【悲報!JT株大暴落】失敗事例に学ぶ、個別・高配当株投資の注意点

5.matome-77 お金・年金

・悲報!

 昨日(2/10)、JT株が大暴落しました。

 日本株の個別高配当株投資で繰り返す大失敗。まだ笑って許せる?金額なので、どうにかなっていますが、いい加減自分の投資スタンスに呆れてしまいます。

 今まで散々痛い目に合ってきているのに、今回もこの事態を予想できていなかったことにかなり失望しています。

 今回の事例を真摯に反省するとともに、今後の自分の投資スタンをを明確にするため、この記事を書いてみたいと思います。

 もし皆様のご参考になれば幸いです。

JT株が大暴落。またも繰り返す失敗とは

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 2月9日の15時、JT株の減配が発表されました。
 当然、翌日の株価は敏感に反応しました。

 -160.5円、-7.46%の大暴落。

 性懲りもなく、またやってしまいました。。。
 
 心のどこかに、まだ減配なんてしないだろう、という慢心がありました。
 考えてみれば、今の日本株で7%を超える配当は異常です。ダントツの配当1位ですから。業績と配当性向からみて、このまま現状の配当を続ければ、タコ足配当になることは見えていました。

 業績や配当性向をきちんとみていれば、この事態は予想できたはず。あえて、去年の12月に買い増しなどするのはあり得ない話です。

 「定期的に株価情報、企業業績状況、国や世界の経済状況をチェック」せよ!

 どこかで聞いたこの言葉が耳に痛い!

 こんな記事を書いているのに、実践できなかった自分が恥ずかしい!

【シニア注目!】老後の投資は高配当株投資に限るわけ
年金が少なく、これからの生活が不安だ。貯金自体はあるのだが、利息が少ないため少しずつ貯金を取り崩さざるを得ない。預金通帳を見るたびに貯金が減っていくのは心臓に悪い。お悩みはごもっともです。安定した生活を送るための方策を一緒に考えていきましょう。

今までの高配当株・失敗投資事例

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 株式投資には主に、キャピタルゲイン狙いとインカムゲイン狙いの2種類があると思います。
 私はある意味両方をやってきていますが、個別日本株のインカムゲイン狙い(高配当株)では失敗することも多くなっています。

 以下の日本株は高配当株狙いで購入したものの、株価はマイナスになり現在も保持している実例になります。(株価は2/10現在)
最近の株高にも関わらず、このていたらく。情けない限りです。

・キャノン
 購入株価:3,629円
 現在株価:2,378円
 損益(%) :-34.46%
 配当利回り:3.36%(実質2.20%)

・武田製薬
 購入株価:4,666円
 現在株価:3,715円
 損益(%) :-20.38%
 配当利回り:4.85%(実質3.86%)

・日本航空
 購入株価:3,583円
 現在株価:2,218円
 損益(%) :-38.10%
 配当利回り:無配(-)

・みずほ銀行
 購入株価:1,610円
 現在株価:1,506円
 損益(%) : -6.46%
 配当利回り:4.98%(実質4.65%)

 ※日本航空は、株主優待も含めた利回りを考えて投資

 もちろん、キャピタルゲイン狙いではないため、配当利回りが維持されていれば株価は多少下がってもまだ良いのですが、上記で我慢できるレベルの配当と元本はみずほ銀行くらい。JALの無配は論外でしょう。
(まあ、JALはコロナで致し方ない部分があるかと思いますが)

 高配当株投資で不労所得を狙った結果がこれでは、あまりにも寂し過ぎます。損切も含めて、自分の投資スタンスが問われる結果です。個別の株式投資は向いていないのかも。。。

 やはり、米国高配当株ETFがラクチンかも(為替リスクがあるけど)。

失敗の原因は何か

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 個別高配当日本株の失敗の原因はいくつかあると思います。
以下、3点について考えてみます。

