【誰でもなれる!】海外ノマドワーカーの始め方-これなら納得の”決定版”!

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・ノマドワーカーとして海外で暮らしてみたいと悩んでいる人

最近、若者の間でノマド生活が流行っています。
特定の職場を持たず、移動しながら仕事をするスタイルで、日本国内だけでなく、海外ノマドワーカーとして生活をする若者も増えてきています。リモートワーク・スタイルの本格的な普及とともに、海外でのノマド生活者は今後どんどん増えていくでしょう。

そこで今回は、ノマドワーカーになりたいと考える全ての人に向けてノマドワーカーの始め方を解説いたします。
ご一緒にノマド生活を始めてみませんか?

海外ノマドワーカーとは何か

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海外ノマドワーカーとは?

ノマドワーカーとは、特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人々を指す言葉です。
(「Nomad(ノマド)」とは、英語で「遊牧民」を意味する)

一般的にノマドワーカーは、オフィスもデスクも企業の肩書も持たず、一人でインターネットのつながる場所を転々として仕事をしている放浪者タイプを意味します。

ただ、海外ノマドワーカーの場合は働き方スタイルというより、広い意味で個人のフリーランスとして海外の都市に滞在しながら自由に仕事をする人を指す場合が多いようです。
海外を転々と移動しながら本当にノマド的な生活をする人から、特定の場所にある程度の期間とどまってノマド的な仕事スタイルで生活する人まで様々です。

なぜ海外でノマドワークをするのか?

海外旅行(海外生活)をしながら生活費を稼ぎたい、ということが第一の目的です。
海外旅行をするにはそれなりのお金が必要です。しかも長期間ともなるとかなりお金を貯えないといけません。
でも、ノマドワークでお金を稼ぎながら旅を続ければいつまでも海外旅行(海外生活)を続けることができます。

一般的に海外で生活したい場合は、駐在員として派遣されるか、現地採用で働くのが定番です。でも、フルタイムで働くとなると自由で楽な生活をするのが難しくなるので、あえてノマドワークで自由に海外生活を楽しむ、という選択をするとも言えます。

生活費以上の金額を常に稼ぐことができれば、いつまでもノマドワーカーを続けることが可能になります(後で述べるように現実的ではないですが)。

「バックパッカー」や「外こもり」との違いは?

「バックパッカー」は旅行が100%で、旅先でお金を稼ぐことは基本的にしません。ある程度のまとまったお金を持って、安宿や安い公共交通機関などを利用して旅の費用を極力抑え、できるだけ長く旅を続けるのが基本的なスタイルです。

一時はやった「外こもり」は、ある一定期間に日本で稼いで(例えば自動車の期間工などで)、そのお金を持って海外で引きこもりの生活をする、というスタイルが基本ですです。日本で稼ぐ期間と海外での外こもりの期間を交互に過ごすことが多いようです。
外こもりの中には株やFX投資などの投資活動や”せどり”などのビジネスをして、日本に帰らずにずっと「外こもり」を続ける人もいるようです。こうなると、ノマドワーカーとスタイルがオーバーラップしてきますが、基本的に外こもりの人は旅行や海外生活自体を楽しむことはしませんので、この点(海外で生活する目的の違い)でノマドワーカーと一線を画するのかなと思います(突き詰めればかなり似てくると思いますが)。

海外のどこでノマドワークをするのか?

どこでノマドをするかは人それぞれでしょう。

一定の場所に長期滞在をする人もいれば、定期的に海外を移動する人もいます(滞在ビザの関係が大きい)。

ただ言えることは生活費が安いところでネットのインフラが整っているところが人気があるということです。あと重要なことは暖かいこと。暖かいと着るものが少なくて済みます。

ということで、まずは東南アジアがおススメです。やはり食事面やインフラ面からタイ、マレーシアあたりが人気かと思います。私の住む、フィリピン・セブ島もそれなりに人気のようです。

海外ノマドワーカーに必要なものとは

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それでは、ノマドワーカーに必要なもの(スキル、素養)を考えてみましょう。基本的には誰でもなれるのですが、ノマドワーカーにはある程度無いと困るものもあります。

好奇心があること

まず、好奇心があることは重要でしょう。

新しいものや知らないことに対する好奇心がないと、海外でノマド生活をするのは難しいと思います。外界への興味がなくただ海外で生活するのは「外こもり」です。
仕事をしているとはいえ、長期間にわたり海外生活をしていくにはどうしても好奇心がないと続かないと思います。逆に、好奇心があるからノマドワーカーになるのだと思います。

