・この記事がお役に立つ人
・生活費を積極的に削減させたいアクティブシニア
・浮いたお金で積極的に活動したいアクティブシニア
今年、各携帯キャリアで大幅な値下げがありました。これに対抗して新規参入の楽天モバイルや格安SIM携帯もお得なプランが続出しています。
今まで固定費として高止まっていた携帯費用を削減するまたとないチャンスです。どこが一番お得で、我々アクティブシニアの使い勝手が良いか見てみましょう。
アクティブシニアはなぜ携帯キャリアを選ぶのか?
定年後の収入には限りがある
我々アクティブシニアはやりたいことがたくさんあります。でも、収入は年金やアルバイト・副業など限りがあり、その中でうまくやりくりすることが必要です。
つまり、お金の使い方にメリハリをつける必要があるのです。また、そのよう一点豪華主義的にメリハリをつけて使うことはカッコいいものです。
そして最後はお金「ゼロで死ぬ」ことができれば本望ですね。
※最近話題の本、「DIE WITH ZERO」の解説記事は以下を参照してください。
携帯電話料金には大きな削減効果がある
このような、収入が限られた条件の元では、なんといっても生活費のうちの固定費を下げることが最も効果的です。
例えば、「保険料」、「車・車庫代」そして「携帯電話代」など。
これらは一度削減策を行えば、それ以降ずっと削減できるので効果抜群です。
そして今回その候補となったのが「携帯電話費用の見直し」です。
携帯電話はとても便利ですが、なんせ今までは費用が7~8千円もするなど、とても金喰い虫でした。2人の料金が一気に減ればとても効果的です。でも安いからと言って使い勝手が悪くなったら本末転倒です。
では、どのように使い勝手を維持しながら支出を下げられるのか、具体的に見ていきましょう。
携帯キャリア別の徹底比較!
概要:各社別の特徴(一覧表)
各社別の格安携帯電話プランの特徴をを以下にまとめてみます。
会社:プラン名 | プラン内容 |
---|---|
NTTドコモ:ahoma | 【データ通信:定額プラン】 20GB:2,970円 【国内通話】 5分かけ放題:0円 かけ放題:1,000円 |
KDDI:povo | 【データ通信:定額プラン】 20 GB:2,728 円 24時間使い放題: 220 円 【国内通話】 5分かけ放題: 550 円 かけ放題: 1,650 円 |
softbank:LINEMO | 【データ通信:定額プラン】 20 GB:2,728 円 3 GB: 990円(7/15発表) 24時間使い放題: 220 円 ※LINEはカウントフリー 【国内通話】 5分かけ放題: 550 円 かけ放題: 1,650 円 LINE同士は無料 |
rakuten:RAKUTEN UNLIMITED Ⅵ | 【データ通信:段階定額】 0~1GB :0 円 1GB超~3GB :1,078 円 3GB超~20GB :2,178 円 20GB超~無制限:3,278 円 【国内通話】 かけ放題:0円 (RAKUTEN Link使用) |
IIJ mio:ギガプラン 20GB | 【データ通信:定額プラン】 20GB:2,068円 docomo回線 音声通話SIM付き 【国内通話】 誰とでも3分、家族と10分かけ放題:660円/月 |
携帯キャリアの比較ポイント7選
各社別一覧をだされても、それだけではよくわかりません。携帯電話の料金プランほど複雑怪奇ですぐ変わるものはありません。我々シニアには理解しがたいものの一つでしょう。
そこで、これから7つのポイントに絞って各社別に比較してみます。どれがいちばんお得か、自分に合っているのかをよーくご確認ください。
・比較ポイント1:データ通信使用量による料金(20GBで比較)
△ KDDI(povo) →20GB:2,728円
△ softbank(LINEMO)→20GB:2,728円
(※ 3GB:990円(7/15発表))
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ)→20GB:2,178 円
(※1GB:0円、3GB:1,078 円、無制限:3,278 円)
〇 IIJ mio(ギガプラン)→20GB:2,068円
まずは各社が競合するデータ通信量20GBでの比較です(普通、我々はこんなに使用しませんけど)。
楽天にRAKUTEN(UNLIM-Ⅵ)と、格安SIMのIIJ mio(ギガプラン)が20GBで2,000円程度といい勝負。大手3キャリアは3,000円近い。
シニアが連絡用としてLINEを使ったり、ポケモンGoで遊んだりするくらいであれば、データ通信量は月に1GBまたは3GB以内に抑えることは可能でしょう(自宅ではWiFiを利用する)。そうできたら携帯料金が0円、これはまさに衝撃的です!
