・お悩み
やっと年金で生活できるくらいに生活費をスリム化できた。
貯金自体はそれなりにあるので、ある程度の金額を運用して小遣いくらいにはしたいものだ。でもこの低金利のため、利息はスズメの涙。何か良い方法はないものだろうか?
お悩みはごもっともです。
リスク資産はなるべく持たないのが老後の王道ですが、余裕資金であれば、NISAを使って投資をしてみてはいかがでしょうか?
NISAを始める前に
・NISAとは
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
・NISA(一般NISA)と積立NISAの違いを知ろう
一般NISAとつみたてNISAはどちらかを選択する必要があります。
・一般NISAは毎年120万円、5年間で最大600万円。
・つみたてNISAは毎年40万円、20年間で最大800万円。
もう、当然一般NISAで決まりですよね。
20年なんて待てませんから。その上、つみたてNISAは積立しかできないので、個別に優待株や高配当株など、シニアに美味しい株が買えません。
「つみたてNISA」は子供たちに任せましょう。
・リスク許容度を確認しよう
NISAを始める前にご自分のリスク許容度を確認しましょう。
NISAは元本保証の商品への投資ではありません。そのため、将来の生活資金を投資をしてはまずいことになりかねません。
必ず余裕資金の投資であることを確認しましょう。
NISAの始め方
NISAを始めるには、まず証券口座が必要です。
何はともあれ、証券口座を開設しましょう。すべてはここからです。
(間違っても、銀行と取引があるからといって、銀行でNISA口座を作らないようにしましょう!)
証券口座を開設する
証券口座を既に持っている方は関係ありません。次へ進みましょう。
もし、証券口座をお持ちでない方は、すぐにに口座開設を申し込みましょう。
大手証券会社は止めて、ここはネット証券一択です。
以下の記事をご参考に、まずは口座開設から着手しましょう。
NISA口座を開設する
次は、NISA口座を開設しましょう。
証券口座とは別にNISA口座を開設する必要があります。
手続きは、各ネット証券会社の指示(画面の指示)に従ってください。
※まちがっても銀行などででNISA口座を開設することのないように!
ボッタクリ投信を買わされる危険があります!
ポイントは以下の2点。
・配当金受領方式を「株式数比例配分方式」にする。
・他の証券会社に口座がある場合は、そちらの配当金受領方式も「株式数比例配分方式」に変更する。
→全ての証券会社の受領方式を合わせないと、「株式数比例配分方式」になりません。
※私がこれで失敗しました。。。(無念!)
購入する株式、投資信託を選ぶ
購入するとき、NISA預りであることを確認する
まちがって一般預りにしてしまうと、配当金に税金がかかってしまいますので気をつけましょう。
何の株式、投資信託 or ETF にするかはご自由です。
こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
できれば、ほったらかしに出来るものが、血圧が上がらず良いかと思いますが。。。
株式・投資信託・ETFを購入する
まず、証券口座に資金を振り込みましょう。
銀行口座から即時の振り込みができりょうになっています。
次は、実際の株式・投信やETFの購入です。
購入方法は、指値、成り行きがありますが、まずはトライしましょう。
配当金を得る
配当のある株式であれば、そのうち配当があります。
優待もあれば楽しみですね。
ETFであれば、各期末に配当があるでしょう。
毎日チェックは不要、でもほったらかしはNG
購入する銘柄にもよりますが、株価を毎日チェックするのは体によくありません。
たいした金額でもないのに、毎日の株価で一喜一憂しても仕方ありません。
ただ、勉強のために株価をチェックして、経済と株価がどのように動くのかを学習することは非常に有益かと思います。
毎日が勉強でボケ防止になるかと。
くれぐれも強欲はかかないようにしたいですね。
まとめ
さて皆さん、いかがでしたか?
「今からでも遅くないNISAの始め方(2021年版)」をご紹介しました。これからNISAでの投資を始める上での参考になったでしょうか。
まずは、少額からでも始めることが肝心かと。
何事も始めてみないと身に染みて分かりません。投資も同じです。
そのためにも、リスク許容度を設けて、まずは少額から始めることがよろしいかと思います。
くれぐれも血圧が上がらないようお気を付けください。
最後に、おススメの株の教科書をご紹介して終わりにしたいと思います。もし、少し株の勉強でもしてみたいという方がいらしたらどうぞ。ご参考になれば幸いです・
では、明るく、楽しく、前向きに、毎日をお過ごしください。
(ご参考)
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世界一やさしい 株の教科書 1年生
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