購入時、企業業績を十分検討していない

 今回のJTは12月に買い増しをしていますが、企業業績を検討していないかというと、ちょっと微妙です。

 企業業績を見ていなかったわけではありません。業績が伸び悩んでいること、配当性向も年を追うごとに高くなり、このままでは危険であることは承知していました。

 でも、全体の配当金リターンを考えたとき、ガチガチの安全性だけでは、高配当を得ることは厳しいです。そこは、リスクをどう取るかということになります。

 今回(2/9)の減配は想定外ですが、ある意味長期的には確信犯でもあります。

買ったらほったらかしで、定期的な業績チェックを怠った

 これはまさににあてはまります。

 キャノンや武田薬品などは、業績が伸び悩む中、定期的な業績チェックをほったらかしていた面があります。

 自分で納得して放置であれば良いのですが、ほったらかしは良くありません。キャノンは配当金が多かったので、ある意味業績には目をつぶっていた面もありますが、定期的にきちんと評価し、対応すべきだったと思います。

 反省です。

個別株による高配当株投資のリスク対策をしていなかった

   ※米国ETF高配当株ファンドと違うことを理解すべき

 米国ETF高配当株ファンドのように、ファンド自体で銘柄を入れ替えてくれると、本当に助かるのですが。。。

 高配当株のリスクについては理解しているのに、そのリスクへの対策をしていなかった、ということに尽きます。つまり、仕組み的にリスクへの対応ができていなかった、ということ。

 長期保有が前提なので、定期的な業績チェックの仕組みを作るべきでした。例えば、各保有株の四半期決算ごとに、主要業績指標をチェックするなどの仕組みです。

 こうすれば、減配などの事象にある程度事前に対応することが可能だったかもしれません。

対策は?どうするべきか?

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 新規購入はいずれとして、まずは現状保持している高配当株について、定期的に分析を行うことが必要でしょう。
 また、保有株の入替えを前提に、高配当株の候補リストを定期的に作成していくこともする必要があります。
 月に1回は、以下の勉強を行いたいと思います。

既存保有の高配当株についてのチェック

・保有する高配当株全体のポートフォリオ表の作成

 現在も保有株の一覧表は作成していますが、活用ができていません。
単に、配当金を合計するだけのExcel表になり下がっています。
 全体の動向は、SBI証券のポートフォリオ表を見るだけでした。

 四半期決算のある月で十分なので、保有株企業の業績を分析できるポートフォリオ表の作成が必要でしょう。
 
 ・四半期売上高推移(前年同期比)
 ・四半期経常利益推移(前年同期比)
 ・配当金性向(※決算時)、など

新規購入候先についての検討

 定年退職後なので、新規銘柄をどんどん購入するわけではないですが、既存保有株の定期的な見直しに伴い、銘柄の入れ替えが必要なことが出てきます(私の塩漬け銘柄などが対象)。

 銘柄の入れ替えに備えて、以下が必要。

 ・配当金ランキング表を入手する。
 ・購入候補先企業を選ぶ
 ・購入候補先企業の財務分析をする

投資の勉強をする

 投資の勉強は継続する。投資の本を月1冊を目標に読む。

 YouTubeや投資ブログを読むののも有効かと。

まとめ

4.copewith-77

さて皆さん、いかがでしたでしょうか?

「【悲報!JT株大暴落】失敗事例に学ぶ、個別・高配当株投資の注意点」をご紹介しました。これから高配当株投資を行う上での参考になったでしょうか。

 さすがに、「今回は勉強になりました!」という歳ではないので、どうにかしないといけないと思ってます。
 年齢的には既に、お金を「増やす」フェーズから「守る」フェーズに移行しています。

 まずは、基本に立ち返り、個別株投資は難しいことを改めて肝に銘じます。また、高配当株投資だから「ほったらかし」で良い、ということはなく、定期的に企業業績をチェックしていくことも実践します。

 今度こそ、「失敗したー!」ということの無いように、しっかり行きたいと思います。

 まあ、うまく行かないから面白いんですけど。。。

 最後に、「定年後の投資戦略はこれで決まり!」という記事をご紹介して終わりにしたいと思います。ご参考になれば幸いです・

 では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。

(ご参考記事)

【鉄板!】定年後の投資戦略はこれで決まり!
来年65歳の完全定年になるのだが、定年後の生活が心配だ。ある程度の貯蓄はどうにかできたが、この低金利下でどう運用したら良いのかよくわからない。。。でもご安心ください。投資の考え方をしっかり持てば、リスクを回避して心穏やかに定年後を送れます。

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