お金が稼げること

お金を稼げる事はノマドワーカーとしての基本です。

お金が稼げなかったらただの旅行者になってしまいます。
少なくとも生活費以上の金額を稼いでいく必要があります。逆に、稼いだ範囲のお金で生活するということも考えられますが、生活自体がみじめになります。
そのため、海外ノマドワーカーになる前に安定的に仕事ができる仕組みを整える必要があるでしょう。
まあ、とりあえず海外に出てから考える、というのもありだとは思いますけど。

一人で生きていける力(対応力・適応力)があること

海外で生活するためには、一人で生きていける力(対応力・適応力)が求められます。

これはバックパッカーのような長期旅行者に求められるスキルと同じです。
もちろん、バックパッカーよりはお金が使えるので生活は楽とはいえ、危機管理能力や高い状況対応力が求められます。海外では想定外のことがたくさん起こるので、それらを楽しめるくらいの余裕がないと一人での長期の海外生活は続けられません。
同じ海外で働くにしても、駐在社員などは高額な海外傷害保険があったり、現地スタッフが面倒を見てくれるので、求められるスキルレベルは全く違います。

多少の英語力

それから多少の英語力は必須です。

今の若い人たちは英語を喋れるのはほとんど当たり前になっているので問題ないでしょう。
海外で使う言語は通常英語になります。もちろん現地語を喋れればもっと良いですが、なかなかそうもいきません。だいたい英語をしゃべっていれば要は足ります。情報収集も英語なら問題ありません。
日本語だけで生活しようとすると、高くついたり、騙されたりすることがありますので、できるだけ英語を使うようにしたいですね。

海外ノマドワーカーのメリット・デメリット

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それでは次に、海外ノマドワーカーのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。

海外ノマドワーカーのメリット

海外ノマドワーカーのメリットはたくさんありますが、代表的なメリットは以下のものでしょうか。

・好きなところに行ける・住める
・いろいろ経験でき、視野が広がる
・とにかく今の生活を楽しめる
・通勤がなく、どこでも仕事ができる
・人間関係がシンプルで悩みが少なくなる
※仕事、家族、友人、生活面での関係が希薄になる

以上のように、何事も自分の自由に生きられる解放感は何物にもかえないことでしょう。

海外ノマドワーカーのデメリット

メリットだけでなく、海外ノマドワーカーにもそれなりのデメリットがあります。

・自己コントロールが必要
・収入が不安定になりがち(仕事の継続に工夫が必要)
・VISA手続きなど海外特有の雑用がある
・孤独になりがち
・病気や事故への対応が不安

海外に滞在することで必要になる事柄や、不安な事柄に加え、仕事面での心配も出てきます。
リモートワークが普及したとはいえ、仕事に関しては日本に住んでいる場合より安定度は下がると思ったほうがよいでしょう。

海外ノマドワーカーの仕事

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次の、ノマドワーカーの仕事面を見ていきましょう。海外にいるとはいえ、ノマドワーカーのメインは仕事になります。
仕事の合間に海外生活を楽しんだり観光をする、というスタイルが普通でしょう。
まずは生活の糧を稼ぐ必要があります。

基本的に日本の仕事をする

海外ノマドワーカーの仕事相手は日本です。

基本的に外国人が勝手に海外で現地の仕事をすることはできません。外国人が働くには労働許可証が必要なので旅行者は絶対に働くことはできません。
ただし、日本の仕事を海外で行うのは何ら問題ありません。その国の本来の仕事をして現地人の労働機会を奪うわけではないので特に問題になりません。
まあ、ノマドワーカーはだいたいネットで仕事をしているので、現地の人達にはそれが仕事なのかどうかもわからないと思いますが。

日本が経済的に発展しているので、日本の仕事をノマドワーカーとして海外でできるというのは本当に恵まれています。ノマドワーカーとして海外で暮らしているのは経済的に発展した国の人がほとんどです。フィリピンなどの発展途上国では、多くの人が海外にノマドではなく過酷な出稼ぎに出ているのが現状なのです。