→実用面からは、RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ)がベスト!ですね。
(※1GB以下なら0円、3GB以下なら1,078 円となる)
・比較ポイント2:電話のかけ放題
✖ KDDI(povo) 5分以内通話:550円/月
✖ softbank(LINEMO) 5分以内通話:550円/月
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) RAKUTEN-LINK使用で無料
✖ IIJ mio(ギガプラン)なし(有料)
少なくなったとはいえ、我々シニアはまだまだ電話を掛ける機会は多いものです。
電話かけ放題はdocomo(ahoma)と楽天(UNLIM-Ⅵ、RAKITEN-LINK使用)。softbank(LINEMO)はLINE電話かけ放題(データ量はノーカウント)だが、普通の電話には掛けられないので✖。
・比較ポイント3:海外での使い勝手(データ通信)
✖ KDDI(povo) なし(今後対応予定)
✖ softbank(LINEMO) 有料
△ RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 2GB無料(超過後低速)
✖ IIJ mio(ギガプラン)音声通話、SMSのみ
老い先短い我々は海外でパアーっと遊びたいものです。そのとき使ってる携帯がそのまま使えたら超便利です。
海外ローミング(データ通信)が無料になるのは、docomoと楽天。
docomoは20GBまで海外ローミング無料だが15日経過以降は128kbpsになる。楽天は2GBまで無料で使え、超過後は128Kbpsになる。楽天は使用可能量が少ないので△。
KDDI povoは今後対応予定なので現状は✖。softbank(LINEMO)は有料。IIJ mioは海外での音声通話、SMSのみ対応。データ通信は対応していない。
なお、楽天モバイルは海外から日本に電話が無料(RAKUTEN-RINK使用時。日本からは有料)なのもポイントが高いですね。
・比較ポイント4:ポイントがたまるか
△ KDDI(povo) ponta(au PAYカード作成要)
✖ softbank(LINEMO) なし?見当たらない
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 楽天ポイント
✖ IIJ mio(ギガプラン)なし
ポイントを貯めるのが目的になったら本末転倒ですが、ポイントが貯まるのは嬉しいものです。
docomo(ahoma)はdポイントがたまる。KDDI(povo)の場合、au PAYカードを作成するとpontaポイント。楽天は当然の楽天ポイントが貯まる。
✖ softbank(LINEMO)は明確なポイント関係の記載なし。
・比較ポイント5:他サービスとの合わせ技(光回線)
✖ KDDI(povo) なし
✖ softbank(LINEMO) なし
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 楽天ひかりが1年間無料!
△ IIJ mio(ギガプラン)ひかりとセット割で660円引き
携帯電話の契約と他のサービスの合わせ技でお得になったら嬉しいですね。
他サービスとの合わせ技キャンペーンをやっているのは、楽天モバイルとIIJ mioのみ。
楽天モバイルは楽天ひかりとの同時契約で楽天ひかりが1年間無料。IIJは同時契約で月額660円割引となる。IIJは割引金額が少ないので△。
ちなみに、LINEMOはソフトバンク光のおうち割光セットの対象外である。
楽天モバイルと楽天ひかりのコラボキャンペーンは以下の記事を参考にしてください。
・比較ポイント6:携帯電話特別キャンペーン
〇 KDDI(povo) 対象機種が最大22,000円割引
✖ softbank(LINEMO) なし
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 1円携帯キャンペーン
〇 IIJ mio(ギガプラン) 乗換時1円キャンペーン
スマホを買い替えたいときにはとても助かります。
契約に合わせて携帯電話割引をするのは、KDDI(povo)とRAKUTEN(UNLIM-Ⅵ)のみ。IIJは他社からの乗換時に初期費用が1円のキャンペーンを8/31まで実施中。
あとの会社は特にキャンペーンはやっていない。ただ、ドコモは防衛戦略なのか、ahoma契約者に対してdポイント7,000ptを付与する。そのため△とした。
・比較ポイント7:事務手数料
〇 KDDI(povo) 無料
〇 softbank(LINEMO) 無料
〇 RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 無料
△ IIJ mio(ギガプラン)有料(キャンペーンで削減可)
大手3キャリアと楽天が事務手数料無料。ここは横並びですごいことになっています。
格安SIMのIIJ mioは事務手数料3,000円+SIMカード発行手数料が数百円かかります。
ただし、そこはIIJも考えていて、初期費用1円キャンペーンを実施していて(複雑)、実質はSIMカード発行手数料の400円強で済みます(eSIMは220円)。
アクティブシニアシニアにお勧めの形態キャリアはここだ!
各社別総合ポイント結果発表!
総合ポイント
(〇:2、△:1、✖:0)
KDDI(povo) 6 ポイント
softbank(LINEMO) 3 ポイント
RAKUTEN(UNLIM-Ⅵ) 12 ポイント
IIJ mio(ギガ) 6 ポイント
軍配は楽天モバイル。結局、楽天モバイルで決まり!
docomo(ahoma)も結構頑張っているといえるでしょうが、これはどうみても楽天の一人勝ち。
楽天モバイルの申込み(公式)はこちらからどうぞ!
楽天モバイルについてもっと詳しくお知りになりたいときは、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【徹底比較】アクティブシニアに最適な携帯キャリア、どこが本当にお得なのか?
」をご紹介しました。
定年後の生活費見直しでお困りの方々に、少しでもお役に立てましたでしょうか。
今年は携帯キャリア大手3社が一斉に値下げをして、いわゆる格安携帯元年といえます。
このような状況で浮かれることなく、どこが自分にとって一番お得なのをきちんと見極めたいものです。
我々シニア世代にとって、楽天モバイルの携帯電話代が「0円」になるというのは、とても衝撃的です。0円の条件である、データ通信量 月1GB以下など我々シニア世代であれば普通に達成できそうです。
これで、ご夫婦で月1万円弱の生活費が削減されるのであれば、これから長い定年後の生活をしていくのに強い味方になることでしょう。
もう一度申し上げますが、申し込むだけなら「タダ」、1円もお金がかかりませんので、今すぐ下の公式サイトから申し込みましょう。
1日でも早く申し込めばそれだけ生活費削減が実現します。
皆様の生活費費削減が成功しますようにお祈り申し上げます。
グッドラック!
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
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