・得する話とは?
「楽天経済圏」という言葉をお聞きになったことはありますか?
数あるポイント・プログラムの中で最も強力なプログラムであると言われています。
通常のポイントプログラムであれば、お得になるのはせいぜい数百円から数千円くらいですが、「楽天経済圏」だと年間数万円からやり方によっては十万円以上もお得になるというものです。
ポイントプログラムにあまり抵抗がないようであれば、ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
ただ、楽天経済圏の仕組みは非常に複雑なので、今回は楽天経済圏の概要をご説明し、別の記事で具体的なご説明をさせていただきます。
楽天経済圏とは何か?
「楽天経済圏」とは楽天が提供する各種サービスが構成する経済圏のことです。
日常生活で出来る限り楽天サービスを使ってポイントを貯め、その貯めたポイントを楽天のサービスで使って生活することです。
例えば以下のような感じです。
・楽天カードを使って生活品を楽天市場で買い物をする
・楽天銀行や楽天証券でお金を増やす(貯金、株式投資)
・楽天モバイル、楽天ひかりなどのネットを使う
・楽天でんきやガスを使う
・楽天保険に入る
これらでどんどんポイントが溜まります。
それらのポイントを使って、スマホや電気、ガス、カードの支払いにあてていく。
そして気が付けば、楽天だけのサービスで生活している、というものです。
これが「楽天経済圏」で生活する、と言われるものです。
楽天経済圏に移行するメリット、デメリット
世の中には様々なポイント・プログラムがあります。今回はその中で「楽天ポイント」をベースとした、楽天経済圏をご紹介しています。もちろん、この「楽天経済圏」に合わない方もいらっしゃると思いますし、現に「楽天経済圏」で生活したけど、止めたという話もたまに聞くのは事実です。
では、具体的に楽天ポイントを使った「楽天経済圏」で生活するメリット・デメリットを見ていきましょう。
楽天経済圏に移行するメリット
それではまず、「楽天経済圏」に移行するメリットについてみてみましょう。
メリットは大きく以下の3つになります。
・ポイントがザクザク貯まる
まず、「楽天経済圏」に移行して生活すると、楽天ポイントがたくさん貯まる、ということです。
なかでも、SPU(スーパーポイントアッププログラム)をうまく活用すれば、最大でポイントが16倍になります。
※もちろん、各種制限はありますが。。。
・ポイントの使い道が豊富
いくらポイントがたくさん貯まっても、使い道がなければ意味がありません。でも、楽天ポイントには幅広い使い道が用意されているので安心です。
例えば、各種楽天サービス(モバイル、でんき、など)で使うとか、多数ある楽天ポイント加盟店(飲食店、スーパー、コンビニなど多種)で使うことができます。
・会員ランクアップで豪華特典が受けられる
楽天経済圏では会員ランクを上げるほどお得なサービスが受けられます。
ランクは以下のとおりです。
・ダイヤモンド:楽天クーポン/優待ニュース/誕生月700ポイント
・プラチナ :優待ニュース/誕生月500ポイント
・ゴールド :誕生月300ポイント
・シルバー :誕生月100ポイント
・レギュラー:なし
楽天経済圏に移行するデメリット
楽天経済圏の主なデメリットとは「楽天に依存するレベルが高すぎる」ということです。
ポイントが欲しいがために、無理に生活の基盤を「楽天経済圏」に移行することにより、以下のデメリットが発生します。
・一部のサービスで多少不満があっても、我慢してしまう
楽天のサービスがあまり満足できるレベルでないのに、ポイント獲得のために我慢してしまうということです。
他で魅力的なサービスがあっても、そちらに乗り換え出来ないことになります。
もちろん人により、ポイントとサービス・レベルがどこで釣り合うかは違いますので、各自で判断するところでしょう。
・いつもポイントを考慮して行動・判断の自由が狭まる
これもありがちですが、まず、ポイント獲得が行動・判断の最優先事項になるということです。
自分の気持ちより、ポイント獲得が優先されるため、本当に生活の満足が得られるのか怪しくなってきます。
まあ、ゲーム感覚で楽しめるて、生活に問題なければそれはそれでありだとは思います。
・ポイントを稼ぐために多くの時間を使ってしまう
これが最大のデメリットでしょう。
あまりにもポイントに拘りすぎると、貴重な時間の多くをポイントを稼ぐために費やすことになります。
これはポイント・システムを使い倒すうえでは、本末転倒です。
我々に残された時間は多くないので、貴重な時間を無駄使いしないようにしたいものです。
楽天経済圏の仕組みと考え方
ある程度で折り合いをつけることが肝心
楽天経済圏で得する方法はとても複雑です。
楽天側でも、簡単にどんどんポイントをバラまいたらとても商売になりません。
ですから、確かに最大ではxx倍のポイントにはなりますが、そこに到達するためには、いろいろな登録をしたり、常に楽天のホームページをチェックして、気にしていないとできないなど、非常に手間がかかるようになっています。
これを全部完璧に実行するのは得策ではありません。
時間単価(労力)を考えた場合、割に合いません。だいたいのところで折り合いをつけることが、気持ちよく楽天経済圏を過ごすキモと言えるでしょう。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは?