収入は円で稼ぐことになるので、現地通貨への両替が必要になります。

稼げるスキルと営業力が必要

海外でノマドワークをする場合、稼げるスキルがあることに加え、営業力も必要になることが多いです。

稼げるスキルがなにもないまま海外に出るのは、ノマドとしてはかなり無謀です。また、海外にいて日本の仕事を新たに獲得していくのはかなり大変です(不可能とは申しませんが)。
クラウドソーシングの仕事を獲得する場合も、日本にいる間に継続して仕事を獲得して、稼いでいけるいける目途が立ってからにしたほうが安心でしょう。

できれば、安定した顧客や継続的な仕事を確保してから海外に出ることが望まれます。つまり、安定的に稼げる仕組みを作ってから海外に出るといことです。慣れない海外生活に加えて、仕事が無いことからくる金銭的な不安があると、ノマド生活も一気に大変になってしまいます。

なお私は、海外からクラウドソーシングでその都度仕事を獲得するやり方はあまりお勧めしません。
なぜなら、今のクラウドソーシングは単価の安い案件が多数であり、また条件の良い案件は獲得競争が激しくなっています。とても楽に稼げるような状況ではないということです。今の副業ブームを考えると、この傾向はずっと続くことが考えられます。
安直にクラウドソーシングで稼げばよい、などというおすすめ記事が氾濫していますが、自分自身で実際にやってみて、本当に稼いで生活ができるかの目途をつけることが重要かと思います。ただ単に海外にで仕事もせずにぶらぶらするのは、ノマドではなく一般の旅行者や外こもりと変わらなくなります。

個人完結とチームプレイの仕事がある

ノマドで仕事をする場合、個人完結の仕事をする場合とチームプレイで仕事をする場合があります。
ノマドワーカーの情報を発信している現役のノマドの方々は個人完結の仕事が多いようですね。

個人完結の仕事は、例えばクラウドソーシングで仕事を取っていく、アフィリエイトやせどり・物販などを個人でやっている場合でなどしょうか。自由に仕事ができるのは良いのですが、収入は完全な自己責任になりますし、孤独になりがち、という面もあるでしょう。

中には個人完結の仕事ではなく、チームで仕事をしたり、特定の会社と業務委託契約を結んで仕事をしているノマドワーカーもいます。チームとして仕事の調整・スケジュールがあったり、人間関係もでてくるので煩わしい面はありますが、収入面では安定しますし、いろいろな情報が入って来るという面も見逃せません。

どのように海外で仕事をしていくにかは個人の好みやノマドになる前の経歴に依存するかもしれません。どのようなパターンが自分に合うのか情報収集をしたほうが良いかも知れません。

海外で仕事をする上での注意点

海外で仕事をする場合はいくつか注意すべき点があります。

・回線ネットワークの問題
ネット経由で仕事をすることが多いと思いますので、ネット回線のスピードが死活問題になることがあります。ただ最近ではどこの国でも回線速度は速くなる傾向にあります。特にコワーキングスペース(私も使用してます)であれば通常全く問題ないスピードです。ただ、ホテルや自宅の回線、カフェの回線はダメな場合も多々あるのは事実だと思います。

・セキュリティの問題
セキュリティ面には、仕事のセキュリティと自身の安全の2面があります。
仕事面のセキュリティについては、クライアントとの間でNDAを含めてセキュリティの取り決めがあると思いますが、機密情報や個人情報を扱う場合は、特に気を付ける必要があります。アンチウィルス・ソフトを入れるのは当然、仕様書類やデータは紙に出さない、画面を覗かれないようにする(日本人もいるかもしれない)などは最低限気を付けたいですね。
合わせて自身の安全についても、危険なところへは行かない、夜間はなるべく外出しない、など自分の身は自分で気を付けることを徹底したいですね。

・税金面
税金面の話は突き詰めると結構難しいです。
基本的に住民税と所得税がありますが、住民税は明確です。1月1日時点で日本の住民登録がなければ住民税はかかりません。
所得税がちょっと複雑です。日本に住所の無い非居住者で日本源泉所得でなければ所得税はかかりません。例えば、業務委託契約の場合は通常10%の源泉徴収を受けますが、それをクライアントに対して非居住者のため源泉徴収ナシにしてください、と言えます(何も言わないと機械的に税金とられます)。でも、日本で所得税を納めないということは、居住国で税金を納めないといけない、ということです。
ノマドワーカーで税金のことを書かれている人もいますが、そう簡単な話ではないです。非居住者の定義自体も難しいのですが。。。
まあ、実際の話として金額が大きくなければ見逃されることも多いようです。

