・この記事がお役に立つ人
・0円を廃止した、『楽天モバイル』からどの携帯キャリアへ乗り換えたら良いか迷っている方(特にアクティブシニア)
・携帯料金をなるべく安くしたい全ての方々
ついに『楽天モバイル』が0円を廃止しました。楽天ユーザーとしては非常に残念ですが仕方ありません。
とは言うものの悪い話だけではありません。この機会に携帯キャリア各社は「楽天ユーザー」を獲得しようとあの手、この手を繰り出してきています。このチャンスにうまく乗って、お得な携帯プランに変更してみませんか?
チャンスはピンチの顔ををしてやってくるものです!
現状の携帯キャリア比較サマリー(2022年6月現在)
まずは、現状の携帯キャリアの現状を簡単に整理してみましょう。刻々と状況が変わりますので、ご自身でも確認されることをお勧めします。
検討対象キャリア
検討キャリアは大手4社の格安プランと格安で定評のある日本通信の5社とします。
注)あまり比較対象が多いと選択するのが大変なので、敢えて絞りました。20幾つものプラン比較をしている記事もありますが混乱するだけで意味なし。シンプル イズ ベスト!
・NTTドコモ:ahoma
・KDDI:povo 2.0
・softbank:LINEMO
・rakuten:RAKUTEN UNLIMITED Ⅵ
・日本通信:シンプル290
概要:各社別の特徴(一覧表)
会社:プラン名 | プラン内容 |
---|---|
NTTドコモ:ahoma | 【データ通信:定額プラン】 20GB:2,970円 ※他に選択肢はない 国内通話料金:22円/30秒 【国内通話オプション】 5分かけ放題:0円 かけ放題:1,000円 |
KDDI:povo | 【データ通信:トッピング】 1GB:390円、3GB 990円、20GB 2,700円 ※データ量超過の場合、128kbpsの超低速 国内通話:22円/30秒(5分間無料) 【国内通話オプション】 5分かけ放題: 550 円 かけ放題: 1,650 円 |
softbank:LINEMO | 【データ通信:定額プラン】 3GB:990円、20GB:2,728 円 国内通話:22円/30秒 ※LINEはカウントフリー 【国内通話オプション】 5分かけ放題: 550 円 かけ放題: 1,650 円 LINE同士は無料 |
rakuten:RAKUTEN UNLIMITED Ⅵ | 【データ通信:段階定額】 0~3GB :1,078 円 3GB超~20GB :2,178 円 20GB超~無制限:3,278 円 国内通話:22円/30秒 【国内通話オプション】 かけ放題:0円 (RAKUTEN Link使用の場合) |
日本通信:シンプル290 | 【データ通信:トッピング方式】 基本料金:290円 + 1GB当たり:220円 通話料:11円/30秒 docomo回線、またはソフトバンク回線 【通話が多い人向けのオプション】 70分無料通話:700円/月 |
利用タイプ別の「乗り換え先」はこれだ!
楽天モバイルが0円終了となり、楽天ユーザーとしては乗り換えを検討している方もたくさんいると思います。
結局どうなの?と言われれば、以下のようになるのではないでしょうか。乗換検討の際の参考にしていただければ幸いです。
・利用者は、1GB~3GB程度のライトユーザーを想定
・通常は1GB程度だが、外出が重なると3GB程度まで利用する
・自宅には光回線のWiFi完備されている
タイプ1:携帯ではLINEやメールなどを主に利用する(テキスト中心)
想定費用:55円/月(330円で180日間利用)
選択のポイント:
・契約維持のための最低限のトッピングを購入
・常時128kbps(超低速)でネットを使用する
・ポケモンGoなら遅いがどうにか利用可能
【評価】:
現状では、最安の携帯料金になる。
テキスト中心の使い方であれば、povoで無料の低速回線 128kbpsで十分。
180日毎に330円のトッピングを購入すれば回線維持が可能となる
タイプ2:多少は検索をする(月に3GB以下)。電話も結構使う。
金額想定:1,078円/月
ポイント:
・楽天LINKで無料電話をかけられる
・3GBを超えても自動で使い続けられる(別途費用は発生)
【評価】:
楽天LINKの品質に我慢できれば無料電話のメリットは大きい
楽天モバイルのカバー範囲や品質に不満がある場合は選択肢からなくなる
→povo2.0, LINEMOの 3GBプラン+かけ放題オプションなど
タイプ3:多少は検索をする(月に3GB以下)。電話はLINEで十分
金額想定:povo:990円/30日(3GB)
LINEMO:990円/月(3GB)
日本通信:510円(1GB)、730円(2GB)、950円(3GB)、
ポイント:
・楽天より通信品質が高く、カバー範囲は広い
・知らない間に値段が上がることは無い(povo、日本通信)
・LINEMOは半年間実質無料(paypayポイントバック)
【評価】:
このタイプの人はpovo、LINEMOまたは日本通信かで悩むことになる。
各社とも、3GB以下の利用者をターゲットに値段設定している。
各人の好みだが、2GB以下の月が多いなら日本通信。あとは好みだ。
タイプ4:自宅の光通信を解約して、モバイル契約だけにする
金額想定:3,278円(無制限)
ポイント:
・自宅でPC等の利用は全てデザリングで行う(スマホ経由でネットと繋ぐ)
・携帯回線を使い倒す!
・固定回線とのトータルで見ればこの方式が最安の選択!
【評価】:
自宅に光回線を引かないなら、楽天の使い放題3,278円で決まり。
独身者向け。なお、複数人でデザリングを共用する荒業もありだ!
タイプ5:海外在住者、海外に行くことが多い人
②海外旅行者:楽天モバイル
ポイント:
日本の電話回線を維持したい人はpovoが最安(55円/月)
頻繁に海外と日本を行き来する人は楽天が有利
【評価】:
回線維持だけであればpovoで決まり。海外在住者には有難い!
頻繁に海外旅行したり海外ロングステイなどをする人は楽天がおススメだ。
※楽天では無料の海外ローミング(2GB)や海外から楽天LINKで日本国内に電話も可能。短期間なら現地SIMは不要だ。
なお、筆者は海外在住者(7月にセブに戻る予定)なので、 povo に契約変更したのはいうまでもない。
その他:自分の携帯電話の使い方がどうなっているか分からない人
まあ、よくわからなければ、ドコモの ahamo にしておけば間違いなし! ちょっと高めだけど。
※楽天モバイルを選んでいる人にはこのタイプはいないと思いますが。。。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【楽天モバイル0円終了!】アクティブシニアはどの携帯キャリアに乗り換えるべきか?」をご紹介しました。
楽天0円廃止でがっかりしているアナタ!、乗換先の目途はたちましたか?
7月から自動的に0円が無くなってしまいます。当面は救済措置があるようですが、それも数ヶ月の命。このままウダウダしている暇はありません。潔く次のキャリアを選択しましょう。
ところで、パターンとして「楽天モバイル」そのまま、というのもありなことに驚かれたかもしれません、使い方によっては「楽天モバイル」が有利になるパターンもあるのです。
ここはじっくり比較して、自分にあった契約をしていくことがよいかと思われます。
さて、物価高が始まった今日この頃、定年後の生活費見直しは喫緊の課題になってきています。生活費の高騰でお困りの方々に少しでもお役に立てましたでしょうか。
これで、携帯電話を始めとする生活費が削減されるのであれば、これから長い定年後の生活をしていくのに強い味方になることでしょう。
【楽天モバイルもありですよ!】
皆様の生活費費削減が成功しますようにお祈り申し上げます。
グッドラック!
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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