SPUとは、楽天ポイントの倍率を物凄く引き上げるプログラムのことです。
SPU対象のサービスに加入することで、楽天ポイントの倍率を通常1%のところ最大16%にまで引き上げることが出来ます。
楽天ポイントを貯めるにはまずSPU(スーパーポイントアッププログラム)に加入しましょう。
例えば、楽天経済圏に入ると以下のようになります。
・楽天カードと楽天銀行の口座を作る(1倍)
・楽天カードの引き落とし先を楽天銀行の口座に設定(+2倍)
・楽天市場の「お買い物で通常使うカード」は楽天カードを登録
例えば、楽天市場でお買いものをして還元されるポイントは以下のようになります。
基本ポイント還元(1倍)
楽天カードを使って楽天市場でお買い物(+2倍)
楽天銀行口座から楽天カード引き落とし(+1倍)
——————————————
合計 4倍
これだけで、楽天市場でのお買いものがポイント4倍(ポイント還元率4.0%)になります。
※SPUの詳細については別途の記事でご説明します。
キャンペーンを活用でポイントを大量ゲットする
楽天市場のキャンペーンを上手に活用すれば、年間で10万ポイントためるのも夢ではありません。
お得ななキャンペーンは以下の3種類です。
・お買いものマラソンでポイント最大10倍
毎月1回もしくは2回、1週間程度開催される「お買い物マラソン」が最大ポイント10倍になります。ただ、ショップ買い回りということで、10店舗買い回りで10倍になります。また、ポイント獲得上限もあります。
・毎月5と0の付く日でポイント5倍
お赤いものマラソン期間中の5か0の日を狙うとポイントがもっとお得になります。(単純に15倍にはならないのですが。。。)
・楽天スーパーセール、超ポイントバック祭
不定期に開催されるポイントアップ・キャンペーンです。
ただ、ここまで視野にいれると、常時楽天ポイントを気にしておかないといけなくなり、本末転倒な気がします。また、そのとき本当に欲しいものがあるかも分かりませんし、ただ煽られて無駄使いはしないようにしたいですね。
ポイントには有効期限と獲得上限がある
・ポイントには有効期限がある
デメリットというより注意点となります。
楽天ポイントには2種類のポイントがあり、それぞれに期限があります。
通常ポイント:一年間有効。期限内に1度でもポイント獲得すれば延長される
期限限定ポイント:SPU経由で獲得したポイントは、翌月末日まで有効
・ポイントに獲得上限がある
楽天経済圏に入るときに注意したいのが、ポイントの獲得上限です。
「対象サービスごと」にポイントの月間獲得上限を設けています。
楽天経済圏に移行する方法
楽天経済圏へどのように移行していくかは、別の記事で詳細を書きたいと思います。
ここでは概略どのようにするのかを記載したいと思います。
楽天経済圏に移行するためには、まずポイントを貯めやすくする、SPUのベース設定を行うことから始めます。
基本設定部分を行っておくことで、以下のようにポイント倍率が増えていき、知らず知らずにポイントが貯まるようになります。
・基本設定部分(必須)
1.楽天銀行に口座を作る(引き落としで +1倍)
2.楽天カードを作成する(カード利用で +2倍)
※プレミアムカードであれば、さらに +2倍)
3.楽天モバイルの申し込み(利用で +1倍)
4.楽天証券の投信・ETF積立て(利用で +1倍)
基本設定 – オプションです
1.楽天市場アプリでのお買い物(+0.5倍)
2.楽天ひかり(+1倍)
3.楽天でんき(+0.5倍)-もうすぐ終了
・各利用時にポイントアップ
6.楽天Koboでの利用 (利用で +0.5倍)
7.楽天ブックスの利用 (利用で +0.5倍)
8.楽天トラベルの利用 (利用で +1倍)
9.楽天保険+楽天カード(利用で +1倍)
10.楽天ビューティー利用(利用で +1倍)
・その他ポイントアップ(ふつう使わない)
・楽天Pasha (利用で +0.5倍)
・Rakuten Fashion アプリ(利用で +0.5倍)
・Rakuten パリーグ Special(加入で +1倍)
・その他ポイントが貯まる
ふるさと納税(これは利用価値大!)
各種楽天セール
楽天ファッション
楽天TV
いずれにしろ、ある程度で折り合いをつけて、無理にポイント・ゲットに走らないことが長続きするコツではないでしょうか。
詳細は以下の記事をご参照ください。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「【こんなに得する!】楽天経済圏に移行して年間6万円~10万円の不労所得を得る方法(入門編)」をご紹介しました。これか「楽天経済圏」に移行する上での参考になったでしょうか。
楽天ポイントの仕組みは非常に複雑です。
ポイントを貯めて得をしたいのはやまやまですが、あまりポイントに拘り過ぎると、ご自分の生活自体がポイントに振り回されて楽しくなくなる可能性があります。
こうなったら本末転倒なので、楽天経済圏への移行はよく考えて、また移行するにしても無理のない範囲ですることが肝要かともいます。
楽をしてお得になれれば、それが一番よいですね。
「楽天経済圏」への具体的な移行手順については、以下の記事を参考にしてください(再掲)。
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
コメント