また、税金ではないですが「国民年金保険」には入っておくことをおすすめします。

ノマドワーカーの仕事場所とは

海外ノマドワーカーの仕事場所はいろいろです。

自宅(コンドミニアムや安宿)やカフェ、コワーキングスペース、まあどこでも仕事ができます。
ただし、職種によっては仕事の機材などが必要になってカフェなどの一時的なところでは難しい場合も出てきます。
YouTuberがカフェで動画をとるのは難しいでしょうし、本格的なプログラマーならパソコン以外に外部モニターを使うのが一般的です。

おすすめのノマドワーカーの職種とは

ノマドワーカーにおススメの職種などの紹介記事はたくさんあふれています。

 どの記事(私の記事も含めて)でもほとんど以下のような職種を勧めています。時間的な拘束がゆるく、自分で作業をコントロールできやすい職種がほとんどです。
ただ、海外となると直接訪問ができないので、コミュニケーションの取り方を工夫する必要があります。最近はネット会議も普通になっているので、今までよりやりやすくなっているといえます。

Webライター
ブロガー、アフィリエイター
コンサルタント
イラスト・写真販売
資産運用(トレーダー)
YouTuber
動画編集
プログラミング・Webサイト制作
ガイド・インストラクター
せどり

詳細はこちらの記事をご参照ください。

【オススメ!】ノマドワーカーに適した職種10選
この記事ではノマドワーカーになりたい人に向けて、どんな職種がオススメの職種なのかを紹介します。具体的にはノマドワーカーに適した職種10種類を紹介しています。職種によっては多少の工夫が必要になるものがありますが、その辺も含めて解説します。

海外ノマドワーカーの生活

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海外ノマドワーカーの生活

海外ノマドワーカーの生活は、基本的に仕事中心の生活です。

ノマドワーカーは旅行者ではなくお金を稼がないといけないので、当然ながら仕事が優先されます。もちろん、お金を稼ぐ仕組みを作ってあり、最低限のワークでお金が稼げるのであれば別ですが、普通のノマドワーカーは時間を切り売りする仕事が大半なので働かなければ収入がありません。
また、生活のリズムというものをキチンとしないと仕事に影響がでますので、ほとんどのノマドワーカーは平日は仕事、週末に観光や遊び、というようにきちんと生活のリズムを作っていることが多いと思います。
逆にこのように自分をコントロールしないと、すぐに生活が破綻してしまうことになりかねません。

海外ノマドワーカーの生活スタイル(移動面から)

・移動型
普通の人が考える典型的なノマドワーカーの姿だと思います。数か月ごとに滞在先を変えて、いわゆる旅をしながら仕事をする、典型的なノマドワーカーです。現実問題として滞在先を変える要因はVISAの理由によるところが大きいと思います。
いろいろな場所に行けて観光もできるので楽しい反面、数カ月ごとに移動するのは大変だと思います。ただの旅行なら良いのですが、新しい場所で仕事をきちんとこなしていくのは、移動とともにかなり負荷がかかると思います。
たぶん長期間このスタイルでノマドワークをするのは体力的、仕事の安定という観点から難しいと思います。

・一定期間定住型
1年とか2年などある程度の期間一定の場所にとどまって仕事をするスタイルです。私もこちらのスタイルになります。
はっきり言って、現実の海外ノマドワーカーはこちらの方が多いのではないでしょうか?
数カ月ごとに移動するというのはいろいろなところに住めていいなあ、と外からは見えるでしょうが、生活をするとなると大変です。ある程度落ち着かないと仕事の生産性は上がらないというのが実感です。

・日本との往復型
日本と往復しながらノマド生活をする、という人もいるでしょう。
海外を何か所か回って日本に戻るというスタイルです。もちろん日本に帰れる拠点や実家などがないと難しいですが、日本の滞在を挟むことによって、生活や仕事のストレスを解消できます。また、仕事面でもクライアントに直接合うとか、新しい技術を習得するとか海外ではできないことに対応できます。
考え方として、このスタイルもありだと思います。

海外ノマドワーカーの荷物

(仕事で必要な物)
ノマドワークで必要な持物は下記のとおりです。詳細は記事をご参照ください。基本的にはパソコンがあれば仕事ができます。職種にもよるので、ご自分に合わせて判断いただければと思います。

