候：気温、乾期・雨期
・治安：治安状態
・物価：日本との比較
・Visa：ビザ無しで滞在可能期間
・交通：主な交通機関
・住宅：マンションタイプか一戸建てか
・医療：医療水準のレベル
【おすすめできるポイント】
・お勧めできる特徴を箇条書きで記載しました
【気を付けたいポイント】
・現地で気を付けたいポイントを記載しました
海外ロングステイ先 詳細
マレーシア
・海外ロングステイ先、不動の一番人気！
【比較項目】
・言語：マレーシア語、英語
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：良好
・物価：庶民の物価は日本の1/3程度
酒類、高級品、日本食は高い。
・Visa：ビザ無しで90日間滞在可
・交通：鉄道、バス、タクシー
・住宅：コンドミニアム滞在が一般的
・医療：首都などは医療水準は高いが高額
日本語の対応可の病院あり
【おすすめのポイント】
・最初のロングステイ先として人気
・治安が安定して住みやすい
・ゴルフ好きな人には天国
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・日本と同じ暮らしをすると高くつく
・やることがないと退屈
・酒類は日本より高い（イスラム教）
・場所によっては朝晩のアザーンがある
タイ
・タイ人のゆるさにハマる人続出！
【比較項目】
・言語：タイ語
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：良好。準軍事政権
・物価：庶民の物価は日本の1/3程度
高級品、日本食などは高い。
・Visa：ビザ無しで30日間滞在可
ツーリストビザ取得で60日可
・交通：鉄道・地下鉄、バス、タクシー
・住宅：コンドミニアム滞在が一般的
・医療：首都などは医療水準は高いが高額
日本語の対応可の病院あり
【おすすめのポイント】
・不動の観光地として大人気
・治安はほぼ安定して住みやすい
・ゴルフ好きな人には天国
・酒類が安い、料理がおいしい
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・日本と同じ暮らしをすると高くつく
・夜の遊び場が多い
・政治の話はしない（準軍事政権下）
・宗教、王室の禁止行為はしない
フィリピン（セブ）
・絵にかいたようなリゾート風景が広がる
【比較項目】
・言語：フィリピン語、英語
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：軽犯罪が多い。たまに重犯罪も
・物価：庶民の物価は日本の1/3程度
輸入品、日本食などは高い。
・Visa：ビザ無しで30日間滞在可
延長手続きで2年まで滞在可能
・交通：バス、タクシー（鉄道はマニラのみ）
・住宅：コンドミニアム滞在が一般的
・医療：医療水準はそれなりだが高額
日本語通訳のいる病院あり
【おすすめのポイント】
・海のリゾート地として大人気
・住人がフレンドリーで住みやすい
・マリンスポーツに最適
・ゴルフ場も多くある
・英語がどこでも通じる
・酒類が安い、各国料理がある
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・日本と同じ暮らしをすると高くつく
・夜の遊び場が充実
・犯罪に十分気を付ける必要がある
・馴れ馴れしい現地人は要注意
・フィリピン人は何事もルーズ
・チップで態度が一変する
インドネシア（バリ）
・まったり流れる時間を楽しむ
【比較項目】
・言語：インドネシア語
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：軽犯罪には気を付けたい
・物価：庶民の物価は日本の1/3程度
輸入品、日本食などは高い。
・Visa：ビザ無しで30日間滞在可
アライバルビザ取得で60日滞在可
・交通：タクシー、バス
・住宅：長期ホテルまたはロスメン（民宿）
・医療：医療水準はそれなりだが高額！
日本語の通じる病院あり
【おすすめのポイント】
・滞在型保養地として大人気
・神秘と田園風景の癒し（ウブド）
・マリンスポーツが楽しめる（クタ）
・住人がフレンドリーで住みやすい
・日系デパート、日系レストランが多い
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・日本と同じ暮らしをすると高くつく
・夜の遊び場が充実（クタ）
・犯罪に十分気を付ける必要がある
・日本語を話す現地人は特に要注意
・地元の宗教や文化を尊重する
・酒類は割高
ベトナム
・いろいろな楽しみ方がある
・ロングステイにまだなじみの浅い国
【比較項目】
・言語：ベトナム語
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：軽犯罪には気を付けたい
・物価：庶民の物価は日本の1/3程度
輸入品、日本食などは高い。
・Visa：ビザ無しで15日間滞在可
日本で60日滞在ビザを取得可
・交通：バス、タクシー、Grab
・住宅：コンドミニアム、安宿長期滞在
・医療：医療水準はそれなりだが高額！
外資・日系クリニックあり
【おすすめのポイント】
・基本はホーチミン滞在型
・各地への小旅行が楽しめる
・庶民の生活に触れることができる
・住人がフレンドリーで住みやすい
・人気のベトナム料理を満喫できる
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・日本と同じ暮らしをすると高くつく
・犯罪に十分気を付ける必要がある
・警官とのトラブルに気を付ける
・日本語を話す現地人は特に要注意
・現地の文化・習慣を尊重する
シンガポール
・アジアNo.1の先進国
・費用面で長期滞在の是非を検討要
【比較項目】
・言語：英語（マレー・中国・タミル語）
・気候：熱帯気候。雨期乾期がある
・治安：安定している
・物価：日本より高い
・Visa：ビザ無しで30日間滞在可
※30日以上はマレーシアでビザラン
・交通：地下鉄、バス、タクシー
・住宅：ｻｰﾋﾞｽ･ｱﾊﾟｰﾄﾒﾝﾄ、ホテル
・医療：医療水準は高くて高額！
日系クリニックあり
【おすすめのポイント】
・インフラ、衛生面が日本並みで安心
・英語が通じる、何事もストレスなし
・アジア各国の料理が楽しめる
・何処へ行くにも移動が少なく楽
・カジノが楽しめる
・寒さ、花粉症対策として
【気を付けたいポイント】
・他国と比べて宿泊費は非常に高い
（下手をすると10倍くらい？）
・各種規則が厳しいので要注意
・酒類も含め、何事も割高
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか？
「【必見！】人気の海外ロングステイ先６選、徹底比較」をご紹介しました。これからロングステイ先を選ぶ上での参考になったでしょうか。
まずは、行きたいと思うロングステイ先に当たりを付けて、自分でネットや本から情報を集めることが重要だと思います。安易にロングステイ専門の業者に頼るのはなるべく避けましょう。
ロングステイに求めることがあると思います。その目的がどのように実現できそうか、まずは机上で検討してみませんか？
調べれば調べるほど具体的イメージが広がっていいくと思います。また、合わせてロングステイに必要な準備もしていきましょう。多少の英会話や現地語の勉強など、目的があれば楽しくできますね。
旅行でも移住でもない、ロングステイという異国での滞在。
ご参考までに、ロングステイ財団のホームページは以下になります。
再度とになりますが、他者に頼るのではなく、ご自分でしっかり調べる、準備することを強くおススメします。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
コメント