パソコン
マウス(使わない人もいるが)
スマホ用バッテリー
充電ケーブル(各種)
マイク付きイヤホンまたは、マイク付きヘッドフォン
荷物用ショルダーバッグ
水筒(プラスチック)
ウィンドブレーカー
Ziplock or 百均のビニール袋
PC専用メガネ
【究極厳選!】ノマドワーカーに必要な持ち物10選、必要ない持ち物8選
ノマドワーカーを始めるにあたって、最低限これだけあれば快適にノマドワーカーを始められるという持ち物を、現役の海外ノマドワーカーがご紹介します。最低限でかつ必須な物だけをご紹介しますので、お財布に優しく、最短でノマドワーカーを始めることができます。

(仕事以外)
荷物は最低限が原則です。私は何ヶ月であろうが、25リッターのデイパック一つで9kg以下です(別途ウエストバックはある)。
荷物がたくさんあると移動が大変なので、バックパッカーをしているときからどんどん荷物は減ってきました。足りないものがあれば現地で買えば良いので、わざわざ日本から持っていくことはありません。LCCの荷物重量制限を念頭に置いてもいます。
また、劇的に荷物を減らしたのがスマホです。動画視聴やカメラ、電話が一つになっているので、超優れものです。

仕事用品以外で特に必需品としてあげれば以下の物でしょうか。消耗品や足りないものは基本的に現地調達します。移動の時は長ズボンやスニーカーを履くので、LCCの重量制限には引っかかりません。もちろん洗濯はこまめにやる必要があります。

パスポート(これがないと始まりません)
クレジットカード(キャッシング等で利用)
SIMフリーのスマホ(現地調達でも可)
ビーチサンダル(現地調達でもOK)
サングラス(メガネの人は度付き)
アイマスク・耳栓(移動時や宿がうるさい時)
黒のボールペン(何かと必要。日本製最高)
折りたたみ傘(日傘としても利用できる)
風邪薬など(現地の薬でも大丈夫だが)
短パン、長ズボン 各1
Tシャツ or 半袖シャツ 3
パンツ 3
靴下 1
スニーカー(通常これで移動する)
洗濯用ロープ
などなど。

仕事と旅のどちらがメインなのか?

もちろん通常は仕事がメインです。

でも仕事6、遊び4、くらいにしたいね。仕事ばっかりしていると何故ノマドワーカーとして海外で生活しているのかわからなくなります。
特別な目的があれば良いですね。例えば、ヒマラヤのトレッキングを極めるために、カトマンズやポカラといった都市に長期滞在するのであれば、仕事の期間をやりくりしてトレッキングのまとまった期間をとることもできるでしょう。

人それぞれノマドワーカーになる目的があると思いますので、その目的が実現できるように工夫するしかないでしょう。

海外ノマドワーカーの課題

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海外ノマドワーカーにはたくさんの課題があると思います。

ノマドワーカーの生き方は、若い人であれば次の仕事を始めるまでのモラトリアムであって、決して一生のものではないと思います。私のような年配者は半分引退後に「まだ終わった人ではない!」とあがいている期間の生き方、のように思います。

いずれにしろ、若い人についてはそれほど長い期間をノマドワーカーとして過ごすことはないのではないかと思います。それは以下の理由からこのように考えます。

生活の安定(安定した収入の確保)

ノマドワーカーは一般的に収入は高くなく、しかも不安定であることが多いようです。

一部にアフィリエイトやYouTube、仮想通貨などで一発当てて羽振りの良いような人も見受けられますが、そのような方はほんの一部でしょう。多くの人は低単価で時間の切り売りをするような作業をして生活の糧を得ていると思います。
いずれにしろ、仕事自体がコアな仕事ではないため、経済状況変動の影響をもろに受ける可能性があり、短期的な仕事の獲得という面だけでなく、長期的にも安定性に欠けるという面も見逃せません。

スキルの陳腐化への対応

海外ノマドワーカーの仕事はネット関係の仕事が多いと思います。

ネット関係の仕事の多くは最近出来て来た仕事であり、技術の進展や仕組みの変更が激しい分野です。いつまでも同じ技術や考えでいたらいつかは足元をすくわれるか、ゆでガエルになってしまします。
それを避けるためには、常に新しい技術や考え方をキャッチアップしていく(もちろん仕事でも新しい分野に挑戦していく)ことが望まれます。でもそのためには、海外ではどうしてもハンディキャップがあるのではないかと思います。ネットが発達している現代とはいえ、定期的に日本でスキル更新やクライアントとの調整などをする必要がでてくるのではないかと思います。
また逆に、英語が達者で海外のコミュニティに繋がってスキルを更新していければ、仕事上でアドバンテージになることも考えられます。ただ、そのようなスキルのある人であれば、たぶんノマドワーカーにはならないのではないかと思います。

将来への不安

 ノマドワーカーにとって最大の不安は、「将来への不安」ではないでしょうか。

いつまでもノマドはできない、ということは本人がいちばんよく分かっていると思います。20代ならまだしも、30代になって海外ノマドワーカーとしてふらふらしていたら、親御さんも気が気ではないでしょう。

ある程度でノマドワーカーに見切りをつけて日本で就職しようとした場合、単なる海外生活は業務経歴にプラスにはなりません。できれば、ノマドワークに関連する業種に就職するのが得策でしょう。また、海外ノマド(フリ―ランス)から起業という手もあります。海外で得た経験や人脈から起業するというのは良い選択かも知れません。

最後の奥の手は、現地の人と結婚するという手もあります。現にセブではフィリピン人と結婚して居住している若手の人が思いのほか多く(圧倒的に女性)、コロナ前は彼氏がフィリピン人という若い女性も多く見かけました。(日本男子はどうした!)
余談ですが、我々のような年配男性はカラオケ店の若いフィリピーナ、語学留学の若い日本人男性は語学学校の若いフィリピン人女性講師とくっつく、というのが良くあるパターンです。

海外ノマドワーカーについての考察はこちらを参考にしてください。

【必見!】 海外ノマド生活の失敗への不安をなくす5つのポイントとは?
最近は海外ノマド生活を送る人が増えています。その自由な生き方が支持されているといことでしょう。しかし、一方で海外ノマドワーカーの収入が不十分で、将来が不安との声も多く聞かれます。そこで海外ノマド生活の不安を解消するための5つのポイントを考えてみました。

<終章> 「海外ノマドワーカー」の”始め方”

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さて皆さん、いかがでしたか?

「【誰でもなれる!】海外ノマドワーカーの始め方-これなら納得の”決定版”!」をご紹介しました。これから海外ノマドワーカーを始める上での参考になったでしょうか。

まず、海外ノマドワーカーになりたいのであれば、「とにかく海外に出る!」ことだと思います。

本格的なノマドワーカーになる前に、一度海外に出てノマドワーカーがどんなものか体験してみるのが良いと思います。そこで自分に合っているのかどうかすぐに分かるでしょう。

ノマドワーカーのスタイルが気に入ったら、そのままノマドワーカーを続けるか、一旦日本に帰国して稼ぐスキルを身に付けるなどの準備をして再挑戦するか、それはその人個人の考え方です。
本文中ではいろいろなことを申し上げましたが、まずは海外に出なければ始まりません。

・多少のお金を持ってとにかく海外に出る。
・稼ぐスキルが足りなければ、海外でスキルをつける
・お金がなくなれば現地企業でとりあえず働く
・だめなら日本に戻って稼ぐ&スキルを付ける

などの柔軟性を持つことも、一面として大切だと思います。

モラトリアムと考えるなら、ある程度楽観的な考えでも良いのではないかと思います。

海外ノマドには決まったスタイルがあるわけではありません。ひとそれぞれの海外ノマドを楽しめば良いのではないでしょうか。

そして、海外ノマドワーカーを卒業したら一生懸命働きましょう。人生100年時代という長い人生において、海外ノマドワーカーというモラトリアム期間があっても良いと思います。もちろん、一生を海外ノマドワーカーとして生きることも選択肢の一つかの知れませんけど。

また、定年退職者は残りの人生を楽しくノマド生活を送るということもありだと思います。ある程度のお金の余裕もあるはずなので、無理して働く必要もありません。ノマドワークは海外生活のスパイスくらいに考えると丁度よいかもしれません。

究極?定年後はのんびり海外ノマド生活がいい
最近、若者の間でノマド生活が流行っています。特定の職場を持たず、移動しながら仕事をするスタイル。でも実はノマド生活こそシニアにあった生き方だったのを知ってました?あなたも今からノマド生活ができちゃうんです。ご一緒にノマド生活を見てみませんか?

いずれにしても悔いのない生き方を送りたいものですね。

では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

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